created by Rinker. 読書感想文「なかなか暮れない夏の夕暮れ(江國香織)」 2020.04.13 読書感想文「猿の見る夢(桐野夏生)」 2020.03.23 読書感想文「小さいおうち(中島京子)」 2020.03.19 スポンサーリンク 【2019年本屋大賞 大賞】そして、バトンは渡された.
父親3人、母親2人。苗字は3回変わり、家族の形も7回変わった…そんな優子のちっとも不幸じゃない人生。 2019年本屋大賞、家族の新しい価値観を見せてくれる作品をご紹介します。かわいそうではないし、健気とかひたむきとも違う…とにかく優子を応援したくなります。 りらごー リラックスでGO!(谷和彦さんの作品名です) @doba_anamaki ツイログ倉庫 ソロアルバム『LiveLife!』発表☆本夛マキ☆ex.アナマキ応援(=^・・^=)にゃあ commentは twitter ( @doba_anamaki )へ Facebook本夛マキページもよろせくしぃ。 ニコニコ動画のランキングです。音楽・スポーツ・アニメ・料理・ゲーム実況・動物・vocaloid・歌ってみた・踊ってみたなど、様々なジャンルで人気の動画をチェックできます。
おすすめ小説; 読書をより楽しむ; ミステリー; 運営者; お問い合わせ; エンタメ 『そして、バトンは渡された』徹底ネタバレ解説!あらすじから結末まで! harutoautumn 2020年2月16日. All rights reserved. © 2020 感想ライブラリー. 2019年本屋大賞は、瀬尾まいこさんの『そして、バトンは渡された』が受賞しました! 大賞受賞作の読みどころはもちろん、惜しくも大賞を逃した候補作を含むノミネート作全10作品のあらすじとレビューをお届けします。 4月9日に「そして、バトンは渡された」は血の繋がらない親の間をリレーされ、4回も名字が変わった優子という女の子のお話です。でも、優子の周りの大人はみんな優子を愛してくれました。家族とは何か、愛するとは何かを考えさせてくれる一冊です。中高生が読書感想文を書く本としても向いていますので、今回は中高生のために、「そして、バトンは渡された」の読書感想文の書き方を解説したいと思います。作者、瀬尾まいこさんは中学校の先生をされていました。瀬尾まいこさんについてはこちらをどうぞ。読書感想文にはこちらもおすすめです。期限が迫った人にはこちらもおすすめですよ。まず、「そして、バトンは渡された」のあらすじや内容についておさらいしておきましょう。「そして、バトンは渡された」のあらすじやネタバレ、名言については、こちらにまとめていますので、お読みください。「そして、バトンは渡された」の読書感想文の書き方については、以下の5つのポイントを押さえましょう。本を読みながら、大事だと思うことばやそこで自分が思ったことを簡単にメモしていきましょう。または、付箋紙にちょっとメモして貼っていくと、あとで読書感想文をまとめる時にとても助かります。読んでいる途中の本を、出かける時に持って行く時も、付箋紙とペンを一緒に持って行きましょう。そうしたら、大事なところにさっさっと付箋を貼ることができます。まず、この本を選んだ理由を簡潔に書きましょう。例えば、「タイトルを見て、どんな話なのか知りたいと思った。」「『血の繋がらない親の間をリレーされ、4回も名字が変わった、17歳』という紹介文を読んで、どんな話なのかとても興味を持った。」あるいは、「本屋大賞を受賞し、とても話題になっているから。」「人に勧められたから。」など、正直に書いたらいいと思います。読書感想文の中に、あらすじを長々と書く必要はありません。一番大事なのは、優子の3人の父親と2人の母親、そして、その次に大事な登場人物も何人かいます。また、このお話は時間の流れ通りに書いてある訳ではありません。優子の小学校時代から、いきなり高校時代になったり、また過去に戻ったりするので、そこを理解して読みましょう。私が小学4年生の時、クラスの男子の名字が変わりました。私はそのことがとても気になりましたが、触れてはいけないことのような気がして、黙っていました。その後、私の友達がそのことでこそこそと噂するのが聞こえてきました。私は「そして、バトンは渡された」を読んで、そのことを思い出しましたが、私の中に、その男子に勝手に同情したり、偏見を持ったりする気持ちがあったことに気づきました。皆さんにはそういう経験はありませんか?もしかしたら、自分自身が名字が変わった人もいるかも知れませんね。または、自分の親との関係や学校生活の中でのことなど、「そして、バトンは渡された」を読んで思い出した自分の経験と気持ちを書いてみましょう。「そして、バトンは渡された」の中には、登場人物によって語られているけれど、実は作者、瀬尾まいこさんが読者に伝えたい、大事な言葉がいくつかあります。私が心に残ったのは以下の言葉です。優子ちゃんの母親になってから明日が二つになった。これは、2番目の母親、梨花さんの言葉です。自分の明日と、自分よりたくさんの可能性と未来を含んだ明日が、やってくるんだって。親になるって、未来が二倍以上になることだよって。明日が二つにできるなんて、すごいと思わない?未来が倍になるなら絶対にしたいだろう。これは梨花さんの話を聞いた3番目の父親の森宮さんが優子に話している場面です。優子ちゃんと暮らし始めて、明日はちゃんと二つになったよ。自分のと、自分のよりずっと大事な明日が、毎日やってくる。すごいよな。これは、森宮さんが優子に話しているところです。きっと一人の親になった、作者、瀬尾まいこさんの気持ちそのものなのでしょうね。今より大事にすべき過去など一つもないのだから。これは、親が変わっていく中で、優子が知ったことです。自分じゃない誰かのために毎日を費やすのって、こんなに意味をもたらしてくれるものなんだって知った。優子に話す森宮さんの言葉です。親だけじゃない、誰かのために一生懸命になることのすばらしさを感じることはありますよね。本当に幸せなのは、誰かと共に喜びを紡いでいる時じゃない。自分の知らない大きな未来へとバトンを渡す時だ。優子の結婚式で優子と歩く森宮さんが思ったことです。上の読書感想文の書き方の中に、「登場人物の関係を整理しよう」と書きましたが、ここでは「そして、バトンは渡された」の登場人物の主人公との関係や互いの関係について解説しておきます。主人公。自分の意志ではなく、親の都合によって、3人の父親と2人の母親を持つことになります。お話には小学校に入学する前から結婚を迎えるまでの優子が描かれています。優子を産んでくれた母親は、優子が3歳になる前に交通事故で亡くなってしまいます。優子の実の父親です。とても優しい父親で、優子を大事にしてくれます。水戸さんは、優子が小学3年生になった時に梨花さんと再婚します。でも5年生になる時に仕事でブラジルに行ってしまい、優子は梨花さんと二人で暮らすことになりました。梨花さんは、実の父親の水戸さんと結婚し、優子の二人目の母親になります。水戸さんとは離婚しますが、それでも母親として、優子を育ててくれます。その後、泉ヶ原さんと結婚し、別れて森宮さんと結婚し、また別れて、再び泉ヶ原さんと結婚するという奔放な生き方をします。梨花さんの2度目の結婚相手です。それで、優子の2度目の父親になります。泉が原さんはお金持ちで、梨花さんよりずっと年上。とても優しい人で、優子にピアノを習わせてくれます。梨花さんの3番目の結婚相手です。それで、自動的に、優子の3番目の父親になります。まだ若いのに、高校生で突然自分の娘となった優子を受け入れ、梨花さんが出て行った後も一生懸命に父親の役割を果たそうとしてくれます。優子の高校時代の同級生で、ピアノがとても上手です。後に、優子の結婚相手になります。優子の高校時代の担任の先生です。いつも冷静で淡々とした感じですが、本当は生徒達のことをよく見てくれていました。卒業の日にもらった手紙には「あなたみたいに親にたくさんの愛情を注がれている人はなかなかいない。」と書かれていました。梨花さんと優子が引っ越したアパートの大家さんで、おばあちゃんです。とてもいい人で、いつも野菜やお菓子をたくさんくれました。老人ホームに入ることになり、優子と別れる時に「困ったとき役に立つかも」と20万円をくれます。他には、優子の友達や付き合った彼氏、ちょっと意地悪な同級生などが登場します。「そして、バトンは渡された」の読書感想文の書き方はいかがでしたか?皆さんの参考になれたら嬉しいです。さあ、自分だけの読書感想文、がんばって書きましょうね。それから、今、キャンペーン期間は抽選で30名に本屋大賞受賞記念の限定オリジナルTシャツとバンダナがプレゼントされるそうです。興味のある方はこちらを見てくださいね。こんにちは!私は62歳主婦。こんにちは!私は62歳主婦。 【書評】『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ著 さじ加減絶妙の家族小説 2018.3.25 12:22 『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ著 2019年本屋大賞に、瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」が選ばれました。このお話は中高生が読書感想文を書く本としても向いていますので、今回は中高生のために、「そして、バトンは渡された」の読書感想文の書き方を解説したいと思います。
どうもー!面白くなりたいがために似合わないのに敢えてメガネをかけようか悩んでいるアズーリ うめです!2020年で12冊を読書ノルマにしてから、2冊目をもう読み終わりましたよ!今回の本はこちら!父さん推薦本第3弾!瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」です!僕は知らなかったんですけど本屋大賞も受賞している有名な1冊だそうです!読み終わってみて、「こりゃ本屋大賞取るわ!」と家で1人で呟くぐらい素敵な本でした!(注※どこがとかは聞かないで下さい。あくまで通ぶりたい一心で出た言葉です。)読み始めてまず最初に設定が面白いなと感じました!詳しくは読んで欲しいのですが、今まで読んだことの無い設定で、どうなるのかワクワクしました!そこから展開していく親と子の物語。互いに大切に思うからこそ、良い時間とすれ違う時間が両方出てくる。設定はなかなか現実には無いかもしれませんが、物語の中に出てくるそういった状況は経験ある人も多いんじゃないかと思います!自分に当てはめるのはちょっと照れくさすぎて、トイレにこもりたくなりますけどね!この物語は主人公の優子に関わる登場人物が多いのですが、僕は森宮さんという優子の父親が凄く好きです!ユーモア溢れる発言の一つ一つや、大人なんだか子供なんだかよく分からない行動物事を人と違う角度から見ている感じがする人柄に読み進める度に惹かれて行きました!森宮さんが物語の終盤に「親になってからの毎日の感じ方」を彼なりの言葉で優子に伝える場面があるんですけど、その言葉がめちゃくちゃ好きでよく分からないけど泣きそうになりました!言葉そのものも素敵なんですけど、森宮さんが言うからこその意味がある気がしてより素晴らしい言葉に感じました!僕はこの物語から、「今自分を大切にしてくれる人を大事することが重要だ」というメッセージを受け取りました!自分に関わってくれる人達に感謝の気持ちを持てるようにしていきたいですね!そしたら菅田将暉より魅力ある人間になれるかもとにかく読み終わった後に、とても心があったかくなる1冊です!皆さんもぜひ読んでみてください!ほんならね〜本は僕を色んな世界に連れてってくれる。知らないこと、知ってたこと、理解が違ってたことが発見できる。そんな旅の記録です。 メニュー 不思議な手触りの小説だ。いい人ばかり出てくるのに、嫌みな感じがしない。こんなのありえないと思う設定も、ほのぼのした文章にまるめこまれて、「こういうこともあるか」と妙に納得させられてしまう。 主人公は森宮優子という17歳の女子高生。父親が3人、母親が2人いる。家族の形態がわずか17年の間に、7回変わったのだ。それも親戚を頼って転々としたのではなく、血のつながりのない人が親になり暮らしている。 まず、読者はどうしてそういう事情になったのか、知りたくてページをめくっていくだろう。しかし、ストレートにその答えは語られない。合唱コンクールや友だちとのけんかなど優子の高校生活の合間に、過去を思いだすシーンがまざりあう。それによって、少しずつ、優子の事情がわかるのだが、この手法が成功している。 最初、実の母親との別れは死別だったこと、実の父親との別れは小学5年生の時で、ブラジル在住になった父についていかなかったこと、自分で選んで、父の再婚相手の梨花さんと暮らし始めたことなどだ。 親になった人たちは、どの人も常識にとらわれず、優子の親になれたことを好意的に受け入れる。そして、優子とつかずはなれずの距離で接する。甘えすぎない、本当の家族でない距離。そのさじ加減が絶妙だ。