犬が人と幸せに暮らすために必要なしつけを専門家が伝授明日誰かに話したくなる犬にまつわる”あれこれ”ネタはこちら犬本来が持っている習性や、しぐさの意味など、画像と一緒に解説犬との暮らすための基本の飼い方を専門家が分かりやすく解説愛犬の健康・長生きのために病気のサインを見逃さないコツを伝授ブラッシング、爪切り、歯磨き、トリミングなどお手入れのコツを伝授飼い主さんにいつもくっついている犬と離れている犬では、気持ちにどのような違いがあるのでしょうか。今回は、犬が飼い主さんにぴったりくっつく理由と離れる理由を、かわいい画像とともにご紹介します!愛犬のニオイ対策としても取り入れたいお家シャンプー。シャンプーの好き嫌いは犬によって個体差がありますが、その嫌がる理由を把握しておけば対策も容易になります。その理由をもとに考案された、シャンプーをスムーズに行うための裏技を見ていきましょう。大好きな愛犬といつもそばにいられたら幸せですよね。ふだんから「愛犬と一緒のお布団で寝ている」という方もいるのではないでしょうか。今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、 飼い主さん400名に「夜寝るとき、あなたはいつも愛犬と一緒の布団(ベッド)で眠るか」どうか、アンケート調査を実施してみることに。少し変わったクセや習慣がある犬は意外と多いもの。しかし、なかにはケガや病気を招くおそれのある、危険なものもあるので注意してください。今回は、ケガや病気などにつながる、犬の少し変わったクセや習慣についてご紹介します。暑い時期になると、いつのまにか愛犬が床にはりついて『ペッタンコ』に!?今回は、そんな夏の“愛犬あるある”のひとつ『ペタンコ犬』を大特集!「いぬのきもち」2020年7月号と投稿写真ギャラリーより、かわいい&面白いペタンコ犬画像をご紹介します。いよいよ夏本番!水遊びが大好きな犬たちも多いようです。でも、水遊びに夢中になって肉球を擦りむくなどのケガには気をつけて!水遊び中のケガについて獣医師に話を聞いてきました。愛犬が足をケガしていることに早く気が付き対処することが大切です。みなさんは、お散歩やドッグランなどで他の犬と出会ったとき、「うちの愛犬と仲良くしてほしいな」と思いますか? 今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん400名に「ドッグランや散歩、動物病院など犬同士が出会う場所に行ったとき、『犬同士仲良くさせたい』と思っている人の思いに共感するか」どうか、アンケート調査をしてみることに。夏の暑さが年々増してきている近年では、エアコンは愛犬たちの生命を守るために欠かせないアイテムといっても過言ではないでしょう。愛犬が安全で快適に過ごせる環境を維持するためにも、積極的にエアコンを活用するためのポイントを解説します。夏に気を付けたい病気・トラブルは熱中症だけではありません。家の中や散歩中など、日常的に起きやすい病気・トラブルを中心に予防法や対策を解説しました。過去に実際に起こった犬がらみのトラブルと、それに対して裁判所から下された判決について解説します。同じような事件が起こった場合の参考になります。今回ご紹介するのは、東京地方裁判所で平成17年6月3日に判決が出た事例。散歩中にノーリードの大型犬が中型犬の背中に噛みつき、裁判に。 筋肉のコンディション(強さと柔らかさ)は、健康のバロメーターだといえます。 積極的に健康をつくる 「最近若い頃のようにはできなくなった」というお悩みを抱えている人もいますよね。人間の体力が衰え始めるのは一体いつからなのでしょうか。 年齢が上がると体力や筋肉が落ちていくのは仕方のないことだと思ってはいませんか?でも、そんなことはあり 犬と暮らす愛犬に健康で長生きしてもらうためには、今現在の年齢をどうとらえるかにかかってきます。飼い主さんにとっては、いつまでも子犬のようなかわいさがある愛犬ですが、いずれは加齢に伴う諸問題が起きることでしょう。そうした現実を見つめつつ、今以上に愛犬と楽しく暮らすためにも、犬の「老化」について考えたいですね。愛犬の年齢を人に換算すると、身近に感じられ、お世話のヒントに。シニア犬になると、外見にさまざまな変化が目立ち始めます。見た目や行動に出がちですので、注意深く観察したいですね。同時に、今からできる予防や対処法も解説します。まずは、「見た目」に表れる老化のサインから。鼻の表面が乾燥しやすくなります。以前はつややかな黒色だった鼻の色も全体的に薄くなることが。角質の新陳代謝が悪くなることが影響しています。長年蓄積された食べ物による色素沈着により、歯が黄ばんできます。口内を殺菌する役目がある唾液の分泌が減ることで歯石がつきやすくなり、口臭も強くなります。鼻や口、目のまわりから白髪が生えはじめ、しだいに全身で目立つように。毛色が薄くなることもあります。どちらも老化で、毛の色をつくる細胞の働きが弱まるためです。黒目部分が白く濁って見えるようになります。加齢とともに水晶体が変性して視力低下が起こる「白内障」と、水晶体の核が硬化しているだけで、視力は衰えない「核硬化症」などが原因です。年をとると運動量が落ち、寝る時間も増えます。筋肉量も減るので基礎代謝が低下。それでも若いころと同量の食事をとらせていると、太りやすくなります。代謝の低下や、皮膚の血流が悪くなることで、毛がパサパサとして抜けやすく、ツヤがなくなります。皮脂が減るので、毛の潤いもなくなります。老いとともに、犬は運動意欲が低下し、体の痛みにより運動量が減って全身の筋肉が徐々に落ちます。後ろ足を支える筋肉は変化が大きく、お尻が小さくなったように見えます。皮脂腺が詰まってしこりになる皮脂線腫や、皮膚の表面に飛び出す突起状の腫瘍(皮膚乳頭腫など)ができやすくなります。皮脂の減少や新陳代謝の低下で、肉球がカサつきます。弾力も弱まるため、出血もしやすくなります。歩行にクセがあると、力がかかる部分だけがタコのようにかたくなることもあります。年をとり、肥満気味になると、鼻やのどに脂肪がつき、声が低くなり、イビキがうるさくなるといった変化も。急なイビキは呼吸器の病気かもしれないので受診を皮膚の皮脂腺から分泌される皮脂やたんぱくが、体臭の原因。年をとって免疫力が落ちると、皮膚の常在菌への抵抗力が弱くなり、体臭が強くなる場合も。病気で体臭が強くなることもあるので、異変には早めに気づいて。次は、犬の「行動」に表れる老化のサインです。後ろ足の筋肉が衰えたり、年のせいで疲れやすくなって歩行のスピードが落ちてきます。なかには散歩が大好きだったのに、シニアになると散歩を好まなくなる犬も。筋力が衰えてくると、散歩時に段差を越えられなくなり、よくつまずくように。また、脳神経や平衡感覚の異常、関節痛で歩きにくくなっていることも考えられます。背後から愛犬の名前を呼んでも振り返らないように。周囲への関心が低くて反応しない可能性もあります。呼びかけた際に愛犬の耳が動かなければ、聴覚の衰えと考えられます。視力が衰えてくると、物にぶつかることが増えます。室内なら家具の角にクッション材を張ったり、愛犬のハウスまわりには物を置かないようにして。散歩中は周囲に十分注意を。膀胱にためられる尿の量が減ったり、歩行困難でトイレまで間に合わなかったりして、トイレの失敗が増えます。腎臓に問題があって尿の量が増えることも。意外に筋肉を使う、これらのポーズは、シニアになると難しくなります。立ち上がったり座ったりするのに時間がかかる犬も。シニアになると、好奇心が薄れて新しいおもちゃでも関心を示さなくなることが。体力の低下や体に痛みがあって反応を示さない恐れも。噛む力が衰えるなどが影響して、かたいものを嫌がるようになる、同じ食事を続けて食べないなど、食に関してわがままになる面も。愛犬が出している小さなサインを見落とさないよう、日ごろから注意深く観察しましょう。見た目には表れない病気のサインもあるので、小・中型犬なら7才、大型犬なら5才を過ぎてからは、少なくとも年2回以上は健康診断を受けるようにしましょう。シニア期、とくに小型犬は10才、中型犬は9才、大型犬は7才を過ぎるとかかりやすい病気は、なんといってもがんです。とくにかかりやすいがんの種類と、その他のシニア期にかかりやすい病気は次の通りです。がんのほか、気をつけなければいけないシニア特有の病気は何でしょうか?愛犬のさまざまなお手入れ、自宅で行っていますか? トリマーさんに任せっぱなしにしないで、飼い主さんが愛犬としっかり向き合うことで、体調変化にも気づきやすくなり、そのことが結局アンチエイジングにもつながります。愛犬の老化のスピードは想像するよりずっと速いものです。でもその年代ごとに適切なお世話をすることで、人と同様、健康寿命を伸ばすことにもつながります。愛犬が老いるとどんな変化が起こるのか、しっかり知っておけば、その対処もできるはず。老化は悪いことばかりでなく、飼い主さんとの絆がいっそう強くなるなど良い意味もたくさんありますから、できる限り「健康長寿犬」を目指したいですね。出典:いぬのきもち特別編集「愛犬のための健康長寿ガイド」(1)犬の病気大百科 (監修:藤田桂一先生)(2)体の健康ガイド(監修:佐々木彩子先生/二村陽子先生)