この広告は、90日以上更新していないブログに表示しています。どうも、僕です。こんにちは。 さて、少し前ですが『ソロモンの偽証』という映画を観に行ってきました。 原作は 原作は読んでないのですが、個人的に非常に良い映画だなと思ったので、感想とともに考察を書こうかなと思います。 ネタバレ含むので映画や原作をこれから見ようと思っている人は、これから先は読まない方が良いかと。笑 ▼「ソロモン」は誰だ? まず『ソロモンの偽証』というタイトルについて。そもそも「ソロモンって誰だっけ?」という僕のような方のために下記ざっくり説明。 ・聡明で有名な古代・偉大な知恵者だったためソロモンに由来する偽文書が流布していたが、中世盛期以降には魔術師が悪霊を呼び出す術を記した新たな偽ソロモン文書が流布した。 とまあ、こんな感じです。 で、重要なのは「作中でのソロモンにあたる人物は誰だ?」ということ。 これはクリスマスの夜に死体で発見された【柏木くん】だと思います。彼はそのミステリアスな言動、行動によって様々な登場人物の心をえぐります。それも誰にでもある弱さを見透かし、「逃げるなよ」と言わんばかりに。 登場人物の中には彼の言葉が残り続け、そして彼の死や「偽告発文」騒動を発端にした学内裁判の中で何度もその弱さと向き合うことになるのです。 例えば、いじめを目撃しながら怖くて助けに入れなかった主人公の川野涼子のように。歪んだ友情の末、高圧的に偽告発文に協力させ、最終的に浅野松子が事故死する原因をつくってしまった三宅樹里のように。 このようにそれぞれのキャラクターの中にある、いわば人間ならば誰にでもある弱さが、彼の存在によって浮き彫りになっていきます。 整理すると… 「ソロモン」=柏木くん「悪霊」=それぞれの中にある弱さ といった感じでしょうか。 ▼主人公の回答から考察するメッセージとは?「後篇 裁判」のラストで時系列が回想から現代へ戻り、母校へ教師として赴任してきた主人公と校長先生の間で興味深いやりとりが2シーン行われます。 【その①】校長「蓋をすれば見たいものだけが目に入る。思考停止でそれは楽。私はすっかりそうなってるわねえ。」主人公「私も、そうなっちゃいました。」 【その②】校長「その後、みんなはどうなったの?」 さあ、これをどう考察するか。それぞれ次のように考えました。 またそのことを自覚している状態の暗示。 その②「私たちは、友達になりました」 更に、それを自覚しているということは、今も主人公は自分自身の弱さと闘いながら、常に葛藤を持ち、揺れながら狭間を生きているということではないでしょうか。 この映画では色んなタイプの大人(親)が描かれます。(ちなみにこの映画のキャッチコピーは「嘘つきは、大人のはじまり」…!) それさえあれば、僕らは強くなれる。 ソロモンの偽証、柏木卓也はくずですね。嫌な奴でしたね。最後の最後で分かりましたね。 クズだというのは途中で分かりましたが、バカだと分かったのは最後でしたねw 返信する. 利発な神原和彦は今回友人の死の真相をめぐる構内裁判にて、 >校内. ソロモンの偽証・後篇は、事件の解決として死んだ柏木君の死の真相が明らかになっていきます。 前篇では想像を膨らませる部分が多く、先を見るのがとても楽しみでした。 ソロモンの偽証 第I部. 5/20、5/27と金曜ロードshowで、映画「ソロモンの偽証」前編・後編が初地上波放送される。 原作は宮部みゆきで、ハードカバー3冊、文庫6冊の超大作。 ひとりの生徒の死を巡って、中学生が裁判をするという内容で、複雑に事情が絡み合いとてもおもしろいのだが、非常に物語が長い。
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ソロモンの偽証 前篇・事件 ユナイテッド・シネマ浦和 3/7公開 クリスマスの朝、雪に覆われた中学校の校庭で柏木卓也という14歳の生徒が 転落死してしまう。 © 2020 人生波待ち日記 All rights reserved. 『ソロモンの偽証 前篇・事件』の後篇。いよいよここから校内裁判の幕が開ける。 前篇で散りばめられた謎の真相が次々と明かされていく。一体誰が嘘をついているのか?柏木くんはどうやって転落死したのか?松子の事故の経緯は? 宮部みゆき作品. インタビュー. ソロモンの偽証.
お待たせしました、メンマです。いまさらですが、映画レビューしてます。映画レビューし始めて難しいなあって思うことは、どこまで批判していいか、どこまで褒めていいのかわからないということです。というのも、私が、”ここはこうしたほうがいい”と上から目線で言ったとして、経験も知識も浅い私に批判する権利や価値があるのかと思うわけです。「本当は監督はこういう意図があって…」なんて言われるかもしれないと考えると、迂闊に批判できないし、私が作品を絶賛したとして、「監督はそこまで考えてないよ」なんて言われたら勝手に盛り上がった深読み厨みたいで、恥ずかしいし。そんなこと考えていたら「迂闊にレビューしたくないなあ…」なんて思いはじめて…笑それでも、私がレビューをする上で大事に思っていることは「思ったままのことを書く」ことです。(もちろん、誹謗中傷にはならない程度にですが。)無理に通ぶったりせず、あるいは正しいとか間違っているとか考えずに思ったことを書く。あくまでも主観です。客観的にも考えたりもしますが、それも私の頭を介したものなので私の主観です。そうやって開きなおることで、レビューを書くことにしました。もしかすると、「それは違うぞ」なんてお叱りを受けるかもしれません。まあ、でもそれはそれでその人の考え方がわかるのでいいのかもしれませんね。ぜひディスカッションできたらと思います。twitterでもブログのコメントでもなるべく返信したいと思うのでよろしくお願いします!それでは、前置きが長くなりましたが、ソロモンの偽証の後篇のレビューをしていきます。前編では、ソロモンの偽証というタイトルに着目しつつソロモンという旧約聖書の中での人物に考えを巡らせながら映画をみていきました。その時は、ソロモンの偽証というタイトルとソロモンの逸話が結びつきませんでしたが、今回の後篇ではその繋がりが見えてくるのか、そこに着目しながらみていきました。ソロモンの偽証・後篇は、事件の解決として死んだ柏木君の死の真相が明らかになっていきます。前篇では想像を膨らませる部分が多く、先を見るのがとても楽しみでした。しかし、結論から言うと今回はその膨らんだ期待が一気にしぼんだというか、うーん。もうちょっとショッキングな結末を想像していただけに、なんとも言えない終わり方になりました。ネタバレになるので詳しくは言いませんが、僕としては膨らみすぎた期待のばかりに、しぼんだ結末が残念でした。しぼんだというよりかは、もしかすると内容のテーマが色付けられたのが嫌だったのかもしれません。前半が惹きつけられて、どこか不気味なミステリーでした。でもそれは、謎があるゆえの好奇心です。謎があるからこそ惹かれる。これってホラー映画でも恋愛映画でもなんでもよくある話ですよね。その謎が明らかになるにつれて、その魅力が失われていくのがこの映画では顕著に感じました。そして最後に残ったのは、自殺やいじめに対する初等教育のような内容。守ってあげればよかったみたいな、いじめはよくないみたいな。そんな小学校でおそわることを壮大な時間をかけて復習したような気がしました。まあ、もちろん、それが悪いわけではないのですが、前半が前半だけに壮大な時間をかけて感動的な音楽を流されても心に響くよりさきに驚きて、置いてけぼりにされたそんな感じです。ネタバレしすぎたかな…?ソロモンの偽証と調べると、検索候補に「メンヘラ」があがってきます笑まあ、この映画をみた人はみんなそう思ったのかもしれません。それは、最初に死んだ柏木君がちょっとメンヘラ気質だったからですね。死にたい。屋上に来なければ死ぬぞ。そんなことを言う柏木君は確かにメンヘラかもしれません。ただ、中学生という多感な年齢。柏木君には柏木君なりの正義感があったのでしょう。そして多感な彼は自分の正義感と反するものから目を背けることができなかったのでしょう。柏木君を演じる望月歩さんのつぶらでまっすぐな瞳が柏木君のそんな純粋無垢な性格を表しているのかもしれません。だから、レビューなどで「ソロモンの偽証 柏木 クズ」「ソロモンの偽証 柏木 うざい」などを見ると、やはり悲しくなってしまいます。そんな風な言葉で”一人の人間”、それから”一つの映画”をを片付けること自体、柏木君が一番敏感に嫌うことなのではないでしょうか。人生に悲観的な彼を生きるように説得するために、もし私ならどうすればいいのだろうか。どんな言葉をかけてあげられたのだろう。そんなことを考えながら、映画をみていました。たしかに、柏木君の言動にもよくない部分もありました。しかし、それだけで彼を罰して(批判して)はいけないのです。彼の中学生なりの不十分で未発達な感受性を考えてこそ、裁判ができるのではないか、そんな風に私は思いました。考えれば考えるほどわからなくなるのは、タイトルの意味です。ソロモンの審判という歴史上の逸話では、二人の女が産んだ子供のうち一人が死に、そして残った一人の赤ん坊を巡り母親が裁判をする。そして、赤ちゃんを八つ裂きにしようとしたときに、止めようと出てきた母親を本当の母親だと認めた話です。これを映画に照らし合わせると、裁判を争っているのは、柏木くんを殺したと告発された不良少年の大出俊次を守る弁護人役神原和彦と、その偽りを暴く検事役藤野涼子ですね。そして、ソロモンの審判のように最後に飛び出してきたのは神原和彦です。これはものすごいネタバレですが、神原和彦は最後に自分を裁いてくれと判事に言います。しかし、判事はそれで裁くことはできないと無罪を伝えます。この様子は、ソロモンの審判でいう赤ん坊の実の母に重なるものがあります。まあ、これでタイトルは十分回収したわけですが、だからこれが何を表しているかとかんがえるとよくわからないですね。状況が重なる部分があるだけで特にそこにメッセージはないのかもしれません。(まあ、そもそもメッセージがある必要はないですからね。)宮部みゆきさんのインタビューの記事をみてみました。宮部みゆき『ソロモンの偽証』――現代ミステリーの金字塔、待望の文庫化! 全六冊、三ヶ月連続刊行。その法廷は14歳の死で始…敢えて説明してしまうなら、そうですね、最も知恵あるものが嘘をついている。最も権力を持つものが嘘をついている。この場合は学校組織とか、社会がと言ってもいいかもしれません。あるいは、最も正しいことをしようとするものが嘘をついている、ということでしょう。宮部みゆき「ソロモンの偽証」刊行開始記念インタビュー https://www.shinchosha.co.jp/solomon/interview.htmlなんと、大胆にもタイトルのつけた経緯のようなものを説明してくださってます。とても抽象的な内容ですね。権力のあるもの嘘(偽証)をついている。あるいは、最も正しいことをしようとするものが嘘をついている。この映画に当てはまるものがいくつもありますね。どれが答えというわけではなく、それが社会なんだとうような大きなテーマなのでしょう。そして私がこのインタビュー記事で一番、影響を受けたのは次の部分です。私の場合、いつもアイデアと一緒にタイトルが出てくる。これが同時に出てこない作品って、大抵ポシャるんです。宮部みゆき「ソロモンの偽証」刊行開始記念インタビュー https://www.shinchosha.co.jp/solomon/interview.html宮部みゆきさんはアイデアとともにタイトルがでてくる。ということは、タイトルのなかにトリックやどんでん返し、あるいは、メッセージが込められているということでしょう。ソロモンの偽証というタイトルにもおそらく宮部さんの思いが込められているのはないでしょうか。最初に述べたように、レビューや感想はあくまで主観。作者と違っていてもいいと思うんです。みなさまも、それぞれタイトルと内容の関係を考えてみてはどうでしょうか?今回レビューしたのは映画ですが、ぜひ小説も読んでみてください。それでは今回のレビューは以上です。ありがとうございました! メンマ祭り1号シナリオの勉強をしながら、関西の大学に通っています。"メンマ1号"の名前でよくゲームをしています。
フレンド募集中です 2015/3/21 ソロモンの偽証、柏木卓也はくずですね。嫌な奴でしたね。最後の最後で分かりましたね。 柏木卓也の死が多くの観覧者の同情が集まってしますと、 >しまうと. 質問者2015/3/21その表現的確ですねw返信を取り消しますがみなさんが社会に出て、一番役に立ったと思う本はなんですか?「チーズはどこに消えた?」 ものの考え方の基本を学べたとおもいます。赤毛のアンについて質問です。急ぎ目でお願い致します。 現在カナダの高校に留学をしている者です。 先日、カナディアンヒストリーの授業で、何でも自分の好...いえいえ。歴史でなくても良いんです。「カナダに関するもの」なら良いのよね? オーストラリアも”こんな風”で『社会』の宿題がある場...みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!Q&Aをキーワードで検索: aoi-sea 2017年2月22 「ソロモン」=柏木くん 「悪霊」=それぞれの中にある弱さ といった感じでしょうか。 映画のレビューを見ると彼に対して「あいつ、単なるイカれすぎのクズじゃね?」という批判もあるみたいですが、 卑劣ないじめを影で行っていたという意味では >陰. 宮部みゆき『ソロモンの偽証』――現代ミステリーの金字塔、待望の文庫化! 全六冊、三ヶ月連続刊行。その法廷は14歳の死で始まり、偽証で完結した。