運動能力が高いトイプードルは、嬉しかったり興奮したりするとジャンプして表現する子も多いようです。その様子はとても可愛いのですが、怪我などの心配はないのでしょうか?心配で辞めさせたい場合はしつけで辞めさせられるのか…詳しくご説明していきます。トイプードルはとても活発な犬種です。また、運動能力にも優れています。脚力が発達しているため、ジャンプは得意です。ジャンプする理由は感情表現だと思われます。嬉しかったりはしゃいでいるとジャンプして喜びを伝えてきます。お留守番していて、飼い主さんが帰ってきたときや、食事をもらえる時、お散歩に出た時などはジャンプして嬉しい気持ちを体いっぱい表現する子が多いでしょう。また、サークルなどに入っている時も外に出たいと思ったら助走なしで跳び越える事ができる子もいるようです。これではサークルの意味がありませんね。その場合は天井があるタイプがおすすめです。他には、ソファに跳び乗ったり跳び降りたり、高いところにあるものに興味を持ってジャンプして取ろうとしたり、跳んだ後の着地のことまでは考えずに跳んでしまう事もあるので注意が必要です。実際にジャンプ力はどのくらいあるのでしょうか?トイプードルの体高は約30cm、サイズとしては小型犬ですが、成犬であれば80cmの高さのサークルのフェンスを軽々と跳び越えてしまうほどのジャンプ力を持つ子もいます。飼い主さんに跳びつくときは腰の高さ位までは余裕でしょう。背中に跳びついておんぶのように跳び乗る子もいるそうです。跳べる高さは個体差があります。華奢なイメージのトイプードルですが、自分の身体の高さの数倍の高さのジャンプをすることが可能です。活発な性格と運動能力に対して、体格は華奢なトイプードル、その見た目の可愛さも魅力ではありますが、怪我の心配も少なくありません。骨折してしまったり、膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)を起こす原因になります。後ろ足の膝蓋骨(しつがいこつ)が正常な位置から外れてしまう状態を言います。膝蓋骨とは膝にあるお皿の様な骨です。外れてしまう状態は内側に向かって外れる場合と外側に向かって外れる場合があります。膝蓋骨の事を英語で『patella(パテラ)』ということから、膝蓋骨脱臼をパテラと呼ぶ事もあります。無茶なジャンプなどによって起きる膝蓋骨脱臼は後天性(落下や怪我がきっかけのもの)になりますが、生まれつき関節の周りの筋肉や骨、靭帯(じんたい)などに形成異常がみられる場合を先天性と判断します。先天性のものは小型犬種に多く、トイプードルもその1種に含まれています。先天性の異常がみられない場合も、膝蓋骨脱臼をしやすいということをふまえて普段の生活を送る必要があります。こんな症状が出ていたら、膝蓋骨脱臼を起こしているかもしれません。念のために受診した方が良いでしょう。また、いつもと違うと気付くためにも普段から愛犬の様子をチェックしておきましょう。スキップをしているみたいに不自然な歩き方をするまた膝蓋骨脱臼には1~4のグレードがあり、1から2までは薬の服用などで痛みを減らす治療を選択される場合が多いのですが、グレード3以上になってしまうと、手術などを必要とする可能性が増えます。ひどくなれば、治療費も高額となるほか、治るまでの時間もかかります。危険の少ない生活を心がけ、様子の変化には早めに対処することが大切です。大きな怪我や膝蓋骨脱臼の原因となるような危険なジャンプをやめさせるにはどうしたらいいのでしょうか?喜びを体いっぱい表現する姿はとても愛おしくて可愛いものですが、健康に成長してもらう為に心を鬼にして、激しいジャンプはさせないようにしましょう。ジャンプを止めたいときには、無視するのが効果的です。止めようと過剰に反応してしまうと、その反応が嬉しくなって更に興奮してしまうこともあります。ジャンプをしたら相手にしない、目を合わせない様にします。相手にしてもらえないと、段々落ち着いてきてジャンプをやめるので、ジャンプをやめたらたくさん褒めてあげましょう。おやつをあげても良いです。ジャンプをやめるといいことがあるとしっかり覚えてもらいましょう。9ヶ月目のトイプードルのしつけ方とは?適切なエサの量や運動量は?トイプードルが跳びあがったり跳び下りたりする家具はなるべく置かないようにしましょう。ダイニングセットの椅子などは使わない時にはテーブルの下にしっかり入れる習慣をつけましょう。ソファなどは普段から上がらないように教えましょう。トイプードルはとても賢い犬種です。そして、人が大好きなフレンドリーな性格です。子犬のうちにルールをしっかり教えてあげてください。元気だったトイプードルが突然、ジャンプしなくなったら…それはこれまでお話してきた膝蓋骨脱臼を起こしていたり、怪我をしているかもしれません。ジャンプをしなくなる理由は以下の4つが考えられます。まずは獣医師の診察を受けましょう。診断を受けて獣医師の指示に従った生活をする必要があります。早めに診断を受ける事で症状の悪化を防ぎ、重症化を防ぐ事もできます。膝蓋骨脱臼、椎間板ヘルニアを起こしやすい犬種としてトイプードルも含まれているため、普段から危険を防ぐとともに元気がない、歩き方が変などの異変にはすぐに対応してあげたいですね。安心して相談できるかかりつけの獣医さんを見つけておくことも大切です。原因のひとつとしてあげた愛犬の老化…いくつからが高齢犬となるのでしょうか?医学の進歩により、犬の寿命は延びています。トイプードルの平均寿命は14歳と言われています。もちろん、それは平均寿命なのでもっと高齢まで元気に過ごす子もいます。しかし、死の瞬間まで元気いっぱいということではなく、やはり年を重ねるごとに不自由な面も出てきます。老化によって起きる筋肉の衰えや関節の痛みによって、ジャンプをしなくなったり歩き方が不自然になる事もあります。今は高齢犬向けのフードやサプリメントも開発されていますが、やはり獣医師と相談してその子にあったケアをしていく事が愛犬の幸せに繋がります。トイプードルが老犬になるサインは?病気や介護、長生きの秘訣も紹介ここまでトイプードルのジャンプによって起こるリスクについてご説明してきました。トイプードルって飼いにくい犬種なんじゃ?と感じた方もいるのではないでしょうか?しかし、多少の飼いやすさ飼いにくさの違いはあっても、どの犬種にもそれぞれの性格や体格によるリスクは存在します。大切なのは、それを理解し向き合って解決していくということです。トイプードルのジャンプもきちんとしたしつけを行えば、怪我や脱臼を起こす心配なく生活する事は十分に可能です。あらかじめ、危険を知っておくことで家の中を見直すことができます。トイプードルにとって安全な環境で生活をスタートし、可愛いからこそ時には厳しくしっかりしつけをしましょう。トイプードルは賢い犬種とお話してきましたが、しつけには大切なポイントがあります。主従関係をしっかり伝える事です。犬が人より自分が上と感じてしまったら、しつけは失敗してしまいます。失敗しても根気よく向き合いながらも、飼い主さんが自分より上の存在だとしっかり覚えさせることが大切です。犬はこちらの表情も見ています。ダメと注意しながらも可愛くて顔が緩んでるなんて事はしてはいけません。仔犬を迎えたら可愛くて可愛くて、抱いてあげたり撫でてあげたりしたくなります。ずっと一緒に暮らしていくパートナーとしてお互いに幸せでいるために、最初はちょっとだけ我慢してルールをしっかり教えましょう。我慢した分、教えた事をきちんとやれた時にはたくさん褒めてあげましょう。時には失敗しながらも少しずつ覚えてくれるはずです。そして、しつけをしっかりできたら、お互いを理解できる最高のパートナーとしての幸せな毎日が待っています。怪我の心配の少ない安全な毎日を送れることはトイプードルにとっても幸せな事なのです。喜びを表現するジャンプは可愛いものですが、健康を守るためにも無茶なジャンプをしないようにしつけてあげたいですね。この記事が気に入ったら最新記事をお届けします。©Copyright2020 パパ手作りの段ボール製ペットフェンス(秘密基地風)をやめました。理由は一日中段ボールの壁に飛びかかってばかりいるからです。外が見えるペットフェンスにした方が、ベルの体のためにも精神衛生上も良さそうです。模様替えのビフォーアフター写真模様替え トイプードルにおすすめのサークル・ケージってどんなものがあるだろう? おすすめを知りたい! この記事では、そのような悩みに答えて「トイプードルにおすすめのサークル」を10個紹介します。 トイプードルを室内で買うとなれば必ずサークルやケージが必要になりますよね。 プードル(英語: Poodle、仏語: Caniche)は、水中回収犬、鳥獣猟犬や愛玩犬()として飼育される犬種である。 古くからヨーロッパで広くみられ、特にフランスでの人気が高く、「フレンチ・プードル」と呼称されることもある 。 ジャパンケネルクラブ(JKC)では家庭犬、愛玩犬として分類されている。
初めて犬(トイ・プードル)を飼います。いまネットや書籍を参考に準備を進めています。今日お聞きしたいのは、トイ・プードルに合ったハウス、サークルやケージの選び方です。大きさ、奥行きや高さのサイズについて何を基準にするか、お薦めの長さありますか? トイプードルの飼い方しつけ。トイプードルはとても賢くしつけのしやすい犬種です。でもそれは世間一般のイメージ。そんな世間一般でいわれているトイプードルのイメージを検証しました。これからトイプードルを飼おうとしている方、参考にしてみてください。 éû@¢ª1úÉùÞ
ÌÊAÇê®ç¢HÝ¢ÌÎ@V¢ÌîìAHâr¶¢aÌ\hÚíÍKvH˵Ȣ±¥ÍH トイプードルの体高は約30cm、サイズとしては小型犬ですが、成犬であれば80cmの高さのサークルのフェンスを軽々と跳び越えてしまうほどのジャンプ力を持つ子もいます。 ワンちゃんって、危険な場所ほど行きたがるのはなぜでしょう。好奇心のなせる業と言えばそれまでかもしれませんが、無駄にしかりつけたくありませんし、そうすぐに躾けられるものでもありませんよね。そういう時は、環境を整えて叱るよう・・・