スーパーバイザー(SV) スーパーバイザー(supervisior)とは、本部から加盟店(各コンビニ店)に対して派遣され、運営・経営について指導する人のことを指します。SVと訳されることが多いです。 本部はコンビニ運営に関する様々なノウハウを持っています。 いまではどこに行ってもあるコンビニ。コンビニが無いと生活が成り立たないくらいインフラとしても確立していています。このご時世でも成長産業で、特にセブンイレブン・ローソン・ファミリーマートの三社はどの地方に行っても見かけるほど強力な店舗網を築いています。 コンビニには直営店やフランチャイルズの店舗があり、店長・副店長・バイトなどの人員で構成されています。 SVになるには、直営店の店長から、一年くらいでSVになるパターンと、転職で入ってきてそのままSVになるパターンがあります。あまり聞きなれない職業ですが、コンビニ店舗と本部を結ぶコンビニ業界ではなくてはならない縁の下の力持ちといった立ち位置にいます。SVで実績を上げていくと、本部昇進も夢ではないですがSVの仕事はまさに「人対人」といった人員調整からコンビニ店舗の戦略を考えたりしたりと多岐にわたります。とまあ、こういった仕事っていうのを説明しましたけど、ものすごい激務というかコンビニオーナーと上司に板挟みにされて、ノルマに追われごっつくキツイ職業なんですよね。これをやって、うつ病になって退職した知人がいます。コンビニ店長の知人もいますけど、それ以上にキッツい仕事なんですよね。コンビニのSVってね( ;´Д`)コンビニのSVやってる知人はぶっ倒れて、そのままうつ病で半年くらいねこんでしまったんですよねコンビニのSVがどういう仕事っていうのかと説明と、SVやってた知人がぶっ倒れた経験談です。コンビニSVがどいう仕事かは覚書程度なので読むのスルーしてくれてけっこうですよ( ;´Д`)コンビニのスーパーバイザー(SV)はコンビニの店舗の「経営を指導していく」という業務を行っています。おおよそ、8~20店舗ほどを担当して、コンビニ本部の会議で決まった事項や、戦略をコンビニ店舗に教え込み、指導したりします。 また、パートナーであるオーナーから店舗の経営の方法や相談に乗ったりします。フランチャイルズのコンビニ経営者は基本、経営は素人なので、SVの存在はどうしても必要になってきます。SVの仕事は多岐にわたります。 こういった基本業務があります。これだけでもなかなか多岐にわたり、大変な仕事というのがわかります。 こう見てみると、「コンビニ経営指導の何でも屋」というイメージですね。正直楽な仕事ではないのがこれだけでもわかります。本部と店舗を往復するので、移動の時間もバカになりません。 ただ、時間的にはかなり自由度が高くて、忙しい中でも調整ができます。店舗を店舗を回っている間空き時間あれば休んだりできます。 その反面、店舗オーナーとの面談の時間の調整ができなければ、夜遅い時間でも会いに行きますし、終わりの時間はいつになるかわかりません。時間をきっちり終わりたい仕事が良い人には向いていません。スーパーバイザー(SV)の年収はだいたい400~600万円です。それほど悪くない年収ですが、それだけハードワークで常に本部からの売り上げノルマに追われています。また、店舗オーナーとは「ハートナー」という位置づけで対等な立場となっており、自分の担当する店舗オーナーがのキャラクターが、すぐ怒ったりする人、コチラの意見を聞いてくれない人、仕事に意欲を失っている人だったりすると本部との板挟みになり、かなり精神的にストレスがたまります。SVになるには「それ相応の覚悟」がいります。 体力的にに自信があって、人とのコミュニケーションに長けている人でないと、一癖も二癖もある店舗オーナーと協力してやっていくことはむつかしいでしょう。 逆に、ヤリ手のSVになってくると、店舗オーナーと協力し、ガンガン売り上げをのばしてメキメキ頭角を現していくことも可能です。このように中途半端な気持ではSVの仕事をしていくことはできません。ハードな仕事であることは間違いないので、しっかりとやっていく強い意志が必要になってきます。知人M君は転職して26歳でコンビSVの職に中途採用されました。コンビニのSVはきつそうだけど「何とかなるだろう」とおもって就職したそうです。 SVになって想像以上に大変だったんですね。M君は毎日のように上からのノルマを守ってオーナー(店長)と上司との板挟みになっていきます。 上司からは高い売り上げノルマを言われますけど、オーナーは売れるわけない採算が取れないものは発注したくないわけです。でもノルマがあるので無理に発注したりすると、モノが余りますからね。クリスマスケーキから始まって、バレンタイン、土用の丑の日からお中元とでお歳暮と多めに発注しては売り物が残っていわゆる「自分で買い取り」をします。SVは「自爆営業」が多いんですよね。ヒビの発注に追われながら、朝6時くらいに出勤してデーター見て各店舗に連絡するわけです。あさ6時ってね・・・・ オーナー(コンビニ店長)に発注白と言うんだけどなかなか発注してくれない。余ったら在庫になるしね。でもノルマが有るから発注白と言いまくる。 それをしながら店舗巡回をするわけですよ。10店舗を週に2回やるわけですね。清掃具合とか陳列具合を見てバイトレジ対応とかもできてるかチェックする。これがまためんどくさいみたいでからね。 これやってると家に帰るのは深夜になります。でも会議やオーナーに配る資料を作らなきゃいけないので家でやるらしいです。M君は毎日寝るのが夜中の2時 とかで睡眠時間が4時間もないくらいでしたからね。いやそれ完全に死ねるレベルだろと思いますよ。 そんなことをやりながら、コンビニ各店に「もっと発注しろや」って言って回るわけです。ノルマがりますからね・・・売れるかどうかもわからないのにノルマが行かないと所長から罵声が飛ぶわけです。 「お前、店の発注目標言って無いじゃないかよ。いい加減にしろよ」 みたいに言われてM君は署長に謝るわけです。こんなのが毎日続くんですよね。これが2年くらい続くともう精神的に参ってきて毎日のように「死にたい」と思うようになったそうです。 そんなある日、M君は朝会社に行こうとすると布団から起き上がれない。前の日寝たのが夜中の3時ころで朝の6時で2時間くらいしか寝てない。だから寝不足だろうと思って無理に起きて、出社準備をしたんですね。 そうして玄関から出ようとして、玄関のドアノブに手を当てた瞬間そのまま意識がもうろうとしてきたんですよ。 「いやこれマジでやばい」 と思った時にはもう遅くてそのまま倒れ込んでしまったんですね。そして、そのまま死ぬ・・・・・と言うわけじゃなくて、目が覚めました。目が覚めたのは昼の12時。その日はもうどうしようもなく休むことにして会社に電話を入れます。所長がなんか怒鳴ってる声が聞こえるけど、何言ってるのかわからい状態だったらしいです そのまま、内科に行って診てもらうと「これ、うつ病だから心療内科行ったほうがイイよ」ということで、内科から近い心療内科を紹介されて行って診ると、普通に「うつ病」が出ました。 過労だと思っていたら、かなり重度のうつ病で、動くこともろくにできないでそのまま入院、会社は休職ということになったんですね。 いや・・・・半年至った今でも体は多少動くようになりましたけど、まだ仕事ができるというような状態ではありません。私もうつ病経験したことがりますけど、あと半年~1年は休養が必要でしょう。 M君は彼女のフラれたみたいです。うつ病に理解のある人はまだ少ないですしね。病気になると人は離れています。私もそうでしたけど、うつ病になると今まで友人だと思っていた人も去っていきます。まあ、今では人間関係の断捨離ができてよかったと前向きに考えることができますけど、うつ病当時は本当に人間不信になりましたからね。2年くらいは人生がストップした状態になるのがうつ病です。M君は今後の人生をどうしようか今考えている最中です。ただもうこういった激務な仕事はできないですから、今後仕事ができるようになっても、ちゃんと「普通の仕事」ができる会社に入ってほしいと思っています。 関連記事:うつ病で自覚症状が出たらすぐに休職すべき理由 上述のM君の例を見ると、完全にコンビニSVはブラックな職種です。さすがにねええ・・・長期でできるような仕事じゃあないですよ。この仕事定年までやりますか?私だったら絶対無理ですけどね。そもそも、もう人間関係が濃い仕事とか、ノルマのある仕事とかはもう嫌ですよマジで。このサイトでたびたび言ってますけど、私は地方銀行から製造業に転職しました。けっこうホワイトな工場で、給料もそこそこよくて有休もしっかりとれて定時で帰れて、人間関係も薄くて当然ノルマもない・・・・「仕事」というくくりでもここまで違う仕事もあるわけです。個人的には製造業が超おススメですけどね。あなたに合った仕事を選んでほしいものです。  転職活動のツールで何と使うか?っていうと転職サイト一択ですからね。転職サイトでは厳しい基準で掲載企業を審査しているのでブラック企業はほとんどありません。また転職のプロであるエージェントがあなたと面談をして希望の求人をピックアップしてくれます。転職するには、今いる業界(業種)に転職するか別の業界に転職するかで、大きくやりかたが違ってきます。ただ、どちらの選択をするにしても、転職サイトを使用すると効率的に転職できるのは間違いありません。なぜなら、転職サイトは、あなたと面談をして希望の求人を選択してくれたり、履歴書のの作り方や面接の具体的なやり方までをサポートしてくれるからです。転職のプロであるエージェントがキッチリ転職のアドバイスをしてくれます。なお、エージェントは登録から利用までが無料になっています。これは、企業側が求人を出してエージェントに登録しているため、企業が転職サイトに費用を支払っているためです。このため、求人者は完全無料で利用できるわけです。転職サイトは登録すると、担当のエージェントがついて、あなたの希望の求職条件がどのようなものかを面談してくれます。それをふまえて、良い求人をピクアップしてくれるので、効率的に求人を探していくことができます。自分にどんな仕事が合っているかを一人で悩んで考えていると、どうしても自分の適性を見失いがちです。転職サイトではプロのエージェントに相談できるので、自分の適性を第三者の目から見て、的確なアドバイスをもらうことができます。自分では思いもよらなかったキャリアの適性が見えてくることもあるんですね。転職をする意志が少しでもあるなら、自分が転職をイメージしている業界の動向を一度転職サイトに相談してみるのをおススメします。無料で相談ができるので、気軽に自分が転職に向いているか、転職したい業界は今どういった状況なのか?給料はアップするのか?などをを聞いてみるのもイイですね。転職活動はとにかく一人でやると時間がかかります。履歴書作成・面接の準備、企業の情報の収集など、これを一人でやるのは効率が悪すぎます。転職サイトを利用すると、こういう時間のかかる作業を削減することができます。