ステージ/4期; 治療法/外科手術(卵巣摘出)・化学療法 (抗がん剤)・緩和ケア; オーナーの“サンちゃん”さんは42歳で大腸がんと乳がんの宣告を受けました。
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サンちゃんの乳ガンと大腸ガンだってさ. 日本で年間10万人がかかるという大腸がん。大腸がんの転移で一番多いのが肝臓。ここでは、大腸から肝臓へがんが転移(ステージ4)した40代男性の闘病記を掲載しています。人工肛門や合併症の腹膜炎、抗がん剤…さまざまな治療を乗り切った男性に、話を聞きました。 人気ブログおすすめサイト「大腸がん」はここ数年患者数が急激な増加傾向にある“要注意がん”と言われています。2011年の統計では男性7万人、女性5万人の合計12万人が見つかっており、臓器別にみても男性は第4位、女性では第2位、総合で第2位(1位は胃がん)となっています。年齢別に見ると男女共40代後半から患者数が増加に転じ、50代以上になると急カーブを描いて罹患率が増えてきます。日本人の死亡原因の第1位は「がん」ですが、その中でも罹患率の高い「大腸がん」は転移や進行が速いということもあり、要注意の「がん」ですね。今回は大腸がんのブログを10選ご紹介します。オーナーの“サンちゃん”さんは42歳で大腸がんと乳がんの宣告を受けました。進行性の全身がんなので、手術は乳がんの治療のための卵巣摘出を実施し、その後は化学療法により経過観察していますが、肺と腰椎への転移も確認されたそうです。骨転移が確認された場合は多発性骨折が起こる可能性があるので、“サンちゃん”さんも「骨折予防のための手術(腰椎後方固定術)」を実施されています。乳がんの治療で卵巣摘出?と思う人もいるかもしれませんが、乳がんが起こりやすい乳腺は女性ホルモンによって働きが制御されているため、乳腺の活動を弱めるために性ホルモンを分泌する卵巣を摘出する手術が行われることもあるのです。“サンちゃん”さんのように同時期に二箇所の“がん”が見つかった患者さんのことを“ダブルキャンサー”と呼びます。ダブルキャンサーは原発巣があって、そこから転移した場合と、二つの原発巣がある場合とがあり、それによって治療方法が異なります。“サンちゃん”さんの場合どちらのタイプかはブログから知ることはできません。大腸がんに関しては化学療法で経過観察中とのこと。オーナーの“k”さんの病状はステージ4の『S状結腸がん+肝臓転移+リンパ節転移+卵巣転移』。全身転移性の進行性がんのため、手術は大腸切除術、肝臓切除術、卵巣摘出術と既に3回に及ぶ大手術を行なっています。ステージ4の大腸がんに対しては放射線治療も行われますが、既に他臓器転移している上に肝臓については放射線照射によるダメージも大きいので、現在は全身状態をチェックしながら化学療法でフォローアップ中です。腸は多くの血管やリンパ管と接続している臓器。したがって大腸がんを発症すると早い段階で他臓器転移を起こす危険性が高いので、早期発見が不可欠ですね。オーナーの“はるもち”さんは52歳の男性。2013年2月、大腸内視鏡検査で大腸(直腸)がんが発覚し、4月に開腹手術。6月には肝転移他の転移巣が見つかったため、現在は全身化学療法で経過観察中の患者さんです。大腸がんはステージ0〜4の五段階で評価されます。早期発見(ステージ0〜1)できた場合は内視鏡による腫瘍切除(ポリペクトミー)で寛解することもありますが、それ以上に進行すると開腹して、腸切除術+リンパ節郭清術を行います。また、転移や浸潤などの症例も多いため、手術後には化学療法を行い、ステージ4の場合には放射線療法を行うのが一般的です。ただし、“はるもち”さんのように多臓器転移が認められた場合、放射線治療は行わず抗がん剤による化学療法で様子を見ることもあります。オーナーの“なおる男”さんの病歴は以下の通り。2012年S状結腸がん治療後、2013年腹膜播種再発。2014年根治手術行うも6ヵ月後腹膜播種+胸膜播種再発。治療再開。今までこのまとめ記事で紹介してきた他の大腸がん患者さんも同様ですが、大腸がんは一度発病すると再発や転移のリスクが非常に高く、治療そのものが困難を極めることがよくわかります。“なおる男”さんも壮絶な病歴の持ち主ですが、ハンドルネームのように「きっと治る!」と信じて日々闘病生活を送っています。検査のデーターが詳細に記されているので、大腸がんを知るためのブログとしてもとても有益です。オーナーの“しずく”さんは、50歳を過ぎて発覚した大腸がん(大きかったそうです)に対し、大腸切除を行った後、術後イレウス(腸閉塞)を起こしたため、イレウス手術を受け、さらにその後肝転移が見つかり3度目の手術(肝臓部分切除)を受けたという、こちらもまた壮絶な病歴の持ち主です。3度に渡る手術にもかかわらず、その後残った肝臓と肺にも転移が見つかり、今は緩和ケアと代替療法を実践中とのこと。「代替療法」とは抗がん剤や放射線など副作用の強い化学療法に代えて、緩和ケアを中心に、漢方や食事療法などでじっくりとがんを寛解させていく試みです。効果は化学療法に比べると弱いのですが、精神的に明るく、タフな人なら副作用の弱いこちらの療法でも効果を発揮するケースも見受けられます。あくまで患者さん自身の免疫力に頼る部分が大きいので、導入するには主治医の他にセカンドオピニオンの存在が重要となります。こちらのブログは、大腸がんを患った本人の“よっし〜”さんではなく、奥さんが主にアップしています。医療費の事や家族の目線でがん患者さんと向き合う姿勢が垣間見れ、同じように大腸がんの患者さんを持つ家族の方にとっては非常に参考になるブログだと思います。「がん告知」をされると患者さん本人よりも家族の方が精神的なダメージを受けるという話しはよく聞きますが、“よっし〜”さんの奥さんはとても明るく、前向きに病気と向き合っているということが伝わってきます。「がん」の治療には高額な医療費がかかりますが、高額療養費制度のこともわかりやすく記載されているので「大腸がん」だけでなくいろいろながん患者さんとその家族の方にも見ていただきたいブログです。オーナーの“彩”さんは、2010年ステージ3の状態で「大腸がん」の手術を受け、2012年12月にS状結腸に再発し、現在は化学療法と緩和ケアを中心として闘病生活を送っています。再発したS状結腸がんは「腹膜播種」のため手術は不可能と診断されました。がん患者さんの多くが治療に専念するために、休業するか離職することを余儀なくされます。“彩”さんも2015年8月に退職を決意されました。がん患者が増加するに伴い、一旦離職したがん患者さんの再就職や生活保護などの福祉政策は社会問題となっています。がん保険の中には治療中の生活費として一時金を支給するタイプもあるので、がん保険を見直す際にはこうしたタイプを選ぶということも考えておく必要があります。2013年に「直腸がん」の告知を受けたオーナーの“いきてる”さん。それまで53年の人生で大病らしい病気はした事がなく、初めての大病が「がん」ということで告知からしばらくの間は精神的なダメージの大きさから「もぬけの殻」のようになっていたとはご本人の談。ブログを始めたきっかけは「自分を取り戻すため」だったそうです。不安や恐怖、わからない事だらけの治療法など、がん患者さんが直面する問題はとても大きいもの。そこで、“いきてる”さんのように「闘病において自分自身を保つため」としてブログを活用するのはとてもいいですね。平成26年まで、マスタースイマーとして選手生活を送っていたのはオーナーの“みぃ”さん。アスリートだった彼女に突然訪れたのが「ステージ4の大腸〜横行結腸にかけての広範囲のがん、並びに肝転移、リンパ節転移」というあまりに過酷な現実でした。強い痛みがあったわけではなく、ちょっとした違和感を感じ、競技やトレーニングに影響が出ないかどうかを調べてもらうという「軽い気持ち」で検査を受けた結果、見つかった末期がんです。このように「大腸がん」は強い腹痛を伴うと思われがちですが、実はそうでなありません。現在までの治療の流れは、「がん」との向き合い方は人それぞれ。多くの人は化学療法や免疫療法などの先進医療で積極的に「がん」と戦うという方法を選択します。もちろん、それは正しい選択です。しかしこのブログ主の“美月”さんのように、手術を受けた後は化学療法を行わず、食事療法や代替医療を中心とした「がんとの共存」を選ぶというのもまた、正しい選択でしょう。“美月”さんはステージ3aの横行結腸がんを2009年46歳の時に宣告されました。手術を受けてから5年、化学療法は行わずに現在も経過観察で5年生存を果たしています。彼女にとって「大腸がん」にかかった事は人生においてマイナスではなく、大きな気づきであったというのは精神が病気の進行に及ぼす影響を知る上においても、とても興味深いテーマであると思います。よく「人間の免疫機能の6割は腸に依存している」と言われるほど「腸」は重要な臓器です。しかしながら、大腸は肛門を通じて外気と接している臓器なので、ウィルスや雑菌などの影響を受けやすく、またストレスなどから、便秘や下痢などの機能異常を起こしやすい部位でもあります。「大腸がん」のもっとも特徴的な症状は「消化器症状」(下痢、血便、タール便、便秘)などですが、中でも大腸が癒着してしまう「イレウ(腸閉塞)」はかなり高い確率で合併する症状です。イレウスになると腸内ガスや便の排泄ができなくなり、全身状態が一気に悪化してしまう可能性もあるので、イレウスに対する再手術のケースが多くなるというのはここで紹介したブログから見ても明らかです。また、強い痛みや極度の消化器症状がなくても、発見時はすでに末期(ステージ3c〜4)というケースも珍しくない病気という点や、腸自体がストレスの影響を受けやすい臓器で、精神的な状態が治療に少なからず影響を及ぼすという点はおおいに注目すべきポイントだと思います。次の記事  
大腸癌ステージ4への昇格でした。5年生存率は18.8%。 余談ですが、肝臓転移なので肝臓癌なのかと思ったら、大腸癌の肝臓転移であって、肝臓癌ではない事を知りました。リンパ転移も悪性リンパ腫ではなくあくまで大腸癌のリンパ転移だそうです。 スポンサーリンク プロ野球の中日、日本ハムで活躍し、日本ハムの監督も務めた大島康徳氏。 2月7日、自身のブログで、大腸がんの治療をしていることを、告白しました。 ステージ4とのこと。どこに転移したのでしょうか?ステージ4の平均的な余命は、どのくらいでしょうか? 娘を小児がん(白血病)で失った数年後、妻が末期大腸がんだと発覚しました。そのときの状況、発覚までにいたった経緯を思い起こしながら残していきます。これを読んで、定期健診の大切さを知り、実際に検査に行って頂ければ僥倖です。末期大腸がん発覚まで妻