著者:Hint-Pot編集部タグ: エリザベス女王は現地時間12月11日、バッキンガム宮殿で外交団とのレセプションを開催。各国の大使や外交官らを招く毎年恒例のロイヤルイベントとなっている。この日エリザベス女王はきらびやかなジュエリーを身にまとっていたが、中でもひと際注目を浴びていたのはエメラルドの「ティアラ」だったという。 ◇ ◇ ◇ 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」の記事によると、御年93歳のエリザベス女王がこの日着用していたのは、お気に入りの「ウラジミール・ティアラ」。ロシアのウラジミール大公が妃のために作らせたものを、エリザベス女王の祖母メアリー王妃が購入したもの。もともとはドロップパールとダイヤがあしらわれていたが、エメラルドに変えて作り直したという。後にエリザベス女王に継承され、公式な場面で度々着用している。 実はこのティアラは、昨年、メーガン妃から自身の結婚式で着用したいとお願いされたものの、ふさわしくないとして女王が拒否したと言われているものだという。記事によると、作家のロバート・ジョブソン氏は書籍でティアラをめぐる“不一致”について、王室関係者は次のように語ったと伝えている。「メーガン妃はウラジミール・ティアラを着用したいことをヘンリー王子に伝えたが、それはできないと言われて憤慨しました」「女王とヘンリー王子は言い争い、女王は『メーガン妃は望むもの全てを手に入れられるわけでなないのです。メーガン妃は私が与えるティアラを着用するのです』と通告したとされています」 最終的にメーガン妃には「クイーン・メアリー・バンドゥ・ティアラ」が用意されたと伝えられている。次のページへ (2/2) これはメーガン妃が、文字通り爪の先まで注目される存在であり、イギリス版『vogue』で今年のベストドレッサー10人の一人に選ばれたのも納得だ。
ダイヤや真珠などの宝石があしらわれた頭上に輝くティアラ(王冠)は、多くの女性が憧れる美しさと華やかさに満ちています。世界のプリンセスたちが結婚式で着用したものや、各国王族が所有する高価で貴重なティアラの数々をご紹介します。2018年、英王室ヘンリー王子との結婚式の際にメーガン妃が着用されたティアラは、エリザベス女王から借り受けたもの。中央部にある10個のダイヤモンドが美しく輝くこのティアラは、もともとエリザベス女王の祖母メアリー王妃のブローチだったが、後にメアリー王妃が結婚する際に、ダイヤモンドとプラチナを用いたティアラとして新たに生まれ変わったという。2011年に英王室ウイリアム王子と結婚したキャサリン妃。ウェディングセレモニーの際に彼女の頭上で輝いたのは、義母のエリザベス女王が所有する高級宝飾ブランドのカルティエ製ティアラ。739個のブリリアントカットと149個のベケットカットのダイアモンドが装飾されたもので、暈(光の環)に似たその形から“ハロー(Halo)”と呼ばれる。今は亡きダイアナ元妃にエリザベス女王から結婚祝いとして1981年に贈られたティアラは、19個のダイヤフレームそれぞれに大きなドロップシェイプのパールがあしらわれたシックなデザイン。もとは1913年にエリザベス女王の祖母であるメアリー王妃がお抱えジュエラーに作らせたもので、英王室で代々受け継がれている。スウェーデン王室のマデレーン王女は、2013年に実業家のクリストファー・オニール氏と結婚した際、ストックホルム宮殿で行われたウエディングセレモニーで王族に代々伝わるカメオをモチーフにした伝統あるティアラではなく、”モダンフリンジティアラ”と呼ばれる、ふんだんに丸いダイヤがちりばめられたゴージャスなティアラを着用した。公私ともに素晴らしい宝石コレクションを有することでも有名なエリザベス女王。その中のひとつが、1947年に結婚祝いとしてビルマより多数のルビーを贈られた際に、ジュエラーのガラードに依頼して製作したティアラ。ルビーとダイヤがゴールドの台にはめ込まれており、お花をかたどった模様で花の中央にルビーをあしらった。2008年、デンマーク王室の次男、ヨアキム王子の2度目の妻として迎えられたメアリー妃。結婚式で花嫁が身に着けたのは、大輪の花をモチーフにした華やかなティアラで、マルグレート女王から借りたもの。スペイン国王フェリペ6世と結婚したレティシア妃が着用した2つのティアラをご紹介。1つ目のティアラは5個の大きな花がモチーフになっており、多数のプラチナとダイヤがあしらわれている。ティアラとしてだけでなく、ネックレスとしても利用でき、また花の部分だけ外してブローチにも出来る。スペイン国王フェリペ6世と2004年に結婚したレティシア妃が挙式の際に身に着けたティアラは、現国王の母で前国王フアン・カルロス1世の王妃ソフィアの嫁入り道具だったもの。このギリシャ風なティアラはプルシオティアラ(プロイセンのティアラ)と呼ばれている。英皇室チャールズ皇太子の後妻のカミラ夫人が、2005年にバッキンガム宮殿で晩餐会が開かれた際に身に着けてひときわ注目をあつめた、多数のダイヤやゴールド、プラチナからなるティアラ。エリザベス女王が所有する王室に伝わる由緒正しい品で、女王自身もいまだ公の場で着用したことがないもの。このティアラはエリザベス女王の祖父ジョージ5世の妻、メアリー王妃が被ったという歴史的価値がある貴重品。ヨーロッパきっての容姿端麗な王族としても有名なベルギー王室のアメデオ王子が、結婚相手に選んだのはジャーナリストとして活躍していたイタリア貴族の末裔エリザベッタ・マリア・ロスボック・フォン・ヴォルケンシュタイン嬢。2014年にローマの聖堂で挙式を挙げた際に、花嫁が身に着けたダイヤのティアラはシンプルで優美なデザイン。頭に乗せてティアラとして使えるほか、ネックレスとしても使用できるタイプ。2002年にウィレム国王(当時は王子)とマキシマ妃が結婚式を挙げた際に着用されたティアラは、王家に伝わる特別な貴重品で「真珠のボタン」と呼ばれるパールと10個のスターダイヤモンドが散りばめられた豪華なもの。この10角のダイヤの星は、もともとはベアトリクス王太后の曾祖母であるエマ王妃のペンダントだったもの。ノルウェー王ハーラル5世とソニア王妃の長女として生まれたマッタ・ルイーセ王女。彼女は作家のアリ・ベーン氏と結婚した際の挙式で、真珠が整然と並んだ気品あるティアラを身に着けたが、これはノルウェー王ホーコン7世の王妃であるモード妃が嫁入り道具としてイギリスから持参したものと言われる。エリザベス女王の孫にあたるザラ・フィリップス嬢は、エディンバラでプライベートな結婚式を挙げる際に、母親のアン王女から借りた華やかなティアラを着用。もともとはギリシャの王族から英王室に贈られたもので、エリザベス女王から娘のアン王女へと受け継がれたもの。自身のお母さま同様に、2010年の結婚式においてスウェーデン王室に代々伝わる由緒正しいゴールドとパールがあしらわれたカメオのティアラを着用したヴィクトリア王太子。18世紀にナポレオン皇帝の妻だったジョセフーヌの孫娘ジョセフィーナ王妃が、嫁入り道具としてスウェーデンに持参したもの。ベルギー王室フィリップ国王の妻であるマチルダ王妃が、結婚式のセレモニーで着用した美しいティアラ。ロンドンの宝石商であるHennell & Sonsが手がけたもので、631個ものダイヤがちりばめられネックレスとしても使用できる作り。2013年にルクセンブルク大公国のフェリックス大公子と結婚したばかりのクレア妃。挙式で彼女が身に着けたティアラは、一家に代々受け継がれるものでリーフ(葉)やツタをモチーフにしたもので、イエローゴールドとシルバーのダイヤが使用されている。英王族の一員であるウェセックス伯爵夫人ソフィー妃。ウェセックス伯爵エドワード王子と1999年に結婚したが、挙式の時に身に着けた曲線が美しいカッティングが施されたダイヤのティアラはエリザベス女王のプライベートな宝石コレクションから借りたもの。エリザベス女王の長女アン王女の息子であるピーター・フィリップスの妻となったオータム・フィリップス嬢は英王族の一員にあたる。結婚式の時に身に着けた花嫁のティアラは、義母のアン王女から借りたもので、1973年に香港にある世界的な大企業から贈られたものだと言う。Facebook で「いいね」を押すと、似たようなストーリーをご覧いただけますサイトの全体的な評価をお聞かせください: ©Everett Collection/amanaimages ©Sipa Press/amanaimages有力候補はダイアナ妃が愛したティアラヘンリー王子とメーガン・マークルさんの結婚式が来月に迫ってきました。英国の王族が結婚する時は、王室の金庫… ダイアナ妃やメーガン妃など世界の王族が着用した「ティアラ」 2019/05/23 03:30 ゴーン被告の息子、逃亡協力者に送金…ビットコインで5300万円
「メーガン妃はウラジミール・ティアラを着用したいことをヘンリー王子に伝えたが、それはできないと言われて憤慨しました」 「女王とヘンリー王子は言い争い、女王は『メーガン妃は望むもの全てを手に入れられるわけでなないのです。