[…] 引用:犬の前庭疾患|原因と症状から診断と治療まで […] 倒れるなど)・旋回運動(首を捻るように傾け、クルクル回る症状)、そして眼振(眼が振るえる。左右に細かく動いたり、回転するなど)が確認できます。飼い犬の体調状態が急に悪くなって(横になったり、エサを吐き出したり)獣医に連れて行くと診断されるのが『突発性前頭疾患』。突発� 犬の脳腫瘍(のうしゅよう)とは、脳に腫瘍ができる病気で、もともと脳に腫瘍ができる「原発性」と他から腫瘍が転移する「続発性」があります。 発作や旋回、眼振、運動失調など、腫瘍の部位によって症状が異なります。 犬が人と幸せに暮らすために必要なしつけを専門家が伝授明日誰かに話したくなる犬にまつわる”あれこれ”ネタはこちら犬本来が持っている習性や、しぐさの意味など、画像と一緒に解説犬との暮らすための基本の飼い方を専門家が分かりやすく解説愛犬の健康・長生きのために病気のサインを見逃さないコツを伝授ブラッシング、爪切り、歯磨き、トリミングなどお手入れのコツを伝授愛犬のドッグフードを手作りしたいとお考えのかたも多いでしょう。そこで今回は、ドッグフードを手作りする前に知っておきたいことや、おすすめの食材、簡単レシピをご紹介。危険な食材やトッピングレシピもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。飼い主さんにいつもくっついている犬と離れている犬では、気持ちにどのような違いがあるのでしょうか。今回は、犬が飼い主さんにぴったりくっつく理由と離れる理由を、かわいい画像とともにご紹介します!愛犬のニオイ対策としても取り入れたいお家シャンプー。シャンプーの好き嫌いは犬によって個体差がありますが、その嫌がる理由を把握しておけば対策も容易になります。その理由をもとに考案された、シャンプーをスムーズに行うための裏技を見ていきましょう。大好きな愛犬といつもそばにいられたら幸せですよね。ふだんから「愛犬と一緒のお布団で寝ている」という方もいるのではないでしょうか。今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、 飼い主さん400名に「夜寝るとき、あなたはいつも愛犬と一緒の布団(ベッド)で眠るか」どうか、アンケート調査を実施してみることに。少し変わったクセや習慣がある犬は意外と多いもの。しかし、なかにはケガや病気を招くおそれのある、危険なものもあるので注意してください。今回は、ケガや病気などにつながる、犬の少し変わったクセや習慣についてご紹介します。暑い時期になると、いつのまにか愛犬が床にはりついて『ペッタンコ』に!?今回は、そんな夏の“愛犬あるある”のひとつ『ペタンコ犬』を大特集!「いぬのきもち」2020年7月号と投稿写真ギャラリーより、かわいい&面白いペタンコ犬画像をご紹介します。いよいよ夏本番!水遊びが大好きな犬たちも多いようです。でも、水遊びに夢中になって肉球を擦りむくなどのケガには気をつけて!水遊び中のケガについて獣医師に話を聞いてきました。愛犬が足をケガしていることに早く気が付き対処することが大切です。みなさんは、お散歩やドッグランなどで他の犬と出会ったとき、「うちの愛犬と仲良くしてほしいな」と思いますか? 今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん400名に「ドッグランや散歩、動物病院など犬同士が出会う場所に行ったとき、『犬同士仲良くさせたい』と思っている人の思いに共感するか」どうか、アンケート調査をしてみることに。夏の暑さが年々増してきている近年では、エアコンは愛犬たちの生命を守るために欠かせないアイテムといっても過言ではないでしょう。愛犬が安全で快適に過ごせる環境を維持するためにも、積極的にエアコンを活用するためのポイントを解説します。夏に気を付けたい病気・トラブルは熱中症だけではありません。家の中や散歩中など、日常的に起きやすい病気・トラブルを中心に予防法や対策を解説しました。 犬と暮らす犬の脳腫瘍は、発見が難しく治りにくい病気のため、犬の異変に気がついたら、初期症状のうちに動物病院を受診することが大切です。今回は、愛犬が脳腫瘍と診断された時の治療方法や介護(ホームケア)についてご紹介します。犬の脳腫瘍は、主に髄膜腫、グリオーマ、脈絡叢乳頭腫などの「原発性脳腫瘍」と、ガンの転移による腫瘍や鼻腔、頭蓋骨などの脳に隣接する組織から発生した腫瘍が、脳に障害をもたらす「続発性脳腫瘍」があります。犬の脳腫瘍は、10万頭に約14頭発生するといわれており、珍しい病気ではありませんが、人間と同様に、自覚症状はほとんどなく、早期に発見することは困難といわれています。愛犬の今までと違うおかしな行動で異常に気がつくことが多いです。犬の脳腫瘍の臨床症状は、けいれん発作が最も多いですが、中には目立った症状もなく、元気消失だけしか認められない場合もあります。脳神経に関わる病気はさまざまな症状がみられるので、脳腫瘍の可能性にかかわらず、けいれん発作が認められた場合には、獣医師に相談しましょう。犬の症状や病状の経過から、脳腫瘍の可能性があると診断されることもありますが、状態によっては、全身麻酔下でMRI、CT、脳脊髄液検査を行い、MRI画像やCT画像の画像診断を行うことが多いです。血液検査では脳腫瘍の診断はできません。脳腫瘍でなくても、低血糖や肝臓の問題、脳炎や脳梗塞、原因不明のてんかん、ジステンパー感染、中毒などで、脳腫瘍と似た様な症状が認められることがあります。犬の脳腫瘍の症状は、けいれん発作だけではなくさまざまな症状があり、進行していく傾向があります。脳腫瘍と診断された時に大切なことは、必ず獣医師や動物病院と密に連絡をとることです。急なけいれん発作が起きた場合の対処法や緊急の場合の連絡先など、予測される事態に対応できるように獣医師とよく話し合っておきましょう。脳腫瘍が進行すると、腫瘍が発生した部位や進行度により症状は異なりますが、けいれん発作が重症化したり、視力喪失や性格の変化、行動変化、徘徊、旋回、神経障害なども認められることがあります。脳腫瘍は、適切な診断が必要な病気です。犬の脳腫瘍の予防法はありません。もし、脳腫瘍と診断された場合は、まず治療の選択肢や予後などについてしっかりと説明を受け、治療をしなかったらどうなるのかという場合についても話し合っておいた方がよいでしょう。どうしたら愛犬にとって良い選択肢となるのかをしっかり家族で話し合いましょう。犬の脳腫瘍の治療方法は、投薬に加えて外科手術、抗ガン剤の投与、放射線治療といった「積極的な治療」と投薬によって症状を抑えながら、自宅で愛犬の介護をする「保存療法(緩和ケア)」があります。脳腫瘍の中でも、犬の髄膜腫は、早期に発見でき、外科手術を行って腫瘍を切除することで、日常の生活を維持させることができるケースもあります。しかし、多くの脳腫瘍は、手術自体が難しいことに加え、合併症などのリスクが高く、実際には手術ができないことが多いです。脳腫瘍を取り除く手術ができないケースには、延命を目的とした放射線治療もあります。放射線を局所的に腫瘍に照射する治療になりますが、毎回全身麻酔下で行うことと、照射後に治療を行なった部分に脱毛が起こること、皮膚炎などの副作用も起こります。治療には、愛犬への負担や高額な治療費用などについても獣医師との確認が必要です。脳腫瘍の種類によっては、化学療法(抗がん剤治療)を行い、効果が認められるケースもあります。ただし、抗がん剤を使用した治療は、血液脳関門により脳に薬剤が浸透しにくく、効果が得られない上に、副作用が認められることも多く、犬の体力などから考え、治療方法が適しているのかを、獣医師と話し合う必要があります。脳腫瘍の治療には、積極的な治療を行わずに、お家でゆっくり過ごす「保存療法(緩和ケア)」を選ぶ方法もあります。投薬をしながら愛犬の生活の質(QOL)を保って、最期の時まで余命を過ごす治療となりますが、病状が進行すると自宅での介護が必要となります。脳腫瘍の犬の介護を行う場合には、症状が進行すると、家の中で高い頻度で痙攣発作を起こすことも想定されます。愛犬が脳腫瘍と診断されたら、気をつけることは、痙攣発作が起きたときに、愛犬が室内の障害物にぶつかったり、階段から転落をしないように気をつける必要があります。犬の脳腫瘍は、進行性のため、早期に発見し、治療を開始する必要がありますが、症状もわかりにくいので、飼い主さんの気が付いた時でさえ症状が進行している可能性が高いです。監修:いぬのきもち獣医師相談室