☆1点=10円です。 ☆(1単位の)薬剤価格15円以下は1点とします。 15円を少しでも超えたら2点。 まず、薬剤価格を10で割って、小数点以下が0.5以下は切り捨て。0.5を超えていたら切り上げ。 薬剤料の計算=五捨五超入です。 こんにちはヤクタマです。今回は、調剤薬局で働く薬剤師なら絶対に知っておきたい「普段はパソコン任せでもいいけど、ルールを知らないと、患者に突っ込まれたときに説明できません。患者によく突っ込まれる、あるあるが「これ答えられるようにならないダメだから、回答がわかんない人は一緒に勉強しましょう。薬剤料の計算は「薬価 × 錠数」みたいに単純ならいいんだけど実際はもうちょっと複雑なんです。復習も兼ねて「薬剤料の計算方法」を一から確認しておきましょう。薬剤料の計算だけならパソコンがやってくれるけど「種類が減ったのに値段が変わらない理由」までは教えてくれません。そんじゃ、長くなるけど頑張っていこう!!目次(もくじ)ちゃんと定義から見ていくよ。*調剤報酬点数表の記載はこれだけだから非常にシンプルですが、分かりづらいですね。わかりにくい箇所といえば「所定単位」という記載でしょう。これは「調剤報酬点数表に関する事項」の別の箇所に、所定単位とは「1剤1日分」とすると記載されています。さらに「1剤」というのは「調剤報酬点数表に関する事項」の別の箇所「服用時点が同一である薬剤」と定められています。ハイ、これが原則ね!!つまり、薬剤料とは「1剤」ごとの「1日薬価」を点数化したものをいいます。そして、最終的に「1日薬価を計算して、日数倍する」という、この順番がとっても大切なんです。それでは、これらを踏まえてわかりやすく薬剤料の計算を解説してきます。それでは一連の流れから説明します。この3ステップで計算できます。「1剤」の「1日薬価」を計算します。「剤」というのは飲み方ごとの単位ですね。ロキソニン 3T薬剤料は、一種類ずつ計算するのではなく、飲み方が同じものは一つのまとまりとみなします。ロキソニン13.8円×3Tこんな感じで1日薬価を計算します。「1日薬価」を五捨五超入し「円」を「点」に変換していきましょう。このときに登場するのが「五捨五超入」というルールです。定義で言うところの▼この部分ですね。使用薬剤の薬価が調剤料の所定単位につき15円を超える場合:10円又はその端数を増すごとに1点この部分を解釈して「五捨五超入」と呼びます。[jin_icon_pen color=”#e9546b” size=”18px”]「1日薬価を計算してみると小数点以下があらわれるのですが、調剤報酬の考えに小数点以下は登場しません。薬価の単位は「円」なので「点」に変換するときに小数点以下をまるめて整数にする行為が「五捨五超入」です。例えば、薬価が26円だったとします。単純に1点10円でやると2.6点になりますが調剤報酬に小数点以下は登場しないので、小数点以下の0.6は切り上げて「2.6」 → 「3」に変換します。つまり薬価26円は3点になります。この切り上げのルールが「五捨五超入」です。1.5点までは切り捨て「1」つまり1.5000001を五捨五超入すると切り上がって「2」になります。1調剤の1日薬価を計算するさきほどの処方例を見てみましょう。ロクソニン 3T薬剤料は、一種類ずつ計算するのではなく、飲み方が同じものは一つのまとまりとみなします。ロクソニン13.8円×3Tこんな感じで1日薬価は「98.1円」なので、五捨五超入して点数化すると「10点」になります。1日の薬剤料が計算できたら処方日数倍してあげます。ロクソニン 3T処方例は3日分なので3倍しましょう。ハイ、できあがり。くれぐれも間違えないでほしいのが「1日薬価 → 五捨五超入 → 日数倍」って3ステップです。これが一部逆転して「1日薬価 → 日数倍 → 五捨五超入」になるとまた違う答えになってしまいます。あくまでも1日薬価をベースに考えることをおわすれなく。極端に点数の低いものは一律1点になります。1日薬価が0.5点以下だと五捨五超入してしまうと0点になってしまい、ただで渡すことになってしまう。そのため極端に低いものは1点とすることで請求することができます。0.51点~1.5点も五捨五超入したら1点になるので、総合すると1日薬価が15円(1.5点)以下のものは一律1点になります。使用薬剤の薬価が調剤料の*次の処方の薬剤料を計算してみましょう。ロクソニン 1T1錠あたりの薬価は「ロクソニン16.8円・ムコタイン20.2円・ホララミン5.6円」です。よって1日分の薬価は「42.6円(4.26点)」になり、これを五捨五超入すると1日あたり「4点」になります。次に、ホララミンがなくなった時の処方で計算してみよう。ロクソニン 1T1日に分の薬価は「37.0円(3.7点)」なので五捨五超入すると1日あたり「4点」になります。何がいいたいかというとホララミンがあってもなくても同じ「4点」なので1種類へったとしても会計は同じということがわかります。よって、極端に安い医薬品の増減は「会計に影響を与えないことがある」ということがお分かりいただけたでしょうか。いつもおんなじ薬を使っている人が「1種類減っても薬代がが変わらないのはなぜなのか?」という質問への回答はこの一連の流れを示してあげることになります。バイアス錠なんて1錠5.6円しかしないから、削除になっても会計がかわらないことが多いです。ご高齢の方だと、パソコンの方が間違っていると機械のせいすることがあるから、手動でも計算できるようにしていざって時に説得できるようにすることが大切です。内服薬はひとまずこれで終了です。次は外用薬に行ってみましょう。そうそう、内服薬の調剤料については別の記事で解説しているのでよかったらみてくだされ。外用剤は処方箋に総量が記載されているので「薬価 × 総量」を10で割って五捨五超入するだけです。ポルタレン軟膏 50g外用薬は「日数」の概念がないので処方箋に全量記載するルールになっています。計算方法は超シンプル。405円だから10で割って40.5点です。それを五捨五超入して「40点」ねっ、簡単でしょ。外用薬の調剤料については別の記事で解説しているのでよかったらみてくだされ。頓服薬の処方箋には1回量と処方回数と服用タイミングが記載されてます。薬価を計算するときは「総薬価(1錠薬価×1回量×回数)」を10で割って五捨五超入するだけ。ロクソニン錠 2錠「総薬価」を計算するから「1回20錠 ×10回 × 18.6円/錠」なので総薬価を計算します。372円を10で割った37.2円を五捨五超入した37点が薬剤料になります。くれぐれも間違っちゃいけないのが「薬価 × 1回量」を五捨五超入してしまわないようにね。あくまでも総薬価を記載することが大切。そのサイトが「医療系ニュースをまとめて読むことができて、毎日の情報収集がとにかく効率的になります。毎日、スキマ時間にスマホでチェックするだけで ▼公式サイトにマンガで詳しい紹介があります。要するに無料登録するだけで3000円の参考書が実質無料でゲットできるってコトです。ニュース以外にも薬剤師コラムも充実してるから、ヒマつぶしに読むだけで勉強にもなっちゃう。コラムで読んだ「▼詳細はキャンペーンページをチェックしてみて下さいな。 今回は、薬そのものもの値段である 薬剤料・特定保険医療材料料の計算方法 について解説します。 15円以下の場合は1点、15円を超える場合は10円又はその端数を増すごとに1点。 つまり、内服で言えば1剤1日分薬価が著しく低い場合(4.8円とかは0.48点となるため)、五捨五超入すると0点になってしまうが、15円以下なので1点にするということ。
薬学管理料(薬剤料) 概要(調剤報酬点数表) 薬剤料は薬価基準で算出した額により、次の通り薬剤料を算定する。 1 使用薬剤の薬価が調剤料の所定単位につき15円以下の場合1点 平成28年度 診療報酬点数 医科 > 第2章 特掲診療料 > 第10部 手術 > 第4節 薬剤料 > K940 薬剤 薬価が15円を超える場合は、薬価から15円を控除した額を10円で除して得た点 数につき1点未満の端数を切り上げて得た点数に1点を加算して得た点数とす る。 15円以下の薬剤料は1点で算定できます。 【投薬】の薬科計算で習ったと思いますが、少数点以下は切り上げですよね。 例えば14円の薬だと『14-5÷10=0.9点→少数点以下切り上げ→1点』 …
ï¼ è¬ä¾¡ã15å以ä¸ã§ããå ´åã¯ãç®å®ããªããï¼ ä½¿ç¨è¬å¤ã®è¬ä¾¡ã¯ãå¥ã«åçå´å大è£ãå®ããã (ロ) 散剤、顆粒剤及び液剤については、1銘柄ごとに1種類と計算する。 (ハ) (ロ)の薬剤を混合して服薬できるよう調剤を行ったものについては、1種類とする。 (ニ) 薬剤料に掲げる所定単位当たりの薬価が205円以下の場合には、1種類とする。 ☆1点=10円です。 ☆(1単位の)薬剤価格15円以下は1点とします。 15円を少しでも超えたら2点。 まず、薬剤価格を10で割って、小数点以下が0.5以下は切り捨て。0.5を超えていたら切り上げ。 薬剤料の計算=五捨五超入です。 ただし、薬剤料と特定保険医療材料料は、どこの薬局で計算しても同じです。なぜなら、国が薬価と材料価格を決定しているからです。. 処置手抜料 + ( その時使った薬剤料 ) + ( その時使った医療材料 ) 薬剤料の計算は、投薬・注射と同じですが、違うのは15円以下の薬は全て算定できないということです。 投薬の点数計算がわからないと悩んでおられませんか。医療事務の資格を取ろうと勉強を始めると、レセプト作成で算定問題を解くことになります。薬価の単純合計ではなく、投薬の点数計算は複雑です。独特な五捨五超入・基本的なしくみを理解していきましょう。 原則の「15円を超える場合は10円又はその端数を増すごとに1点」この部分をさします。 「円」を「点」に変換するときの考えです。 薬価を計算してみると小数点以下があらわれるのですが、調剤報酬の考えに小数点以下は登場しません。 薬局に行くと必ずと行っていいほどジェネリック医薬品を進めてきます。 たてまえとしては、 患者の会計が安くなって、患者が嬉しい。 国の医療費負担も少なくなって、国も嬉しい。 薬局もジェネリックを推奨する ...