当社は1987年の会社発足以来、東京から名古屋、大阪を結び日本経済の大動脈輸送を担う東海道新幹線と、名古屋・静岡を中心とした地域に根差した在来線を運営しながら、各地区で鉄道事業と相乗効果の高い関連事業を展開してきました。 TOP INTERVIEW代表取締役社長金子 慎当社は1987年の会社発足以来、東京から名古屋、大阪を結び日本経済の大動脈輸送を担う東海道新幹線と、名古屋・静岡を中心とした地域に根差した在来線を運営しながら、各地区で鉄道事業と相乗効果の高い関連事業を展開してきました。この社会的使命を将来にわたって果たし続けていくため、当社では「三つの力」を高めていくことを大切にしています。JR東海の前身である国鉄の職場規律は乱れており、会社発足直後は、その是正が第一という状況でした。それが今では、自律的に仕事の進め方を進化させ、能力やサービスを向上させようという意欲が社内に満ちています。私は、JR東海が国鉄時代から大きく転換し、発展を遂げることができたのは、社員一人ひとりの能力の発揮、能力の向上が最大の原動力であったと考えており、私の経営観の原点ともいえます。社会に出て「働く」ということは、楽しいことばかりではありません。つらいこと、苦しいこともあるわけですが、そこで「支えとなる何か」を見出せるか、ということは、思いのほか、大切であるように感じています。それはある意味、「働く目的」に通じる部分であり、就職活動をされる皆さんには、ぜひとも自分にとっての「支えとなる何か」は何であるのか、しっかりと考えていただきたいと思います。JR東海の社員にとっては、日本を支えてきたという「誇り」と、今後も日本を支え続けるという「使命感」が、まさに「支えとなるもの」です。この支えがあるからこそ、次なる日本を創造するという高い目標や、超電導リニアによる中央新幹線計画のような新しいプロジェクトにチャレンジする活力が生まれてくるのだと思います。©Central Japan Railway Company. リニア工事の早期再開を求めてjr東海社長が静岡県知事と会談2020年6月26日、静岡県庁で川勝平太知事とjr東海の金子慎社長とのトップ会談が実現した。これは「全面公開」として地元テレビでも生放送され… JR東海の存在意義. 金子 慎 (かねこ しん、1955年8月29日 - )は、会社経営者、東海旅客鉄道(JR東海)第6代・代表取締役社長。富山県出身、東京大学法学部第2類(公法コース)卒 。 All Rights Reserved 山梨県のリニア実験線(将来の本線を兼ねる)トップ会談に臨む金子社長を案内する川勝知事2020年6月16日に開催された、静岡県知事(左から2番目。マスクをしている)と大画面に映る8市2町の首長らとのオンライン会議(川勝知事は一番上の左端)。ここで、JR東海の金子社長との会談開催が決まった 静岡県の川勝知事とJR東海の金子社長のトップ会談が行われました。2027年開業のカギとなるリニアの準備工事に応じるかどうかが焦点で、金子社長は準備工事がトンネル掘削にはつながらないと強調しました。静岡県庁に到着した金子社長を出迎えた川勝知事。