こんな記事も読まれていますスポンサードリンク 手指の変形性関節症は、どの関節に軟骨のすり減りが生じるかによって、3つの病気に別れます。 第一関節 ヘバーデン結節; 第二関節 ブシャール結節; 第三関節 母指cm関節症; と言います。それぞれの症状や特徴、原因、対処法について見てみましょう。 指の第1関節(dip関節)が変形し曲がってしまう原因不明の疾患です。第1関節の背側の中央の伸筋腱付着部を挟んで2つのコブ(結節)ができるのが特徴です。この疾患の報告者へバーデンの名にちなんでヘバーデン結節と呼ばれています。 健康を大切にしたい方へ贈るひとりごと無断転載はお断りします。引用される場合は記事の一部のみに限り、必ず記事タイトルで出典リンクをつけてください。Copyright ©lady-jhones All rights reserved.引用をストックしました引用するにはまずログインしてください引用をストックできませんでした。再度お試しください限定公開記事のため引用できません。
へバーデン結節とは、指の変形性関節症の一種で、指に現れる病気のことを言います。特に40代以降の女性に多く発症し、男性で発症するのはかなり少ないです。今回はその症状や原因、治療法まで詳しくお伝えしていきたいと思います! 手の指が曲がったり、関節の一部がコブのように腫れてしまうことがあります。 しかし、この指の変形を見て、関節リウマチと思って来院される方もあります。 今回このページでは指の変形性関節である「ヘバーデン結節」と「ブシャール結節」についてご紹介したいと思います。 変形性関節症 変形性関節症は、手指が痛む代表的な病気です。軟骨が減り関節が緩んだり、関節の変形が生じたりします。 指の第一関節に生じるものを「ヘバーデン結節」、第二関節に生じるものを「ブシャール結節」と呼びます。
レントゲンを撮ってみると、左の薬指の第2関節の部分は骨の棘が出ていて、変形性関節症の所見が見られました。 ヘバーデン結節・ブシャール結節は関節リウマチとは違います。ですので、それほど心配なさらなくても良いのです。この2つの病気で一番の問題点は見た目です。しかし、痛みなども無く、見た目を気にしなければ、さして日常生活で問題になることはありません。また、曲げ伸ばしで痛みがある場合はテーピングを行って対処することもできます。指が変形してきて関節リウマチではないかと心配になった場合には、どんな病気でも、その病に合った対処を行うことが前の記事次の記事Copyright © 古東整形外科・リウマチ科 All Rights Reserved.Powered by
2.変形性関節症とはどのような病気ですか? 80歳になると8割の人がどこかの関節に変形性関節症を持つと云うことは、明らかにされています。 最もポピュラーなのが手指の変形性関節症(ヘバーデン結節)ですが、膝に水の溜まる病気の大部分は膝の変形性関節症です。 手指の痛みを招く代表的な病気に、変形性関節症があります。女性に起こりやすく進行することが多いので症状が軽いうちに受診して対処することが重要。痛みや変形が現れる場所により3つの病気があり、それぞれの特徴や対処についてお伝えします。膝などに起こる変形性関節症はよく知られていますが、手指の関節にも発症します。指関節の骨を覆う軟骨がすり減って、指に痛みや変形が現れます。ヘバーデン結節、ブシャール結節、母指CM関節症の3つがあり、いずれも女性に多い病気です。女性は男性に比べて関節や人体が軟らかいため、手指の関節に負担がかかりやすいこと、女性ホルモンの影響もありえると考えられています。手指のトラブルを招く病気には、他に手指は日常生活でよく使う部位の一つなので、これらの病気により痛みなどの症状があると、日常生活に支障が生じることもあり、また手指の病気は進行することが多いので、早めの対処が大切です。手指の変形性関節症は、どの関節に軟骨のすり減りが生じるかによって、3つの病気に別れます。と言います。それぞれの症状や特徴、原因、対処法について見てみましょう。 ヘバーデン結節・ブシャール結節の病態は、ほぼ同じです。初期は、物を掴んだりパソコンのキーボードを操作したりするときに、軟骨のすり減りが生じた関節に痛みが現れます。放置していると、指を使う動作をするときに痛むことが多くなり、更に進行すると指を動かさなくても痛みが現れるようになります。手指の関節に、見ための変化も起こります。軟骨のすり減りが進むと、指関節の骨同士がぶるかり、関節の周囲に「骨棘(こっきょく)」と言うトゲのようなものができ、関節が太く見えるようになってきます。また、関節が不安定になったり、指をまっすぐに伸ばせなくなる場合もあります。変形した関節上の皮膚に「粘液嚢腫(のうしゅ)」という水ぶくれのようなものができることもあります。 どちらも左右対称に起こりやすく、どの指にも起こる可能性があり、場合によってはすべての指に発症することも。ヘバーデン結節とブシャール結節はそれぞれ単独で起こることもありますが、両方を発症することもあります。第二関節に起こるブシャール結節は、関節リウマチと間違われることもありますが、関節の膨らみを触ると、と言う違いがあります。診断にはX線検査が必要です。関節リウマチとの識別のために、血液検査などを行うこともあります。 ヘバーデン結節・ブシャール結節が起こる原因は、まだはっきりわかっていません。遺伝的な体質、関節を支えている靭帯の緩みなどが関係していると考えられています。 ヘバーデン結節とブシャール結節では、関節の働きに違いがあるので対象法が異なります。第一関節は動きを制御する働きがあり、関節が固まってもあまり不便は生じませんが、第二関節は固まってしまうと非常に不便になるので、動かすことも重要です。 テーピングで第一関節の動きを制限し、痛みを軽減します 関節が固まってしまうと手が使いにくくなるので、できるだけ動かしますどちらの場合も、寒い季節には手袋をはめて手指を温め、血行を良くすることが大切です 母指CM関節症は40歳代以降の女性に多い病気で、親指の第三関節に痛みが現れます。CM関節は他のて関節より平坦な構造をしているので、軟骨がすり減ると骨が外側にずれていきます。進行すると関節が外れかかった状態(亜脱臼)を招きやすくなり、親指と人差し指の感覚が狭くなってしまうので、絞る、つまむ、回すなどの動作が困難となります。 母指CM関節症が40代以降の女性に多いのは、そこに軟骨のすり減りが生じ、関節がずれやすくなるためだと考えられています。母指CM関節症も診断にはX線検査が必要です。 母指CM関節症は対立装具を使ってCM関節の動きを制限し、親指を少し広げた状態に保ちます。原則として1日24時間、固定したままにしておきます。対立装具は医療機関で処方されます。 親指を立てるように固定する装具です。親指の負担が少ない状態を保つことができ、2~3ヶ月間固定すると、次第に関節が安定し、痛みが治まってくることが多いです。装具で固定しても年単位で痛みが続く場合は、手術が検討されることもあります。関節の両側の骨を少し削って隙間を作り、そこに手首の腱の一部を移植して、関節を再建するなど、幾つかの方法があります。 変形性関節症以外で手首や手指の関節などの痛み、しびれがある病気についての過去エントリです。手指の変形性関節症は、痛みが治療の目安となります。痛みが強いときは前述のような対処が必要となりますが、痛みが強くない場合は、関節に変形があっても、積極的に動かして問題ありません。何れにせよ、早めに受診し対処することは必要です。「Anのひとりごと」~今日も1ページ