JR東海は7日、ゴールデンウィーク期間中(GW、4月24日~5月6日)の東海道新幹線の利用者数が、前年同期比94%減の29万2千人だったと発表した。 JR東海は7日、ゴールデンウィーク期間中(GW、4月24日~5月6日)の東海道新幹線の利用者数が、前年同期比94%減の29万2千人だったと発表した。GW期間中としては1987年の同社発足以来、最低。特急「ふじかわ」「ふじさん」の利用者数も95%減の計1千人にとどまった。今後、新幹線の「のぞみ」と、在来線特急列車の一部で運転を取りやめる。  結論からいうと、新幹線は走行中・停車中に関わらず、空調や換気装置により、常に外気を取り入れる設計になっており「計算上では約6分~8分で車内の空気は入れ替わる(JR東海)」という。他の新幹線を有するJR各社にも確認をしたが、同様の設計で密閉空間ではないとのことだ。 コロナ直撃の東海道新幹線 消毒、換気に続くjr東海の対策は「薬師如来」 7/4(土) 15:28 配信 東海道新幹線の利用者が対前年のわずか6%だったGW  結果、東海道新幹線の大型連休中の利用者数は、前年のわずか6%にとどまった。  窓が開かない新幹線は、対コロナの安全性は保たれているのだろうか? 牙を抜かれた頃の国産車5選「零戦」は数字付くのに「雷電」「烈風」なぜ愛称? 大戦で旧海軍機名が変わったワケさすがにエンジンがデカすぎでしょ!? 大排気量コンパクトカー5選電機メーカーが“本涼”発揮、「着るクーラー」新製品続々コロナ対応で優秀だった国は? ランキング発表、アジア・オセアニアや欧米の主要国以外が上位に台頭する中国に日本と英国の連携が鍵となる訳高橋泰教授が新型コロナをめぐる疑問に答える日中韓「想定外の人口減少」で直面する大問題日立は日本最強の「子会社売り上手」、投資ファンドも舌を巻く売却術銀座ママ「つまらないコンプライアンスが日本を滅ぼす」Copyright ©  段階的な自粛緩和を経て、6月に入り東海道新幹線の利用者数は対前年22%まで戻したが、「首都圏との往来は慎重に」という要請は継続し厳しい状況は続く。ようやく6月19日に移動制限が緩和され、全国での移動が自由になり、コロナ禍の出口も、かすかだが見えてきた。観光業の復興への歩みはこれからが本番となる。  考えてみれば感染症は新型コロナウイルスだけではない。コロナ禍の前より、国では換気に関する基準をさまざまな場所に設けており、換気の車両設計基準も定められている。日本で運行する全ての新幹線車両は、その基準を十分満たすということなので、ひとまず安心していいだろう。本論からそれるが、同じく窓の開かない飛行機も、機内の空気は約2~3分で外気と入れ替わるため、換気という意味では心配ないといわれている。Yahoo!ニュース 特設ページ蒸し暑い季節の「マスク」注意点は?これからの季節のマスクの注意点とは。選び方や熱中症予防についてご紹介。スカイラインGT-Rを超えるのに10年かかった!?  参考までにJALの発表によると、飛行機の利用者数も、6月中旬には対前年20%程度まで回復、東海道新幹線と同様の動きを見せている。今後は7月前半には対前年40%程度、後半は50%程度まで利用者が戻ると予測、運航率も7月中旬には50%強程度まで引き上げることを発表している。 緩和を受けて、新幹線で出張や観光へという人も、今後多くなることだろう。「やっと」という安堵とともに聞こえてくるのは、移動中のコロナウイルスへの不安の声だ。三密の中で、もっとも気になるのが「密閉」だ。「密集」「密接」は、ある程度、自衛で対策のしようもあるが、「密閉」は何ともしがたいケースが多い。 IDでもっと便利に現在 「大型連休には事態が落ち着き、営業できれば……」そんな観光事業者の切実な願いは届かず、ゴールデンウィークも外出自粛要請は継続。「ステイホーム」が合言葉になった。行楽目的の宿泊施設には休業要請ができる旨が各都道府県あてに通達され、例えば東海道新幹線沿線の京都でも、ホテルは休業、多くの店のシャッターは降ろされ、オーバーツーリズムが問題となったかつての賑わいが信じられないほどに、街から人影が消えた。