© 2020 山となでしこ All rights reserved. 昔は飲み物を持ち運ぶものといえば「水筒」でした。スタバから「タンブラー」が発売されて以来、日本でも一気にマイボトルを持つ文化が広がりました。最近では「目次マイボトルを語る上で、無視できない2つのキーワード。それは「これらの違いについて簡単に記載すると…主にステンレス製。いわゆる「魔防瓶」の構造を持ち、保温効果に優れています。主にガラス・プラスチック製。サーモマグより値は安いが、その分保温効果は低い。厳密な言葉の「定義」については、その捉え方がまちまちなようですが、例えば、象印やサーモスから発売されているのは「マグ」であり、スタバやタリーズで発売されているのは主に「タンブラー」です。(ただ、スタバからステンレス製のタンブラーも発売されていたりします。)まず、コーヒーを飲むならマグとタンブラーどちらが良いか?についてです。実際に両方使ってみて吟味しましたが、これは圧倒的に「ここで言うコーヒーはホットとアイスの両方を想定していますが、タンブラーの場合はアツアツを入れてもキンキンに冷えたものを入れても、ちょっと時間が経つとあっという間に「ぬるく」なってしまいます。スタバからは保温性の高いステンレス製タンブラーも出ていますが、蓋の部分がプラスチック性という事もあり、やはりマグに比べると保温性はやや劣ります。マグにも様々なものが出ていますが、特に人気が高いのはタイガーが出している「サハラマグ」とサーモスが出しているケータイマグの2つです。(追記:記事内の写真で紹介しているタイプは既に型番が古いため取り扱いがないので、現在でも購入できる新しいタイプの商品を紹介しています。) さて、本題の左:サハラマグ(200ml ) 右:サーモスマグ(350ml)経験上、美味しくコーヒーを飲むなら「実のところ「保温性」だけを取り上げて話をすれば、タイガーサハラマグの方が、その能力は高いです。タイガーサハラマグは蓋についても魔法瓶構造の一部のようになっていて、温度が逃げにくくなっています。熱い飲み物の場合は…冷たい飲み物の場合は…を保証しています。また、サハラマグは蓋をはずせばダイレクトに飲めるドリンクボトルで、「開封用蓋+本体」のみの構造なので、洗いやすさという点でも利点があります。(但し、飲み口の部分がステンレスなので飲みやすさの点ではやや劣ります。)マグを分解かつては私もこの保温性と洗いやすさに魅力を感じて、200mlタイプ、300mlタイプを共に購入して使っていました。しかしながら「コーヒーを美味しく飲む」という点について言及すると、このサハラマグには1つだけ無視できない欠点がありました。それは、サハラマグは本体はスーパークリーン加工なる汚れにくく、ニオイがつきにくい加工がなされているのですが、一方で、ゴムパッキン部分については、非常に飲み物の匂いがうつりやすくなっています。特に「コーヒー」を入れると匂いうつりは顕著で、洗っても洗っても、匂いがとれなくなってしまいます。サハラマグの場合、開封用の蓋自体にゴムパッキンが付いていることもあり、蓋を開ける際にどうしてもゴムパッキンの匂いが鼻先を通過してしまい、この点はとても気になっていまいした。そこで、サーモスのマグの350mlに変えてみたところ、この匂いの点が著しく改善されたのです。サーモスマグの場合は「開封用蓋+飲み口用蓋+本体」の3段構造になっていて、開封用蓋のごく一部分と、飲み口用蓋にゴムパッキンが付いています。もちろん、コーヒーを入れて使うとこの部分に多少の匂いはつきますが、我慢出来ないような変な匂いが付くことはありませんでした。3段構造になったので、手入れが今までより大変かな?と危惧していましたが、洗う際は他の物も合わせて一度に洗ってしまうので、この点については負荷が増えたとは全く感じませんでした。むしろ、口当たりのよい樹脂製の飲み口の恩恵の方が大きかったです。しかし1点注意としては、保温効果についてはサハラマグの方が高いです。サーモスの説明ページでは、上記のように説明が記載されていていて、6時間のケースではサハラマグと2°Cしか違いが無いようですが、私の体感としては、だいぶ違っています。6時間だとこの程度の差になるかもしれませんが、例えば、朝にアツアツのコーヒーをマグに入れてお昼に飲むとすると、個人的には、朝にアツアツを入れておけば昼は(やや、ぬるめではあるものの)適温の範囲内で飲めるので気に入って使っていますが、保温性を求める場合はサーモスよりサハラマグをおすすめします。また、コーヒー以外の匂い移りがしない飲み物を入れるのであれば、サハラマグは非常にオススメなマグです。実は、サーモスのマグは無印良品は実に多種多用な商品を扱っていますが、これら商品は全て無印で造っている訳ではなく、OEM(※)供給と言って、他社に製品を作ってもらって、それを無印良品のブランドとして発売しているのです。電子レンジや掃除機など無印良品で発売している家電製品も、このOEMで東芝やサンヨーが造っていたりします。無印良品のマグは2011年6月現在2タイプ出ています。(注:現在、商品タイプが変わりました。詳細は追記参照。)スリムタイプもなかなか良さそうで悩みましたが、最終的に私は「容量」と「見た目」と「洗いやすさ」で350mlタイプに決めました。飲み物入れにしてはそれなりの価格がする「マグ」ですが、コーヒーを外出先で週3日以上持ち出して飲んでいる!なんて方は、是非とも、最後に、関連記事のご紹介です。ネットで買える安くて美味しいコーヒー豆の情報は以下にランキング形式でまとめています。最近ではスーパーや量販店で買うよりも、ネット注文した方が圧倒的に安くて美味しいコーヒー豆が手に入ります。自宅で豆を挽いてコーヒーを飲んでいる方は、是非チェックしてみてください。ネットで買える安くて美味しいコーヒー豆ランキングその他、コーヒー関連の記事は以下でも書いています。よろしければ御覧ください。美味しい健康酵母ドリンク、アイスコーボンソイラテ!コーヒーは健康に良い飲み物?それとも悪い飲み物?追記です。(2014年2月)現在では無印良品から出ているマグの商品タイプがリニューアルされ、フタとボトルを自分で組み合わせて作れるタイプのマグが販売されています。ちょっと前までは、ネットストアでも、ふたとボトルそれぞれ3タイプずつ発売されていた記憶がありますが、現在は、350mlのボトルとコップタイプのフタしか取り扱いがないようです。店舗ではまだ販売されていると思いますが、他にも、手持ちフタなどのバリエーションがあります。個人的には、ぽてっとした感じの0.35Lタイプのフォルムがとても気に入っていたため、リニューアルされてしまったのはちょっと残念です。他にも、最近のコーヒーマグ事情を改めて調査してみたところ、サーモスからコーヒーメーカー、ケータイマグ、ペーパーフィルターが全てついて、価格も5000円程度。相場を考えると、非常にお得です。コーヒーマシンを持っていない人でマグを探していた人は、検討してみても良いかもしれません。また、私が最近よく使っているのが、自宅や会社に据え置きして、それぞれの場所で使っています。フタ付きのものと比較すると、どうしても保温性は落ちてしまいますが、それでも、通常のマグカップと比べるとコーヒーが冷めにくいです。ゴムパッキンの部分も無いためにおいの心配も皆無なので、よくコーヒーを飲まれる方には、非常にオススメです。追記です。(2016年5月)最近よく使っているコーヒーマグは「デミタ ウォールマグ」です。このマグは主に職場で使っています。保温性はそれほど高くありませんが、軽くて持ち運びがしやくとても気に入っています。デミタは、そのデザイン性の高さから最近注目されているブランドです。おそらくウォールマグが一番有名ですが、コーヒープレスも出してて、こちらも自宅&職場で愛用しています。コーヒープレスは茶葉で紅茶を出すようにコーヒーの粉からコーヒーを淹れる機械です。ドリップしか飲んだことが無い人は多いかもしれませんが、コーヒープレスのコーヒーはドリップとは違った味が出て、これまた美味しいので、コーヒー好きな方は一度は試してみることをオススメします。ハンドドリップと比較して、使い終わったコーヒープレスを洗うのは多少面倒ではありますが、淹れる時に限って言えばコーヒーの粉を入れて数分待つだけなので、ドリップよりも簡単です。また、コーヒープレスで淹れたコーヒーはドリップで淹れたコーヒーよりもコーヒーオイルがより抽出されるので、健康にも良いそうです。実は最近、以下の書籍を読んでから完全無欠コーヒーとは、一言で言うと「栄養価の高いバターコーヒー」です。もう少し詳しく説明してみると、自然の牧草だけを食べて育った牛からつくったバターとMCTオイル(ココナッツ由来のオイル)を、毒素の少ない新鮮なコーヒー豆をつかったコーヒーと混ぜて飲むコーヒーのことです。この完全無欠コーヒーは完全無欠コーヒーの話は、以下の記事で詳しく書いているので興味がある方は是非読んでみてください。完全無欠コーヒーを3年半飲み続けて確信した効果とおすすめの作り方この記事が気に入ったら最新記事をお届けします。 タイガー 水筒 200ml 直飲み ステンレス ミニ ボトル なめらか 飲み口 サハラ マグ 軽量 夢重力 パウダー グリーン MMP-J020-GP Tiger. 目次タイガー魔法瓶株式会社は、大阪に本社を置き、真空断熱技術など熱をコントロールする技術を強みに真空断熱容器、調理電気製品を世界各国に販売する日本のメーカーです。虎印(タイガー)の由来は、創業者の父が寅年生まれであったこと、創業当時は壊れやすいと思われていた魔法瓶のイメージを払拭するため、そして、アジアでは一番強い動物である虎からグローバルでも一番を目指すというという意味合いもあるのだとか。ちなみに、同じく大阪に本社を置く象印マホービンは、タイガーの「虎」に対して、アジアでは神聖な動物で温厚であるが虎すら倒す力を持つということから、1961年に社名を「象印マホービン」に変更したといわれているそうです。 学生の頃はガブガブ水分補給するので1リットル以上の水筒を持っていきましたが、社会人になったらそこまでのサイズは要りません。水筒も最近はポケットに入るくらい小さいサイズがありますが、コップ1杯200mlと考えると、200mlの水筒では物足りない。また、容量が多いとサイズも大きくなってしまい、持ち運びしにくくなります。仕事カバンに入るコンパクトなサイズ感も大事です。上記2点踏まえると、一年通して毎日使うものなので、水筒を頻繁に手で持つので、できるだけ軽いものが理想。カバンも重くしたくないです。300〜350mlなら150g以下を目安に。水筒も色々な飲み口がありますが、すぐ飲める直飲みタイプが便利です。雑菌が沸きにくい加工をしているか、コーヒーなどのニオイが付きにくいか、洗いやすいかなど衛生面もチェック。人に見られる水筒だからこそデザインもこだわりたい。社会人に合うようなシンプルで高級感のあるものがベスト。毎日使うものなので、壊れにくく長く使える耐久性のあるものを選びます。 毎日コーヒーを淹れて飲むのが日課のため、仕事にも持って行きやすいサイズのマグボトルを探して見つけたのが「タイガー魔法瓶のスピニング加工技術で作られた「夢重力ボトル」のため、従来品よりも軽量化に成功。 ふたをはずしてそのまま飲める「直飲みマグタイプ」。熱を逃がさない「真空層」があり、冬はホット、夏はアイスが楽しめる保温・保冷機能がそれぞれ6時間!口径が3.8cmで、四角い氷もちょうど入ります。 ステンレスの飲み口は衛生的で、マグカップのような口当たりがなめらかで優しいです。ボトル内面のステンレスには、なめらかで光沢のあるスーパークリーンプラス加工を施しています。汚れやニオイがつきにくく、水でさっと洗うだけでも清潔に保つことができます。 フタ、パッキン、本体の部品は3点のみ。洗いやすいので常に衛生的。丸洗いでき、洗浄後の水切れにも優れています本体の底部分はレーザー溶接して、サビにくくなっています。型落ちものなのでアマゾンで安く売られています。2000円くらい。色はブラック、グリーン、ピンク。 5月に購入して使用9カ月が経ちました。毎日ケトルでお湯を沸かして、コーヒー豆を挽いて、1杯分のコーヒーを入れて職場に持っていっています。夏は氷を入れてアイスコーヒー、冬はホットコーヒー。300mlというあまり水分を取らない自分にとってはちょうど良い容量に、圧倒的に軽い本体が他の水筒にはない使いやすさを提供してくれます。毎日コーヒーを淹れていますが、ニオイが残ることもなく洗いやすいのも良いです。コーヒーの味が変わることもありません。保温性はいうまでもなく高く、飲み口が角が丸く口当たりも優しいので飲みやすいです。9カ月間毎日使っていますが、耐久性に定評のあるタイガーの魔法瓶だけあって目立つ傷も付いていません。 口径が3.8cmと小さいため、私が使用しているHARIO V60を直接乗せてコーヒーを淹れることができません。コップにコーヒーを淹れてからボトルに移しています。最初は面倒でしたが、今は慣れました。ボトルサイズが小さいためしょうがないので、不満はないです。あとはこれも自分で用意すればいいだけなのですが、口径が小さいため、手が奥まで入らずスポンジで洗えません。洗剤を入れてフタを閉めてシャカシャカするだけで綺麗になるほどお手入れが楽なので、私は飲み口だけスポンジで丁寧に洗っています。衛生面が気になる方はボトル用の長いブラシを別途購入が必要です。もう一点挙げるとすると、フタを開けて飲むときに、勢いよくフタを傾けると水蒸気が水滴になったものなどパッキンに付いた水滴が落ちてきます。普通に開ければ問題はないので使いにくさは感じていません。これだけ機能的でシンプルなステンレスボトルが2000円なので本当にオススメです。