このご時世当たり前だけど……)」という困惑した表情をされてしまいました。それを主人に話すと……オフィスのコピー機って、だいたいはEPSON、Canon、富士ゼロックスだと思いますが、前の職場ではEPSONのノーマルなコピー機を使っていました。当たり前ですが、PC上で「印刷」をポチった分だけ、そのまま出力されます。しかし今回の職場のコピー機は、PC上で「印刷」を押しても出力されません。コピー機のディスプレイパネル上で、これで印刷失敗・ペーパーロスを防止。印刷設定が上手く行っていなかったり、両面印刷設定を忘れたり、印刷設定の失敗はよくあることです。だからこそ、印刷プレビューを再度コピー機で確認できることに感激しました。そして前職では上司に「裏紙使って印刷しろ」とさんざん言われていましたが、今の職場には裏紙に印刷する風習は一切ありません。前の会社では会議招集をメーリングリストで行うこともありましたが、支店内であれば紙の回覧板で出欠を確認することも少なくありませんでした。回覧板は出張の多い営業さんの机上で止まっていたり、整理整頓のできない社員が資料の間に挟んで紛失しちゃったり……それが大企業になると、出欠確認が幹事ソフトのようなものを介してメールで送られてくるのです。PC上で完結するのでもちろんペーパーレスです。機能によっては返事をくれない社員へのリマインドもかけられるようで、すごく便利ですね……。いまの会社は、昨年から部署によっては夜型傾向で残業も多いという事情もあり、全ての社員が必ず○時に出社というのが難しいからです。コアタイムが11〜15時で8時間勤務すればOKなのですが、前職では9〜18時のごく一般的な勤務体系で働いていた私は入社前、慣れないフレックスタイム制度にビビっていました。しかし、入社してから徐々に大きなメリットを感じ始めています。前職では、女性のバイオリズムに引きづられて朝が辛かったり、家を出る前に急な腹痛に襲われ電車を数本逃したり、遅刻が何回かありました。その都度1時間単位で遅刻分の給料が引かれ、常習化している人は数万円引かれている人もいました。今はそのような心配はありません。今は大体9:30〜18:30で勤務していますが、ラッシュピークの7:45〜8:45を避けるだけで、心身にかかるストレスがこんなにも違うんだと日々実感しています。新しい職場の社員は大多数が30〜40代。社長も50代で若いです。前の会社は役員が全員60歳を超えていて、68歳の役員がバリバリ現場で働いていました。当然、私たち若い社員への口出しも多く、過去の栄光を引き合いに「お前らもこれくらいやれ!」とパワハラじみた指導もしばしば……。会議資料を一度提出した際、社長から「文字が小さくて読めないから紙を大きくして!」と頼まれ、A4からA3に拡大して刷り直したり。またあるときは、複数のデザインから良いものを若手社員50名でピックアップしたにも関わらず、あっさりと社長の好みで変えられてしまう。そんな今はそんな心配が一切なく、 理論的に事を進めてくれる上司のおかげで、たくさんの気づきを与えてくれます。例えば会議の業績報告で「〇〇と〇〇が好調で、先週投入した施策に良い反応があったのだと思う」と担当者が誇らしげに報告しても、「いや、それは〇〇の市場トレンドが純粋に上がっているからでは?」とスパッと答えてくれます。実際によく調べてみると上司の言う通りだったのですが、今の考え方に満足せず多角的に考え、分かりやすく理論的な説明をしなくてはと感じました。 あと今の会社で気に入っているところは「以前の職場は、そこまで能力の無い中途社員がいきなり部長ポストに就くことが多く、社員から大きな反発がありました。そういう意識を排除するためにも“さん付け”は良いのだと感じます。こんな感じで入社1週間を経て少しずつ会社のことを知りながら、中小企業と大企業の間にあるさまざまな違いを体感してきました。もしみなさんが今の職場に違和感を感じているなら、迷わず一歩踏み出すことをおすすめします。最後に転職エージェントの話をします。今回の転職を成功に導いてくれたのは、おじさん10名で構成される小規模エージェントでした。きっかけは「あなたの職務経歴・経験を活かせる仕事があります。こんな求人なのですが、ご興味ありますか?」といった内容でした。すんなり興味をもったので、メールを受信したその日の昼すぎに「ぜひ明日お伺いして、求人票の詳細をお聞きしたいです」と返信したところ、急だったにも関わらず、明日という要望にも答えてくれて面談日がすぐに決まりました。実はこの担当者さんからの全てのメール返答が、スマホからの返信が多かったですが、それでも素早いお返事というのは気持ちが良く安心して頼めました。次の日面談に行ったところ、小さな雑居ビルのそこまで広くない部屋が事務所になっており、出てきた担当者さんは50歳半ばくらいのおじさんでした。エージェントの社員というと、30~40歳代のバリバリ働いているイメージしかなかったので拍子抜けしました。しかし面談を進めていくうちに「私が経験してきた仕事内容の幅広さ、古い体質の会社をあまり好まないこと等をすぐに理解し、今回の求人が経験から直結した仕事だという点を強く勧めてくれました。私自身もそう感じたので、カウンセリングは20分くらいで終わり、あとは翌々日、さっそく返事が来て「書類が通ったので一次面接です!」そして私自身、1日も早く働きたいと転職を急いでいたので、「このご縁をムダにはしたくない!」とその後は順調に一次・二次面接と進み、最終面接も合格して無事入社できました! 私のように低学歴かつ中小企業出身、さらに経験した仕事内容が多岐に渡っていて伝わりづらい人は、小規模エージェントは大手転職サイトを通じての紹介が多いので、まずはリクナビNEXTは同系列に転職エージェントサービス(リクルートエージェント)も持っているのでそちらを利用してもいいですし、プライベートオファー経由で他のサービスを使うもよし。面接は自分のがんばり次第ですが、そこに行き着くまでに無駄な時間を過ごしたり、何かを待たされるのは、仕事しながら転職活動を進めてる人にとってストレスの原因。早いレスポンスを期待できるエージェント・担当者を「客」として見極めながら、有意義な転職活動を行いましょう!以上、マクリンのヨメでした。※登録後もお金は一切かかりません。CATEGORY :2社以上(複数社)経験の職務経歴書の書き方を全部教えます中小企業(ブラック)の営業マンが、ホワイト企業に転職して苦労した3つのこと中小企業から大手企業に転職した僕がおすすめする転職エージェントBEST3大企業への転職をキャリアアップにつなげる心構えと会社選びのコツ【実録】SNSだけで転職できるのか?35歳以上の転職が成功する人に絶対必要な4つの条件次の記事 マクリンいや、俺なんてそんな、どこにでもいるただの東京在住の外資系サラリーマンが、仕事で自分の人生を豊かにしていくブログです。ガジェット・家電のレビューブログ「ご依頼・ご質問は、お気軽に 仕事で人生を豊かにしていくブログ © 2020 Makurin All rights reserved.