阪急岡本・夙川・西宮北口にある、中高一貫校だけが通える学習塾です。灘、甲陽学院だけで100名以上が通う、少人数制集団・個別指導塾です。 神戸女学院中の英語の授業は、他校と比べて異彩を放っています。女学院中ではとはいえ、最初の進度はそれほど速くありません。1年生の1学期のうちは、1学期で音とつづり、英作文の基本ルールをマスターして、2学期から本格的に英文法の学習が始まります。文法項目の分類・序列は、日本で発刊されているテキストのそれとは異なる部分が多いのですが、これも女学院の伝統と割り切って受け入れることが必要です。参考として、以下に中1女学院の年間の授業進度の例を示しています。定期試験までに授業で教わる単語は、基本的に1学期の中間試験ではbe動詞(現在形)の肯定文/否定文/疑問文(および、その応答文)が主な試験範囲となるのが通例です。主語の人称によるbe動詞の活用(am/are/is)を確認することはもちろん、不定冠詞の使い分け(a/an)、名詞の単数・複数にも気を配りましょう。期末試験では、疑問詞/命令文/現在進行形/助動詞(can)あたりまで出題されることが多いようです。いずれも単独項目だけでなく、女学院の授業は同じ文法単元を繰り返して練習しつつ、既存の知識の上に少しずつ新しい事項を塗り重ねていくという形を取っています。従って、試験前に一人で勉強しようとしても大変効率が悪く、ヌケモレが多々出てしまいます。定期試験で高得点を取るには、女学院の試験では必ずリスニングが課されます。1年生1学期の聞き取りテストは、それほど難しいものではないようです。とはいえ、聴き取りができても、正しく設問に答えられなければ得点にはなりません。聞き取れはしたけど綴りが違った、答えを勘違いした、肝心なところが聞けたか自信がない…という状態では、学年が上がるとすぐにリスニングが苦手になってしまいます。外国語は全身を使って習得するものです。1年生のうちから限られた時間内で単語や英文を正確に書くには、日頃から自分が間違えやすいポイントを知ることが必要です。中間試験は出題範囲が狭いため、点を取りこぼす原因はケアレスミスだと言っても過言ではありません。ふだんから、答え合せをする前に見直す癖をつけ、「わかっていたのに間違えた」箇所をなくす注意力を高めましょう。結局のところ、英語の点差は「注意力の差」なのです。「今回はたまたま間違っただけ」、「本番では大丈夫」、そんな言い訳をよく耳にしますが、そういう生徒は必ずと言っていいほど、本番でもミスを犯すのです。自分のミスを謙虚に受け止め、その傾向を把握し、たゆまぬ努力を続ける。これこそが語学の王道です。 発音と文字がリンクしていないと必ずつまずきます。 → 発音記号を大事にし、音声とスペルを結びつけて日本語との違いを意識しましょう。 → 外国語と丁寧に向き合う。決まりごとなどを面倒だと感じても投げ出さないように。外国語学習の「王道」を進みましょう。→ 授業の「分からない」はその日のうちに解決する。プリント・テスト類は必ず解き直しを。 → 学習するときは、英語を目で見る・耳で聞く・手で書く・声に出す →全文を構造的に理解できるよう、英作文に積極的にチャレンジしてください。神戸女学院では、先生オリジナルのプリント教材および「STEP演習数学(数研出版)」を中心に授業が進められます。学年によって難易度などに差がありますが、授業プリントには高校内容も含む難しいものが含まれることもあります。予習課題および宿題は上記の問題集から出題されます。ただし、問題集は神戸女学院の生徒にとっては少し物足りない内容であり、定期試験にはもっと難易度の高い問題も出題されます。そのため、普段の学習には上記の問題集以外に、難易度の高い別の問題集を持っておくことをおすすめします。具体的には「体系数学のチャート式中学数学問題集」です。「STEP演習」と同じ数研出版のため、類題が定期試験にも出るため、+アルファを目指す生徒にはおすすめの問題集です。数学の進度はゆっくりしていて、中1の2学期終了時点で、公立中学でいうところの中2範囲がほぼ終了するペースです。小学校のときの塾等で習っている予備知識によって、1学期の期末テストくらいまでは、特に苦労することなく定期試験を乗り切れる場合もあります。他の学校で多くみられるように、途中から急に進度が速くなることもありません。 しかし、難関大に現役で合格するにはこのスピードで本当に大丈夫なのかと不安に感じる生徒も現れ始め、知らない間に個人差も生まれてきます。比較的時間のある中1のときに先取り学習で少しでも貯金を作っておけば、後々楽になることは間違いありません。 1学期の定期試験は難しい問題はあまり出題されず、平均点が高い傾向にあります。そのため、高得点を取るにはいかに「ミスを減らせるか」がポイントになります。しかし問題量が多いのでゆっくり丁寧に解いていたのでは時間切れになり、高得点は見込めません。また、いくら早く解けても計算ミスをしていては高得点は見込めません。よって、問題集を繰り返し解いて早くてミスなく解ける練習をしておき、本番ではできる限り素早く解いて、見直しに使える時間を確保する必要があります。期末テスト以降、内容は徐々に発展的なものになっていきます。例えば、中間範囲の「正負の数」の理解が不十分であれば、「文字式」を理解できず、「文字式」ができなければ「方程式」を解くことができません。特に代数分野はこの傾向が強いので、最初の試験で思うような点数を取れなかった人は、しっかり穴を埋めておかなければなりません。神戸女学院の中1数学は他校に比べてゆっくりとしたペースで進むことが多いです。小学生のときの塾等で習っている予備知識によって特に苦労することなく定期試験を乗り切れるのではないでしょうか。洛南では早ければ中2の2学期から、遅くとも中3には急に進度が速くなり、予備知識がない生徒は授業についていけなくなり、上位層と下位層にはっきりと分かれるようになります。神戸女学院は進度が速くなることはありませんが、京大阪大国公立医学部に現役で合格するにはこのスピードで本当に大丈夫なのか不安に感じる子も現れ始め、知らない間に個人差も生まれてきます。比較的時間に余裕のある中学生の中でも特に余裕のある中1のときに少しでも備えをしておけば、後々楽になることは間違いありません。では、自分で学習するのに何から始めたらいいでしょうか。答えは幾何です。小学生のときに習うのは主に初等幾何と呼ばれるもので、補助線を引いたり回転させたりして解決に導くものです。数学ではおもに「座標幾何」を学習するのですが、ある程度のイメージ力が備わっていないと全く理解できなくなるかもしれません。下にあげる具体例についてどのように答えるでしょうか。「1枚の固定した10円玉の周りをもう1枚の10円玉が外接しながら回転しています。元の位置に戻ってくるまでに何回転したでしょうか。」1回転ですか?2回転ですか?回転の定義とは何ですか?合同な円柱が十字に重なっているとします。そのとき重なっている共有部分の立体図形はどのような形をしていますか?では、たて・よこ・高さの3方向にこの円柱が重なっている共有部分の立体図形はどのような形をしていますか。大学受験ではイメージだけでなくその立体の体積を求めさせられます。もちろん積分を使うのですが、そもそもこれらの立体図形のイメージが湧かないと式を立てることができません。代数単元では、公式の丸暗記に走ることなく、公式の意味を考える学習が大切です。学校の授業では、単に公式に当てはめるような解答よりも、つたなくても自分なりに考えた解答の方が評価されます。そのためには普段から、公式の丸暗記ではなく、公式の意味を考えた学習が大切です。数学の公式には一つ一つに意味があり、それが理解できると数学の知識に有機的つながりがでてきます。この有機的なつながりが、高校数学で必要な発想力、着眼点を生み出します。大学入試数学の大半が記述式設問なのは、「正しい考え方」が身についていることを確かめるためです。計算問題であっても計算過程をきちんと書く、間違ったら過程を見直す、という学習を通じて正しい考え方を身につけていくプロセスが、大学入試数学には大切です。中1・中2の2年間で学習する中学範囲が、高校数学、大学入試の原点になっています。中学数学の最初の単元は「正の数・負の数」、次は「文字式」です。計算中心の学習から始まります。その結果、数学を算数の延長のように考えて、「答えの数字があえばよい」と錯覚することがあります。「解答の数字があう」以上に、「正解に至る道筋」の方が実は大切なのです。速く正確に計算をするためには、頭の中で処理をするのではなく、途中式を丁寧に正確に書くことであることは学年が上がると気付くのですが、中1・中2のときは「式を書くより頭の中で処理をしたほうが速いから」ということでどうしても“書く”ことを怠ります。高校範囲に入れば、学校で使用する問題集で学校ペースに合わせて学習しましょう。時間に余裕があればどんどん先に進むことも忘れなく。 数学は数学Ⅲがベースになっていて(理系学部志願者で大学入試のおよそ50%はこの数学Ⅲからの出題となります)そこから逆算して必要なことを順に習う科目です。つまり数学Ⅲの早期学習が数学全体の“つながり”に気付き「だからこんなことを習うのか」と自分で納得させることができます。理系で物理を選択するのであれば微分積分学を知っているのと知らないのとで“理解度”に大きな差が生まれます。先取り学習の重要性はここにも存在します。高校範囲を一通り学習すれば、次は大学入試問題です。まずは数ⅠA、数ⅡBのみの範囲で標準レベル(現センター試験レベル)の完成をする必要があります。現行の制度では、東大・京大・国公立医学部を志望する生徒にとっては、ほぼ満点を取るのが当たり前とされていますが、実際にはしっかりと準備をし、練習を積まないと満点は取れないものです。標準レベル(現センター試験レベル)の勉強は数学の基礎を固めることに役立つのでしっかりとしておくべきでしょう。その後は発展レベル(2次試験レベル)の学習に入るのですが、できるだけ早い時期に志望校を決めておきそれに向けた対策を出来る限り早い時期からスタートできれば現役合格にかなり近付くでしょう。東大は東大なりの、京大は京大なりの数学の“特徴”が顕著に表れており、それを知っているか知らないで大きな差となります。知るための手段として過去問題があるので、10年分程度は解くことをお勧めします。※中学生の間は特に、英語・数学に力を入れてください。総合クラスでは、学校ごとの定期試験対策を無料で試験前に実視します。東大・京大・難関国公立医学部志望の方は中3から開講の中3物理化学総合Sの取得をお勧めします。国公立医学部・阪大・神大志望の方は、高1から開講の高1物理化学総合SAの取得をお勧めします。
兵庫県神戸市東灘区岡本1-12-14 高い偏差値を誇り、関西女子校の最高峰に君臨する神戸女学院中学。東京大学、京都大学、大阪大学など、最難関大学へ多数合格者を輩出している。その理由と入試傾向を徹底紹介。執筆者:籔 孝昭学習・受験ガイド 中学校の通知表・成績表!成績・評価の付け方や内申点の上げ方とは国語力を伸ばすには?読解力を高め記述式問題にも強くなる勉強法10国語読解力をつけるには、文章の要約練習がおすすめ受験生の夏休み!高校受験で受かる中学3年生の勉強時間・過ごし方中学受験!小学6年生の夏休みの過ごし方7つ私立高校の個別相談の服装や持ち物は?併願優遇を手に入れる方法大学・大学院の志望理由書の書き方!社会人の大学受験中学受験を諦める・やめるときの「見極め基準3つ」サイバーエージェントCEOの藤田晋氏も絶賛する、その小説の中身とは? 神戸女学院中学の英語 【1】使用教材と授業スタイルについて 神戸女学院中の英語の授業は、他校と比べて異彩を放っています。女学院中では「英語を英語で学ぶ」ことが徹底されており、教材はほぼ全て英語で書かれたオリジナルプ…
 グローバル化が急速に進むなか、世界のコミュニケーション・ツールとして英語の重要性はますます高まっています。神戸女学院中学部・高等学部では、70年以上も前から独自の英語教授法により、オールラウンドなコミュニケーション能力を身につける教育を実践してきました。-神戸女学院だからこその自然に包まれた学校生活- 本山第一、本山第二 . 神戸女学院中学受験で、娘さんが思春期に入られることがあります。無視や勉強に集中しないなど様々なことが起こります。そこで女の子が思春期のときに「保護者はこうするべき」について、塾講師の立場からブログ記事にまとめました。