IFAもIFPAも民間団体です。イギリスには非常に多数のアロマテラピー関連団体があり、日本以上に混沌とした状態です。そこで、その状態を改善し統一化しようということで、IFAを含む著名な団体が寄り集まって、IFPAという新たな団体を作りました。ところが集まった団体のうち一番大きなIFAとの折り合いがつかず、完全な合併には至らずにIFAは依然として存続しているというのが現状のようです。各スクールの状況はスクール毎のレベルの差が大きいのが実情です。それは日本の団体でも同様ですが、イギリスは更に差が大きいようです。ですから、団体の違いの考慮も必要ですが、入校希望のスクールの状況を自分の希望に合うかどうかをしっかりと確かめた方が良いでしょうね。目的は人それぞれ違うので、人の評判だけでなく、実際に自分で確かめる必要があります。例えば、しっかりと勉強したい人は講座や実習の時間数が多い方が良いでしょうし、手っ取り早く資格をとりたい人は講座の時間が短くて受験勉強主体のスクールの方がありがたいでしょう。IFAとは、International Federation of Aromatherapistsの略で、世界で最古のアロマセラピストの団体で、日本語では国際アロマセラピスト連盟という非営利団体です。IFAは1985年に設立され、その後、創設メンバーの一部がRQA(Registered Qualified Aromatherapists)、ISPA(International Specialized Professional Aromatherapists)という団体を作って独立しましたが、2003年にIFPA(Internatinal Federation of Professional Aromatherapists)として、RQAとISPAと英国IFAの一部のメンバーで再度統合しました。IFAの受講科目にはベーシックボディマッサージ(スウィーディッシュマッサージ)が入っていますが、ISPAでは科目に含まれていません。IFAでは、基礎の手技を一通り勉強し、筋肉への働きかけやトリートメントのベースとなる手技を勉強したのちにアロマセラピーの実技を勉強することが重要だと考えています。どちらが通用するかといえば、どちらも通用すると言わざるを得ません。日本の場合、サロンで「IFAまたはIFPAの有資格者」と併記して募集していることが多く、IFAでないとだめ、あるいはIFPAでないとだめということは特にありません。ただし、スクールに関しては、歴史が古い分、IFA資格を取得できるスクールが多いのが事実です。最初の引用にもあるとおり、どちらの資格であるかということより、どのスクールで学ぶかということが大きいと思います。なお、IFAもIFPAも、どちらもAC(Aromatherapy Council)に加盟しています。Aromatherapy Council (旧Aromatherapy Consortium)設立当初は、全アロマセラピストが登録し、国家資格への引き上げなど、アロマセラピストの地位の向上のために多くのアロマ団体が協力する方向であったのが、様々な団体の介入などにより、現在も話し合いは続けられているものの、やや政治的な問題を含んできており、どちらかというと、アロマセラピスト達のためというより、アロマセラピーを受ける一般の人たちの安全により重点を置く方向になりつつある。IFAは定期ミーティングに参加しており、当初の目的のために今も尽力している。ちなみに、私自身はAEAJのアロマテラピーインストラクター資格を取得するために、ライブラ香りの学校に通いました。STEP2まで受講したのですが、この先、STEP4まで受講すると、IFAの受験要項を満たすことになります。このように、どのスクールで学びたいかということを優先させて考えれば、受講する資格も決まってくると思います。どっちも世界的に通用しません。資格というのはせいぜい国家レベルの物です。コメントはまだありませんこれ以上回答リクエストを送信することはできません。ログインして回答する IFAはまた、慈善団体として英国政府より認可された非営利団体になります。 IFPA(International Federation of Professional Aromatherapists): IFAを含む著名な団体が寄り集まって作られた団体です。 2016.01.26前回のブログで、 他に、ITECという資格もありますが、こちらは試験機構であり、アロマセラピーの協会ではありませんので、ここでは、2つのアロマセラピー協会について説明しますね。 名前のソックリなのには、理由があるのです。 かつて、イギリスには、ISPA、IFA、RQAという3つの大きなプロフェッショナル・アロマセラピスト協会と、小さなアロマセラピー団体が合わせて12もありました。 1991年に、それらの団体の上に立つ「Aromatherapy Organization Council (AOC)」が作られ、当時RQA会長であったガブリエル・モージェイ氏がAOC会長に就任しました。 そして、ガブリエル・モージェイ氏が「アロマセラピストが英国政府からサポートを得て、その地位を向上させるためには、アロマセラピーの協会を1つにする必要がある」と提案し、その提案にISPAとIFAのトップも同意しました。1999年~2001年にかけて、合併に向けて、ISPA、IFA、RQAの3者による話し合いが行われました。 ISPAは当時最も大きかった協会で、IFAはイギリスで最も古い協会で、RQAは、ガブリエル・モージェイやロバート・ティスランド等、イギリスのアロマセラピー界を代表するセラピストが所属する、大変活気のある協会でした。 3つの団体が、それぞれの良い所を活かし、 そして、「どこの団体がどこを吸収した」ということの無いよう、公平に、3つの協会から名前を取り、IFPA(International Federation of Professional Aromatherapists)命名し、会長は、3つの協会から一人ずつ出ることになりました(初代共同会長は、Linda Orton-Jay、 Ian Smith、Gabriel Mojayの3名)。 2002年4月25日、英国の国会上院(貴族院)にて行われたIFPAの設立式典の様子。 式典でスピーチをするガブリエル・モージェイ氏 (写真はガブリエル・モージェイ氏提供) しかし、「イギリス最大のアロマセラピー協会を創る」という目的は達成されたものの、「唯一の協会を創る」という目的は、果たされませんでした。 合併まで僅か数日という最終段階において、IFAの一部の人たちが緊急会議を招集。50人しか参加できなかった緊急会議(当時の会員は約1200人)で、僅か2票差でIFPAへの合併が否決されてしまったのです。会長と副会長、理事たちを含む約200名のメンバーはIFAを脱退し、IFPAに移動しましたが、IFAの組織はそのまま残ることになりました。そのまま、長い年月が経った今でも、IFPA、IFAという2つの協会が存在し続けているのです。 IFAは、その後、英国よりアジア方面で会員数を増やしているようですが、IFPAは、当初の目的通り、イギリスの大学でIFPA認定のアロマセラピー学科を設け、大学と共同でアロマセラピーに関する研究や調査を行い、補完療法士として様々な現場で活躍するアロマセラピストを多数輩出し続けています。 シャーリー・プライス氏、レン・プライス氏、ジェーンバックル氏など、イギリスのアロマセラピー史上に名を残す著名なアロマセラピストがIFPAのメンバーとなっており、様々な現場での臨床報告が行われるカンファレンスには、世界からイギリスの補完療法の現状を見ようと多くの方が訪れています。 臨床アロマセラピーの専門誌で化学データが満載の・ Copyright © 2013 IMSI Corporation.All rights reserved.※オンライン(ZOOM)対応も行なっています。※オンライン(ZOOM)対応も行なっています。Copyright © 2013 IMSI Corporation.All rights reserved.
ifpa(国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟) 概要 IFPAもまた、IFAと同じようにイギリスで設立された同国最大のアロマの協会は、世界最高峰の協会として認知されています。 そして、「どこの団体がどこを吸収した」ということの無いよう、公平に、3つの協会から名前を取り、IFPA(International Federation of Professional Aromatherapists)命名し、会長は、3つの協会から一人ずつ出ることになりました(初代共同会長は、Linda … IFAは1985年に設立され、その後、創設メンバーの一部がRQA(Registered Qualified Aromatherapists)、ISPA(International Specialized Professional Aromatherapists)という団体を作って独立しましたが、2003年にIFPA(Internatinal Federation of Professional Aromatherapists)として、RQAとISPAと英国IFAの一部のメンバーで再度統合しました。
アロマの資格・種類 今回はIFPA(The International Federation of Professional Aromatherapists)です。 IFPA(The International Federation of Professional Aromatherapists) IFPA(The International Federation of … ifaの存在を知りました。具体的にどのような会社の事なのでしょうか?特徴やメリットを踏まえて教えてください|金融業界を知り尽くしたifaナビが解説します。 ifaの定める教育基準に達し、認定試験に合格した者は、正会員として登録されます。 英国IFA認定セラピストが本物と言われる理由 国内のアロマセラピースクールの、プロのセラピストとしてのカリキュラムは何十時間(平均60〜90時間)。