宅急便の送り状を記入する時、『品名』という欄の書き方をいつも迷います。 「なぜ知らない人(宅急便業者さん)に荷物の内容まで明らかにする必要があるの?」と思ってしまうからです。 そんな私が『品名』の欄によく書くのが、「雑貨」です。 2019年02月24日更新レターパックの品名に日用品や化粧品といった、おおまかなカテゴリを記載しがちです。漠然とした書き方は実は間違いであることを、ご存知でしょうか?レターパックの品名の書き方について記載例を用いて解説します。封筒記載後の出し方・送り方についても、ご紹介します。出典: レターパックを利用する際に専用の封筒に品名を記載します。日用品や、おもちゃと記載しがちですが、実はこの書き方は曖昧で間違いです。品名を明確に書くことでレターパックの到着日数を守ることができます。レターパックの品名の書き方を記載例を用いて詳しく解説します。品名が未記入や虚偽内容を記載した送り方の場合に、どのようになるのか?レターパックの出し方に関してもご紹介します。出典: 郵便法に基づき、航空搭載禁止品や引受禁止品が含まれる可能性がある場合に、差出人に対して内容開示を求めることが定められています。差出人が開示を拒む場合は受付を断られる可能性もあります。法律で決まっているということもありますが、レターパックには発送してから届くまでの日数が、サービスレベルとして定められています。出典: 問題無い中身でも、品名の書き方が良くないと場合によっては、届くまでの日数がオーバーしてしまう可能性もあります。もちろん品名を未記入にした場合も同様となります。ここからは具体的に、よくある記載例をベースにレターパックの品名の書き方を紹介します。出典: レターパックの品名で日用品と書くケースが多いようです。日用品という品目名は、レターパックに限らず利用される頻度も汎用性も高くなります。人によっては日用品として判断する範疇が異なります。記載例としては、衣類、タオル、寝具、靴、食品、入浴剤、お茶、というように具体的な書き方をします。Tシャツや下着、水着は盗難にあう可能性がありますので衣類という書き方に纏めます。出典: レターパックを使ってプレゼントを送る際に、封を開けた後で届けた相手を驚かせたいという意図で、品名を曖昧に記載するケースもあるようです。しかし品名は詳細に記載する必要があります。記載例としては書籍、DVD、CD、ゲームソフト、ギフトカードという書き方をします。出典: 品名にギフトカードと記載し、レターパックライトを利用した出し方は防犯上の観点でおすすめできません。理由としては、宛先のポストに投函された状態が続き盗難に合う可能性があります。後述の「レターパックでチケットを送る時の注意点」の章で、リスク回避する送り方をご紹介します。出典: レターパックでおもちゃに付随する品物の記載例としてはミニカー、プラモデル、ぬいぐるみ、金属製楽器、というような書き方をします。ゲーム機器はリチウム電池が入っている場合は、陸路での運送の扱いになるため、より詳細に「ゲーム機(リチウム電池なし)」というような記載します。出典: レターパックで雑貨小物の範疇に入る品名の物を送るケースは多いのですが、物によっては送れない可能性があります。法で定められている郵便禁制品の中に引火しやすい物や、爆発性のあるものが挙げられています。雑貨小物として定番である、マニキュアや除光液、香水はレターパックでは送ることができません。出典: これに該当するものではないことを明確にするために具体的な記載例は以下の通りです。アクセサリー、ハンカチ、文具、化粧ポーチ、鞄、手帳というような書き方になります。出典: 化粧品をレターパックで送る際には品目に記載する内容には注意が必要です。化粧品にはアルコールが含まれた商品が沢山あります。レターパックはアルコール度数が70以上は送ることができません。また、アルコール度数が24以上になる場合は航空機による輸送を行えませんので、送る場所によっては配達が数日遅れることがあります。出典: レターパックの品名には記載例として「口紅」、「ハンドクリーム」、「石鹸」、「薬用クリーム」いう中身が分かるように詳細な書き方をします。曖昧にレターパックの品名に、化粧品とだけ記載すると後で確認の連絡が来る可能性もあります。出典: 医薬品のカテゴリに入る物をレターパックで送る場合は、化粧品と同様に品名の書き方に気を配る必要があります。レターパックに梱包された衣料品が、薬用アルコールでなければ問題ありません。レターパックの品名には記載例として「薬」、「サプリメント」、「テーピング」のような書き方をします。出典: レターパックにおいて書類を送る際の品名は書類で問題ありません。契約書や履歴書というような、内容の詳細や書類の枚数に関しても品名に記載する必要はありません。出典: レターパックにてお酒を送る際には、事前にアルコール度数を確認する必要があります。アルコール度数が70を超えるものは受付自体をしてもらえません。アルコール度数が70以下でも、アルコール度数24以上で5リットル以上のものは受付はしてもらえますが、陸輸送になります。配達完了までにかかる日数が通常より、1日から4日程の遅延が発生することを念頭に置きましょう。出典: レターパックの品名には記載例として「酒アルコール度数10.5」という書き方をします。このように記載するか、アルコール度数が24未満のお酒であればビール、ワインのようにお酒の種類を品名に記載でも構いません。アルコール度数が24以上の場合は「ウィスキー(1リットル1本)」というような書き方をします。この場合アルコール度数が超えているものの、量が5リットル未満である旨を明確化しています。出典: レターパックでお土産を送る場合、品名にお土産と曖昧な書き方や商品名を、そのまま記載するケースが見受けられます。お土産ですと、中身の種類すら判別が出来ませんし、商品名は品名にはなりません。この場合の記載例は、お菓子、衣類、キーホルダーというように具体的な書き方をしましょう。出典: レターパックの品目名の曖昧な記載として多いのは「化粧品等」や「食品等」というような、その他の種類の物が梱包されている可能性を秘めている書き方です。等という言葉は汎用的で使いやすいことから利用頻度も高いのですが、等に入るものを確認されるのは面倒です。なるべく利用しないで具体的に品名を書くようにしましょう。出典: レターパックの品名を未記入で出した場合はどのようになるのでしょうか。様々なケースが報告されています。品名を未記入のまま出してしまった後で気が付いても、何が想定されるのかを知っているだけでも冷静な対応が可能です。ここからはレターパックの品名を未記入で送った場合の事例をご紹介していきます。出典: レターパックはポストに投函する出し方もありますが、窓口に持参して対応してもらう出し方もあります。その場合は、窓口で品名が未記入であることを指摘されて、中身の確認を行われます。未記入で出すことは、この段階で防ぐことができます。出典: 窓口を経由するレターパックの出し方をする場合には、記入を忘れても、その場で判明しますが、ポストに投函する出し方の場合は、チェックがなされないまま郵便局に荷物が届けられます。未記入であっても、実際には問題なくレターパックは届くことが多いようです。出典: 未記入で記載しても届くことが多いようですが、場合によっては郵便局から、品名確認の電話を受けることもあります。届け先が遠方である場合、航空便に搭載できるかどうかの判断材として確認がなされます。確認を取るまで配送は滞りますし、対応をする必要も発生する手間は、配達日を未記入に対するデメリットです。出典: 結果的に問題なくとも、品名を未記入にした場合、航空便での輸送が行える中身であるのかを判断することができません。その場合は陸路や船での輸送になるため、本来レターパックでの強みである届くまでの日数の早さを活かすことができません。到着日数を守りたい場合には、レターパックの品名が未記入にしないように注意することが大事になります。出典: レターパックの梱包や、封筒の記載が終われば後は送るだけです。いくつかの送り方があります。ライフスタイルに合った送り方を選択できます。ここからはレターパックの送り方をご紹介します。出典: 一番簡単なレターパックの出し方はポストに投函する送り方です。ただし、レターパックに厚みがある場合は、ポストの入口で引っかかってしまうことがあります。この場合はレターパックを受け付けてもらえる郵便局の窓口に赴きます。出典: ご自宅の近くに郵便ポストが無い場合や、ポストにレターパックが入らない場合は窓口を利用する出し方をします。郵便局であれば、レターパックで利用して送る品名かどうか不安である場合でも、その場で相談が可能です。郵便局のデメリットは、営業時間が平日の17時までの場所が多く、時間の融通が利かないという点があります。出典: コンビニでレターパックプラスと、レターパックライトを購入することは可能ですが、コンビニで受付対応はしていません。窓口対応はしていませんが、コンビニに設置されていポストから投函する出し方は可能です。ただし、コンビニにポストが設置されている店舗は限られています。出典: レターパックプラスであれば集荷依頼をする出し方があります。インターネットか、電話のどちらで受け付けてもらえます。インターネットであれば24時間集荷受付が可能です。都市部であれば8時から19時までの中で時間帯を選びレターパックを集荷してもらいます。家から出なくても良いというメリットがあります。出典: 土日、祝日でも依頼をすることが可能であるため、時間の融通が利きやすいことが特徴です。平日は仕事などで家に居ない人の場合、レターパックを集荷依頼する出し方は、メリットが大きい出し方と言えます。電話を利用する場合は、日本郵便の集荷依頼専門の電話番号が存在します。出典: 0800-0800-111が番号となり、固定電話でも携帯電話でも受け付けが可能です。ご自宅の郵便番号をガイダンス入力しますので、事前に調べてメモを取っておきましょう。出典: レターパックの送り方で確実な方法として郵便局の窓口を挙げましたが、営業時間の関係で仕事前や仕事後に立ち寄れないデメリットがあります。しかし一部の郵便局においては、夜間、土日や祝日、年末年始に営業している郵便局があります。ゆうゆう窓口と呼ばれており、郵便局のホームページから対象の郵便局を探すことができます。出典: 郵便局業務の全てに対応しているわけではありません。対応業務にレターパック受付がありますので、ゆうゆう窓口を利用した出し方は、平日の日中に都合が合わない人には最適な手段です。出典: レターパックを送る際に正直に品名を書くことに躊躇うケースもあります。例えばバースデープレゼントを発送するにあたり、違う品目を書いておき無難に発送するために嘘の品名を書いた場合は、どのような対応を取られるのでしょうか。実は、嘘の品名を書いても問題なく届く場合が多いようです。出典: レターパックの品名と実際に梱包されている中身が別の物であると発覚した場合には、配達が中止になることもあります。問題なく届くことが多くとも絶対ではありません。悪意が無くても配達が中止になることを避けるためにも、レターパックに嘘の品名を書いた送り方はおすすめできません。出典: レターパックの品名に正直に書いても航空輸送ができない物があります。花火やクラッカーのような火薬類や高圧ガス、オイルライターなどの引火性のある液体、殺虫剤や農薬のような毒物類、リチウム電池に代表される有害物質を含む物が航空輸送ができません。出典: リチウム電池はゲーム機器に利用されている、ことが多いので品名を書く際には、ゲーム(リチウム電池あり)というような電池の有無を記載することで確認の手間を省き、スムーズな送り方ができます。陸路を使う運送になりますので、本来のサービスレベルを守ることができない可能性があります。航空便で運送できない品名は、予定よりも到着が遅れを見越した送り方をすることをおすすめします。出典: レターパックでは利用条件が設定されており、利用条件に引っかかった場合は送ること自体ができません。送ることができない条件を、ここからご紹介します。覚えておくことで、対策も立てやすくなります。出典: レターパックは日本全国、どこにでも速達並みのスピードで届けられますが、重さが4キロを超える物は受け付けてもらえません。事前に発送する物の重さを計測してからレターパックを購入しましょう。出典: レターパックは食品も送ることが可能です。条件としては生物は受け付けてもらえません。例えば鮮魚や生クリームを使ったケーキなどの食品を送ることはできません。生物の食品以外であれば送ることができます。焼き菓子は、タッパーに詰める事で割れたり変形することを防ぐことができます。出典: レターパックにはガラスなどの割れ物を送ることができません。損害賠償がありませんので、破損していても弁償を要求することができません。当然、品名に割れ物注意と書いても加味した運送をしていないのです。梱包材を利用しても破損しない保証はないので、自己責任による送り方となります。出典: お金を送る際にレターパックを利用した送り方をすることはできません。お金を送りたいのであれば、現金書留にする必要があります。もし、現金をレターパックに入れるように指示がある場合は詐欺の可能性もあります。実際に、レターパックを使った詐欺事件が発生しています。出典: レターパックライトを利用した送り方の場合には厚さに注意を払う必要があります。レターパックライトは厚さが3㎝以内の物が対象になります。それより厚みがある場合はレターパックプラスを購入します。出典: レターパックライトを利用した送り方をすると相手が留守の場合郵便ポストに届けられます。品名にチケットと記載すると、ポストから盗難に合う可能性があり危険です。送り先の相手とチケットを送った送らないの水掛け論になる場合もあるです。レターパックには賠償制度がありませんので、盗難に合わないような送り方を選択する必要があります。出典: 盗難に合わないように安全にレターパックを届けるには、相手に直接手渡しをしてもらうことが一番です。レターパックプラスはレターパックライトよりも値段が高く設定されていますが、対面での受け取りをする必要があります。レターパックライトはチケットを品名を書きずらいというデメリットがありますが、相手に確実に届く安心感のメリットが勝ります。出典: チケットのやり取りをするサイトによってはレターパックライトをはじめ、メール便、普通郵便などの送り方を禁止している場合もあります。トラブルを防ぐためには、追跡サービスと、対面による手渡しを行うことでリスクを回避することを目的としています。出典: レターパックの品名は日用品や雑貨などの大枠のカテゴリではなく衣類、お菓子のように詳細に記載した方がスムーズに相手に届きます。品名を未記入で出した場合は問題なく届くことが多いのですが、場合によっては内容の確認の電話が入ることもあります。郵便法に基づいたルールにより送る内容によっては荷物の受付が出来ないケースや、配送日がかかることがあるからです。ミニマリストが使うリュックとは、どのようなものなのか。また、ミ...物を減らして必要最低限で生活をする「ミニマリスト」の男性の持ち...今回は、PayPayを解約する方法やアカウントの削除の方法を紹...食生活の欧米化が進んでいる昨今では、ミニマリストの食事のメニュ...PayPalにVプリカを登録する方法は一見簡単に見えますが、適...ヤフオクで2018年3月1日の規約変更によって銀行振込が禁止と...ヤフオクの荷物の発送方法の1つとしてヤフネコというものがありま...「ヤフネコ」の発送連絡が遅い理由は、ヤマト運輸の事情が大きく関...ヤフオクの売上金をヤフーマネーでチャージをするメリットやチャー...ヤフネコについて解説します。ヤフネコは、ヤフオクとヤマト運輸の...近年ではさまざまな店舗でキャッシュレス化が進んでおり、松屋にお...ミニマリストという言葉が浸透して長くなりましたが、メリットの1...スマホ決済サービスを徹底比較してみます。現金決済やクレジットカ...カードローン審査 化粧品類は、で引受・航空輸送できない商品が多くあります。 品名の書き方次第では発送トラブルが繋がることが非常に多いので、化粧品類の正しい品名の書き方と引受・空輸禁止に該当する商品を解説し …