南林間愛育病院での出産のうち、約8割が硬膜外麻酔による無痛分娩だそうです。 出産は痛みが少なくラクなほうが良い・・・そう思って、無痛分娩の説明を聞きましたが、迷いました。 こんにちは、めぐろっこです。 今回は愛育病院の入院生活8日間の食事をまとめて紹介していきたいと思います。 愛育病院の食事は、健康的で美味しいと噂ですよね。出産予約をしたときには「愛育病院のレシピ」というレシピ本を貰ったくらいなので、愛育病院は食事に自信を持っているのでしょう。それでは写真を公開していきます。 【1日目(出産当日)朝】 LDR室にて。出産中にも食事が出るとは知りませんでした。朝食やお菓子を大量に買い込んできてたので私は食べることができず、旦那さまに食べてもらいました(笑)あと陣痛が1分間隔になると痛みも相当になっていて、とても食事を摂る余裕はなかったです。なぜか食べ物が胃に入ると陣痛の痛みも増していました。 【1日目(出産当日)昼】手術中なのでナシ。 【1日目(出産当日)夜】帝王切開なのでナシ。水分もNG。 【2日目(出産翌日)朝】帝王切開なのでナシ。水分はOK。※水分はたくさん摂れって言われたけど、自分で買わないといけなかった。ペットボトルの水を支給してくれたら嬉しいのになぁ。談話室に自動販売機があるので水を買えるけど帝王切開の手術をした人は自力では買いに行けないので、看護スタッフに代わりに買って来てもらうしかありません。 【2日目(出産翌日)昼】手術後はじめての食事!流動食。お湯のような粥からスタートです。 【2日目(出産翌日)夜】ひきつづき流動食だけど、昼よりも格段にレベルアップします。 【3日目朝】まだ通常食ではないけど、だいぶ通常食に近づいてきました。 【3日目昼】この日から通常食。噂に違わぬヘルシーな食事。ちなみに昼食と一緒に3時のおやつも出てくる。最初はオヤツと気付かずデザートだと思って食べ尽していた。廊下の張り紙に書いてあるのを見て、ようやくオヤツだと気付く。。 【3日目夜】ヘルシー。ちょっと量が少なく感じるかも。 【4日目朝】朝はパン食みたいです。まぁ普通。 【4日目昼】オヤツとデザートは鉄分を摂れる系のものが多いみたい。 【4日目夜】貧血と判断されたため、この日から貧血食に変更。デザートが鉄分系に変更されることが多いようです。 【5日目朝】シンプルな朝食です。 【5日目昼】昼食にハンバーガーって面白いですね。美味しかったです。 【5日目夜】揚げ物も出るんですね、美味しかったです。 【6日目朝】パンとシリアル。 【6日目昼】焼きそば。 【6日目夜】お肉。 【7日目朝】シンプル朝食。 【7日目昼】芋ごはん。 【7日目夜】魚のホイル焼き。 【8日目朝】退院の日です。退院準備で忙しかったので、この日だけ写真を撮り忘れました(;;) 帝王切開なので入院日数が多かったですね。帝王切開のため数日は流動食、貧血のため数日は貧血食になっていましたが、通常の場合は下表のような献立になります。火曜と金曜は1500円/回プラスすると少し豪華な食事になるそうです。 セレブ病院と言われますが、お祝い膳みたいなものは一切なかったです。豪華な食事が出る病院が羨ましかった。。あくまでも健康重視なヘルシーご飯が続きました。めぐろっこ。目黒区在住30代。男児1歳の母。愛育クリニック@広尾で妊婦健診に通い、愛育病院@田町で出産。無痛分娩のつもりで愛育病院を選んだが、最終的には自然分娩→帝王切開に。別ブログで東京23区の保活情報をまとめています。めぐろっこ。目黒区在住30代。男児1歳の母。愛育クリニック@広尾で妊婦健診に通い、愛育病院@田町で出産。無痛分娩のつもりで愛育病院を選んだが、最終的には自然分娩→帝王切開に。別ブログで東京23区の保活情報をまとめています。 愛育クリニック@広尾で妊婦健診に通い、愛育病院@田町で出産。無痛分娩のつもりで愛育病院を選んだが、最終的には自然分娩→帝王切開に。 別ブログで東京23区の保活情報をまとめています。 保活ま …
越後谷 朋子(えちごや ともこ) 秋田大学医学部卒業後、横浜市立病院、済生会南部病院 横浜市立大学医学部産婦人科助手などを経て 堀病院にて25年間周産期医療をメインにする傍らartを担当 2年ごとに子供を産む予定だったのが、そんな私達が、第二子を考え出したのは、息子が幼稚園年中組に入園して、少し手がかからなくなったことと、はっきりと「兄弟がほしい」と言われたためでした。 比較的早く、第二子(次は女の子)を授かることができました。妊娠中の検診と出産は、自宅から徒歩でいける距離にあった神奈川県 大和市 南林間の愛育病院でした。少し離れたところに市民病院があり、そちらのほうが検診費用・出産費用が安かったので迷ったのですが、車の無い私達は、徒歩で通える病院のほうが便利でしたし、愛育病院には、診察中に無料で子供を見てくれるキッズルームがあったため選びました。 しかもこちらの病院、無痛分娩を推奨しているところで、先生のお話では日本で一番無痛分娩を扱っているとのこと。静岡県から高速道路を利用して来る方や、在日米軍兵の奥さんが出産医院として利用するんだとか。南林間愛育病院での出産のうち、約8割が硬膜外麻酔による無痛分娩だそうです。出産は痛みが少なくラクなほうが良い・・・そう思って、無痛分娩の説明を聞きましたが、迷いました。無痛分娩は、息子出産時に陣痛促進剤を使用し、予定量の半分くらいで過強陣痛になってしまった私にとって、できれば使用したくない薬剤でした。けれども、その不安を取り去ってくれたのは、担当医師の丁寧な説明でした。カルテに、前回の出産で陣痛促進剤を使用して辛い目にあったことを記載し、量を調節しながら投与するので大丈夫ですよ、と安心させてくださいました。付け加えて、分娩日を決められる計画出産は、幼稚園児がいる我が家にとってメリットが多い方法でした。 妊娠36週以降の毎週の検診結果から、お産に適した時期を計算してもらいます。私は月曜日に分娩することになったので、前日のお昼過ぎに入院しました。できれば陣痛促進剤を使いたくなかったので、分娩予定日一週間前から「月曜日にスルンって生まれてきてねー。お願いよ~~。できれば陣痛促進剤使う前に、陣痛来てくれないかなーー・・・」 息子を出産したクリニックは個室入院でしたが、愛育病院は入院費用がちょっと割高な上、計画無痛分娩は追加料金が10万円くらいするので、部屋使用料金がかからない5~6人部屋に入院しました。南林間愛育病院の個室は一泊2万円です。5日入院すると、部屋代だけで10万円。結構な出費ですが大人気で、個室に空きはほぼありません。分娩前日の処置は、分娩監視装置で胎児の心拍パターンと子宮の収縮状態を確かめます。その後、内診で子宮口の開きを見てもらいます。(膣に指を入れて子宮口の開きを見る)結果は「うーん・・・微妙だなぁ。ミニメトロがいらないような、いるような・・・。一応、入れておきましょうかね」とのことでした。 ミニメトロとは、生理食塩水が入った小さなゴム風船で、子宮口を広げる役割を持っています。挿入する時は全く何も感じなかったのですが、1時間ほど経つとジワジワと生理痛のような痛みがやってきました。お腹ちょっと痛いなーと思いながら、食堂で出産予定の方達・すでに出産した方達と一緒に御飯を食べました。愛育病院の御飯、とても美味しいんです。お腹痛いなぁ・・・と時々箸が止まるものの完食。(個室入院の場合、部屋で食べれますが、相部屋・大部屋は食堂です) 食後、トイレに行って小用をすると、膣にヌヌヌヌと妙な圧迫感を感じました。それから、 腰を上げて便器を見ると、うっすらと血のついたピンク色の水風船(ミニメトロ)が浮かんでいました。わ、抜けちゃった、いいのかな? と、動揺。まるで、卵を産んだような感覚でした。(赤ちゃんもこんなふうにツポンと生まれてくれたらラクなんですけどね)トイレには電話がついていたので、ミニメトロが抜けたことを連絡すると、汚物入れに捨てておいてくださいとのことでした。ミニメトロ挿入後、三時間で抜けました。先生が「微妙」と表現したように、結構良い具合にお産に向けて子宮口が開いているもよう。 あーー・・・明日陣痛促進剤かぁ・・・。恐いなぁ・・・。でもやっと赤ちゃんにあえる・・・。長男、家で寂しがってないかなぁ・・・。 その夜は、下腹部の鈍痛に時々目が覚めながらも、十分寝ることができました。 翌朝、月曜日。朝御飯なしで、6時ごろから出産準備開始です。分娩室に行くと、まず浣腸をされます。その後、分娩監視装置を着けて、ベッドに横になります。同日分娩する方が他に4人いて、カーテンで仕切られた両隣のベッドにいるようでした。助産婦さんとの会話から、どちらも私と同じ経産婦だということが分かりました。二つ離れたベッドでは、その日の朝に陣痛が来て急遽来院した人の出産が始まっていました。すぐに麻酔が効くわけではないので、「痛い、痛い!」と苦しむ声が室内に響き、私も思わず「ガンバレッ!安産でありますように」、と祈りました。 陣痛促進剤の投与は、8時半に先生に診てもらってから開始する予定でしたが、7時半ごろ、私の体に異変が起こりました。ジワーーーーとなんだか温かい水が膣から出て来たのです。ん・・・・?助産婦さんに知らせると、おしっこ? 頭の中に?マークがたくさん浮かびましたが、とりあえず分娩台にいるし、助産婦さんも忙しそうだったので先生を待つことに。 8時半を過ぎた頃、先生が来て私の股を見て、そう、やっぱり破水だったのです。通常は人工的に破水させてから、陣痛促進剤を投与するそうですが、一足早く破水と陣痛が来たのでした。「この様子では陣痛促進剤の使用は無くてもよさそうね」となり、私はそのまま硬膜外麻酔の処置をされました。 (息子の名前は産後決めましたが、娘は妊娠六ヶ月で名前が決まってました)恐れていた陣痛促進剤を使用しなくても済んだのは良かったのですが、硬膜外麻酔をする前から、お産が進んでいたので、それなりに痛かったです。おでこと首に汗が滲み、今回も出産に立ち会ってくれた夫が拭いてくれました。 陣痛の波が来るたびに、私の頭の中にはソフロロジーの音楽が流れていました。5年前の出産で全く役に立たなかったあの音楽が、5年ぶりに大活躍したのです。鼻でスーーーと吸って、ふぅ、ふぅ、ふぅぅぅぅぅぅ・・・・・・・・と口から長く吐きます。そうすると、痛みを上手く逃がせるし、呼吸に集中して余計な考えや不安な気持ちから遠ざかれるのです。ジワジワと汗が滲むような、上腹部痛こそありましたが、下腹部の痛みはあまりなく、膣に指を入れられて子宮口を計測されるのも何も感じませんでした。 3時間ほど痛みを逃しながら過ごしていると、「そろそろいきんでみますか」と助産婦さん。「目を開けてふううううう、と息を吐きながら上半身を起こして、いきんでください」と言われました。 「あー、じょうずじょうず、とってもいいですよ。もう一回いきましょう」 「あーー、いいです、いいですよ。あともう一回で生まれそうですね」 「先生を呼んできますね」と離れる助産婦さん。(この間にムービーカメラをかまえる夫) 先生がやってきて、私の下半身をチェックし、 (これが最後だッ!と気合入れて) ヌルルルルン と、産声が聞こえたのでありました。 その瞬間、全身がブルブルッと震えて、「ヒッ、ヒッ、ヒッ・・、あ、あ、あ、あ、ありがとうございましたっ」とこみ上げてくる嗚咽と涙の中、先生と助産婦さんに、お礼が言えたのでした。(夫も泣いたらしい) 実に感動的なお産でした。 ぐあああああ、があああああ!!!と仰け反って、汗だくになって、頭がフラフラして、死ぬんじゃないかと恐怖に震えた息子の出産とは、別次元のお産でした。 5年間「出産こわい、もうイヤだ・・」と胸に抱えていた恐怖が、パーーーッと昇華された瞬間でした。 第二子の分娩所要時間4時間半。出血量70ml(長男出産時は37時間で出血700ml。数字だけでも、どれだけラクだったかわかっていただけるかと思います) 会陰は切開しなくて済んだものの、小さな傷がいくつかできたようで、3箇所ほど縫ったそうですが、麻酔が良く効いていたので全く痛みは感じませんでした。産後は確か40分近く、私・夫・娘の三人でいさせてもらえました。(息子は幼稚園) 大大大満足の愛育病院の出産でしたが、唯一つ残念だったのが、母子同室ではないこと。 赤ちゃんは新生児室で他の赤ちゃんと共に管理され、決められた授乳時間にしか抱っこできないのです。ゆったり休めるというメリットはあるのですが、他にすることが無いため、やたらに産後のお腹の痛みを感じることになり、辛かったです。 新生児室に寝かされている赤ちゃんをガラス越しに見るのは、寂しかったです。抱っこしたいのに、抱けない。決められた授乳時間以外に赤ちゃんが泣くと、人工乳が与えられるのです。あー、抱っこしたい! オッパイあげたい! 匂い嗅ぎたい!! ちっちゃい指をいじりたい!でも、ずっとそこにへばりついているわけには行かないので、スマホで写真を撮り、部屋で心を慰めました。そのため退院日はとても嬉しかったです。 「生みの苦しみ」と言いますが、お産はラクなほうが良いです。 第一子出産は痛みと疲労にフラフラでしたが、第二子の分娩は出産中も意識がはっきりしていたし、冷静でいられたし、産後は世界がキラキラ輝いているようにさえ思えました。 文句なしに最高の1日だったのです。 「麻酔して産む? ラクして産むのはけしからん」とか「お産の痛みを乗り越えてこそ母」など心無いセリフに傷ついた人、そのような意見を恐れて、選択肢から麻酔を外している人もいるかと思います。 親戚に帝王切開で産んだ人がいますが「普通に産んであげたかった」と言っていました。 ぜひ、言わせてください。 さらりと書くつもりだったのに、もうそろそろ5,000文字になろうとしているので簡単に言いますと、 お産の痛みは麻酔で抑えることができます。 ギャーーーとか、ああああ!と、叫ぶこともほぼありません。けれども、うーーーっと、唸りたくなるくらいの痛みは感じます。(人によって多少の違いはあります。左隣りの奥さんは、分娩間近なのに旦那さんと雑談して笑ってました) 今回も長くなってしまいましたが、私の経験が少しでも参考になればうれしいです。 良いお産ができますように。 (2017年4月20日追記) 2017年4月17日に、ヤフーニュースでこのような記事が載りました。・2010年1月から16年4月までに報告された298人の妊産婦死亡例を分析。無痛分娩を行っていた死亡例が13人(4%)あり、うち1人が麻酔薬による中毒症状で死亡、12人は大量出血や羊水が血液中に入ることで起きる羊水塞栓(そくせん)症。 「無痛分娩 デメリット」や、「無痛分娩 危険」などの検索ワードで、いろんな記事が出てきますので、 私は無痛分娩でデメリットを感じませんでしたが、「皆そうである」とは限りません。 (追記) 辛いこともあるけれど、がんばりましょう! ベビービョルンは、首がすわってから1歳までのオススメ抱っこ紐。 1歳からはエルゴがオススメ。いろんなデザインがありますが、アウトバックは男性にもつけてもらいやすいです。 →→ 妊娠・育児中に便利な宅配業社。実際に利用した感想などを書いた記事です。→→出産準備用品、ベビー&キッズ服、寝具などを幅広くそろえられるコンビミニは便利!1回の購入金額が↓神奈川県在住、旅好きの二児の母、チョットnowと申します。