... アンドレ・プレヴィン / モーツァルト:ピアノ四重奏曲集【cd】 uccd-90012 ボザール・トリオ / モーツァルト:ピアノ三重奏曲集vol.1【cd】 uccd-90013 ブラームスの書いた、ピアノを伴う室内楽曲は全て名作と言えます。と言うよりは、元々完璧主義者の彼の作品には、そうでは無い曲などは、およそ存在しないのです。ともかくピアノ五重奏曲の次は、ピアノ四重奏曲に行きましょう。ブラームスはこのジャンルでは3曲を残しています。 スポンサーリンク『クラシック音楽を聴いてこころ、幸福』そんな毎日を、ただ、たんたんと、そして、てくてくと歩いてきました。↓詳しい自己紹介はこちらです↓引用をストックしました引用するにはまずログインしてください引用をストックできませんでした。再度お試しください限定公開記事のため引用できません。 モーツァルト・トリオ ジャン=ジャック・カントロフ(ヴァイオ リン) ウラディミール・メンデルスゾーン(ヴィオラ) 藤原真理(チェロ) ジャック・ルヴィエ(ピアノ) (1985年録音) 続いてこれも有名な2曲のピアノ四重奏曲です。 モーツァルト / 弦楽四重奏曲第23番 k.590 ウィーン・アルバンベルク四重奏団 ('76 ♥) クイケン四重奏団 ♥ 演奏はウィーン・アルバンベルク四重奏団のものと、クイケン四重奏団のものをあげます。 お互いが尊敬し合っていたモーツァルトとハイドンのエピソードを含む、こんな解説があります。 モーツァルトが、とてもリスペクトしていたハイドンに献呈したことで、このように呼ばれるようになったのですね。この6曲は、どれもこのモーツァルト「弦楽四重奏曲第17番『狩』」はモーツァルトが付けた名称ではありませんが、当時、狩りを行う際に使われた角笛の響きに近いことからつけられました。それでは、この曲は第1楽章から第4楽章までの4曲で成り立っています。風に遊ばれる木々の生い茂るテラスで楽しいひとときを満喫している心境に誘ってくれる1曲ですね。テラスを出て、少し歩いてみようか。そこには、やっぱり少しさみしく、その悲しみも、モーツァルトの音楽の語り口にかかれば、やさいしい光に包まれるから不思議ですね。物悲しさを超えて、再び明るくて、楽しげな展開を聴かせる素晴らしいフィナーレ。クラシック音楽には、ある程度の「型」がありますが、それを活かして、どこまでも澄み切った音楽を聴かせてくれるモーツァルトは、やっぱり素晴らしいですね♬冒頭にも書きましたが、アルパカが何かを書きながら、聴く音楽としては、こんな小編成の曲を絞り気味の音にして流すのが好きです。今も、モーツァルト「弦楽四重奏曲第17番『狩』第3楽章が始まったところですよ〜。水も漏らさぬほどの技巧で、聴かせる一枚ですね。でも、だからと言って決して冷たい印象は感じさせません。むしろ透明感すら感じますね。長いあいだ、風雪に耐えながらも、生き残り、聴かれ続けてきた名盤です。モーツァルト演奏に対する揺るぎない自信と、誇りを持って、演奏していますよね。少し厳格な感じはあります。でも、堅固な音楽を構築しながら、おそらく、10年後も20年後も聴かれ続けていることでしょうね。しかし、それは没個性を意味するわけではないのです。たくさんの演奏を聴くのなら、そのひとつにはチョイスしたい。そんな1枚ですね。超絶アンサンブルで「グッと引き込まれて、しかも聴かせる」演奏を展開します。一般の評価も高く、購入して後悔はしない1枚といえるのではないでしょうか。なんとも残響の少ない枯れた味わいの演奏です。でも豪華な宮廷で演奏される様を思い描きながら、聴くと、現代のクサクサした現実から、心が少し離れてきて、愉(たの)しめる1枚だと思います。 ボサボサの髪をかきむしり、タバコをくゆらせながら原稿に言葉をつむいでいく。そんな姿でした。現代では、そんな古いイメージからは、かけ離れ、さて、では、アルパカはというと、パソコンを使いこそすれ、おしゃれなカフェとは無縁におウチに引きこもって、カタカタとキーボードを打ち込んでいるのが好きなのですね。ま、要はひきこもりです。でも、たまには太陽の光があふれる晴れた日に、カフェのバルコニーなんかで腰掛けて、カタカタと書けたらカッコいいなあと、思わなくは無いのですけれども…。でもそして、聴く際には、スマホにためた名盤をポチって聴けば気分爽快にカタカタと言葉が打ち込めますよ〜。。。さて、モーツァルト「弦楽四重奏曲第17番『狩』」、おすすめ名盤の紹介と解説はいかがでしたか?とくに「何かを書く」ということをしていなくとも、さまざまな作業も、はかどりますよね。 そんなわけで… "ドイツ・シャルプラッテンに録音されたモーツァルトの名盤。モーツァルトのピアノ三重奏曲全曲を、旧東ドイツの名ヴァイオリニスト、カール・ズスケを中心とするアンサンブルで楽しめる作品。 (C)RS 生誕260年記念 名盤100タイトルが発売 ! ハルくんさま こんにちは私のベストはルービンシュタイン/グァルネリ盤です。ルービンシュタインがブラームスを弾くとこのような音になるという見本のような演奏だと思います。第1番で随所にでしゃばり過ぎかなと思えるピアノもご愛嬌に思えます。第3番の第1楽章の出だしも抜群だと思います。聴いていてワクワクしてくる演奏です。ブラームスも人の子。募る思いを一気に撒き散らした感じですね。古くはブッシュの演奏が気に入っています。手堅さなら、これが一番ではないでしょうか。こういうのを渋い演奏と言うのでしょうか。ゼルキンのピアノがすばらしいですね。何れも何故か第2番がありません。この曲はご紹介のデムス/バリリ盤で申し分ないと思います。クレーメル(いちばん好きなので代表しました)盤はご紹介で初めて知りました。早速注文しました。ものすごいメンバーですね。こういうケレンに満ちた演奏も楽しみです。投稿: ezorisu | 2008年11月25日 (火) 11時56分ezorisuさん、こんにちは。私もルービンシュタインは大好きなのですが、グァルネリQというのがどうかと思いこれまで聴いていませんでした。でも是非聴いてみたくなりました。ただ、廃盤みたいですね。中古店を捜さなくてはならなそうです。ブッシュのこの曲は実は持っていないのです(涙)アルゲリッチ/クレーメル盤(私だとこう呼びます)には随分ケチをつけてしまいましたが、好き嫌いを別にすれば必聴盤です。でもアマデウスの濃い演奏のお好きなezorisuさんはきっと気に入ると思いますよ。(笑)投稿: ハルくん | 2008年11月25日 (火) 22時04分ハルくんさま こんばんは夜分にお邪魔いたします(笑)。先程までブッシュの第2番について各サイトで調べていました。ドイツアマゾンまで行って「あれ???」と思いました。手許にあるではないか!! モーツァルトのピアノ協奏曲part6 408 : 名無しの笛の踊り 2008/02/18(月) 20:39:30 ID:arQl2OnY 古楽器の全集なら2006年に出たソフロニツキ(娘)のもいいよ。 録音が良くて(ピアノの音も大き目に録られている)もの凄い臨場感。 最近こればっかり聴いてる。 ブラームスの書いた、ピアノを伴う室内楽曲は全て名作と言えます。と言うよりは、元々完璧主義者の彼の作品には、そうでは無い曲などは、およそ存在しないのです。ともかくピアノ五重奏曲の次は、ピアノ四重奏曲に行きましょう。ブラームスはこのジャンルでは3曲を残しています。 若々しい曲想に満ちていて(もっともブラームスにしてはですが)、とても親しみ易い名作だと思います。そのために最も演奏される機会が多いです。短調のわりには余り暗過ぎることもなく、終楽章などは実に情熱的です。第三楽章の中間部に突然、行進曲が出てくるのもユニークです。ちなみにこの第1番には有名なシェーンベルクが編曲した管弦楽版も有りますが、その行進曲部分の大迫力には思わずのけ反ってしまいます。 第1番とほぼ同時進行で書かれましたが、第2番のほうが曲想はやや明るめですし、終楽章が非常に情熱的です。けれども随所に哀愁漂う旋律がちりばめられていますし、第2楽章などは完全にエレジーです。この辺りはやっぱりブラームスです。 さすがにこの頃の作品になると、音楽が円熟して実に素晴らしいです。曲の進行には少しも無駄が無く、飽きることが有りません。不安げな曲想の第二楽章スケルツォ、歌謡調で美しい第三楽章アンダンテ、暗い情熱に溢れる終楽章アレグロコモードと、いずれも大変に魅力的です。僕は第1番と第3番に特に惹かれますが、やはり3曲まとめて聴きたいものです。そこで3曲まとめたCDをということなりますが、これが意外に少ないのです。ここでは僕の愛聴盤を二つご紹介させて頂きます。人気のある「第1番」は単独でも幾つか愛聴盤が有りますので、触れてみたいと思います。「第2番」にも古い録音ですが愛聴盤が有ります。さて皆さんの愛聴盤はいかがなものでしょうか?<関連記事>