その時 「来年はここに来よう」 と決めて ましたじゃ そんなこんなで 今年の開園を待ってました . 「ちょいと お爺ぃさん・・・なんじゃい お婆ぁさん」 by 平々 凡々 ... 昨年の秋 ここを訪れた時は 摘みとりは終了してました . 「気が付いたようじゃな」 浦島爺さんが声を掛けてきた。 「はあ」 室内の豪華さに気を取られていた私は、気の抜けた返事をしてしまった。 「どうやら状況が理解できておらんようじゃな。お主、一次試験の最中気を失ったんじゃよ。」 「あの・・・・」 「なにかな?」 「どちら様でしょ� 「ホテイアオイ(布袋葵)」ミズアオイ科☆7月13日の誕生花☆花言葉は…恋の愉しみ・恋の悲しみ・揺れる心今朝の最低気温は午前5~7時の24.0℃。最高気温は午後2時の27.7℃。今日は終日曇り空でしたが、昼過ぎに、ほんの少しの時間、雲間から日差す事もありました。 老師 「それはまだ分からぬ。ほれ、その答えを見つけるきっかけがそこにある」延麒 「おい、入り口がなくなったぞ。閉じ込められたんじゃないか?」延王 「なるほど。外部の防御は完璧、入ってしまえば安全。そして出るのは容易い、と言うことは入れる者にとっては便利な造りとなっているようだな」老師 「他の祠にも同様のものがあった。何かの起動装置のようなのじゃが、その使い方がさっぱり解らん。儂が掌を載せてみたが何も起こらなかった」老師 「その六角柱の正面に古代文字が書いてある。古文書を参考に解読したら『次元の扉』という言葉だと解った。ほれ、あなた達の王宮の禁門に不思議な階段があるじゃろう。乗った途端に遥か上階に到着するやつ」老師 「その通り。ある目的を持った者の為に作られたのだと儂は解釈している」老師が指差した先には六角形の柱が地面から四尺ほど突き出ていた。材質は黒曜石のようである。水平に切断されたその六角柱の上面には手形のような印が左右ふたつあった。泰麒 「僕たちどうも別の祠に移動したみたいだね。ほら、この六角柱、さっきのより丸みを帯びている。部屋のカビ臭さも異なっている」老師 「それなら納得じゃ。儂ごときではこの次元の扉は開かない筈じゃ」泰麒 「手形がふたつあるということは、一人の人間の左右の掌というよりも二人の人間の右掌と左掌じゃないでしょうか?その方がこの祠の重要性から考えて合理的です。」ヴーーン・・・ 部屋全体が僅かに振動して六角柱を中心に光が陽子と泰麒を包んだ。中は薄暗い小さな部屋になっていた。広さは四坪程度か。床も壁も天井も石造り。ところどころにヒカリゴケが繁殖しているのか松明がなくとも部屋の様子はぼんやりと見て取れた。内部には家具などは無く伽藍洞のように見える。一行が部屋に入ると入り口が音もなく閉じられ、元の壁に戻った。泰麒 「そうだね。老師、私たちも祠の秘密を探っています。是非ご指導お願いします。」延王 「古老の知識と経験は宝だぞ。我々の大きな力となろう。老師、よろしく頼む」光の眩しさに思わず目をつぶった陽子が再び目を開けた時、そこは祠の中だった。しかし先の祠とは少し違う雰囲気があった。老人 「大丈夫じゃ。儂は何度も入っておる。祟りと言うのは祠を荒らされぬための言い伝えに過ぎぬ。そういう迷信が学問の障害になるのじゃ。盗掘防止のための大掛かりな罠などがなければ問題ない」泰麒 「お爺さんは勇気ある研究者ですね。真理の為には危険をも顧みない。」老師 「ふむ。王と麒麟が祠の秘密を探るとは面白い。私の経験と知識が役に立ちそうじゃな。よかろう、仲間になろう。」老師 「おお、それはいい考えかもしれん。早速試してみようではないか」延麒 「泰麒、冷静だな。と、いうことは王と麒麟の組み合わせが起動するカギということか・・・。」泰麒 「あの階段には特別な呪が施されています。この祠はそれの大規模な物のようですね」◆地理に関しては十二国世界の地図は原作本の最初に載っている「十二国図」または下記参照してください。(十二国記メモより)泰麒と嫌がる延麒を延王が抑えつけて掌を乗せた。やはり何も起こらない。泰麒 「うん。それも同じ国の王と麒麟でなくてもいい事が判った」陽子 「では、王と麒麟ね。万一の事を考えて延王と延麒の組み合わせは避けましょう。私と泰麒でやってみるわね」陽子 「お爺さん、先ほどの呪文といい勇気ある意志といい、あなたは老師と呼ぶにふさわしい。」 スピードワゴンの井戸田さんじゃありませんが「あま~~~いっ!!!。」 お次はだし巻きとがんも。 く~っ、たまりませんね~。 こーゆーお出汁の効いた口取りがウマいのは大将の腕の良さ。 しっかりした味なのに優しさも同居した絶妙な味。 間違いなくシニア層にはウケる大人の味です� 感染予防のため 園内での採食は禁止されてます. 泰麒 「お爺さんは勇気ある研究者ですね。真理の為には危険をも顧みない。」 陽子 「お爺さん、先ほどの呪文といい勇気ある意志といい、あなたは老師と呼ぶにふさわしい。」 泰麒 「そうだね。老師、私たちも祠の秘密を探っています。是非ご指導お願いします。」 老師 「ふむ。王と麒麟�