「イタリア語を面白おかしく勉強したい」を 今回は「 第二外国語で「イタリア語」が学べるところが多くないことからもわかるでしょう。第二外国語といえば、「韓国語」「中国語」「フランス語」「ドイツ語」「スペイン語」などが主流ではないでしょうか。 ピザとか、サッカーとか、自動車とか、「イタリア」は我々日本人にとって馴染みがあるものであるにもかかわらず、 確かにイタリア語は使う機会が少なくて、就活にもあまり役立たないという印象がありますし、その通りかもしれません。ただよく考えてみると、一体どれくらいの人がそれに、仕事で使うとなると所詮第二外国語程度で勉強した言語はあまり使い物になりませんし、最近は、上で挙げた言語より、ベトナム語、インドネシア語、ビルマ語といったアジア圏の言語の方が需要が高いのではないでしょうか。 ということで、第二外国語といっても単位取得のため、または趣味程度で勉強している人が多いのではないかと勝手に思っております。だったら、 それでは、日本人がイタリア語を勉強するべき4つの理由を、できるだけ言語学的視点から挙げていきたいと思います。 最初にして、おそらく最大のメリットだと思います。イタリア語の発音の仕方は日本語の発音の仕方とよく似ています。これはイタリア語も日本語もことばが母音で終わる「開音節言語」であるということに由来します。これは英語と比べて考えてみれば明らかです。みなさんの大好きな「クリスマス」ということばを考えてみましょう。 [英語]christmas[日本語]クリスマス 英語の「クリスマス」は簡単にいってしまうと、「クリス」と「マス」で分かれていて、カタカナで書いてしまうとわかりにくいのですが、"christ"と"mas"の二つの部分に分かれています。そしてそのどちらも"t"と"s"という子音で終わっています。 一方の日本語の「クリスマス」は"ku"と"ri"と"su"と"ma"と"su"でできています。全ての部分に母音が入っていますね。このことばが子音で終わるか母音で終わるかというのは大変大きな違いです。日本人の英語の発音がうまくいかない理由はここにありますし、英語を話す人が日本人の「クリスマス」をうまく理解できない理由の一つもここにあります。さて、イタリア語はどうでしょうか。イタリア語で「クリスマス」は"natale"です。「ナターレ」と読みます。"na"、"ta"、"le"で全て母音で終わっていますよね。というわけで 発音はたいていの言語では実際の音を聞きながら反復練習をしなければなりませんが、日本人にとってはイタリア語は、日本語の直感に従ってそのまま発音すればいい言語で、かなり親しみやすいのです。 イタリア語にくみしやすい理由は、発音だけではありません。文法的な理由もあります。そのうちの一つが、 皆さんはおそらく英語を勉強したことがあると思いますが、英語の疑問形の作り方は複雑だと思ったことってありませんか。"You are a student"の疑問文は"Are you a student? 初級単語ゲーム. (マンマ・ミーア)」と叫びます。英語の「Oh my god!(オー・マイ・ゴッド)」と同じなんですが、アメリカやイギリスで困った時に「神様―!」と神に助けを求めるのが、イタリアだと「おかあさーん!」とママに助けを求めちゃうんですね!神さまよりお母さま♪( ´艸`)日本のティーンの女の子向けの雑誌に「ノンノ」ってありますが、あれは「non-no」なので関係ありません(笑)イタリアで「ノンノ」はおじいちゃんのことになります♪【おもしろイタリア語】じーじ:床屋に行ったんだが、気づいたか?コロコロちゃん:…? ちょっと!じーじ!今日泳いないよ!プールになんて行ってないってば~!!!2歳児まだ知らない単語が — イタリアのAyetta (@IrodoriAyetta) 我が家の3歳児は、日本のおばあちゃん(日本人ママのお母さん)のことを「ノンナちゃん」と呼んでます。母も「おばあちゃん」と呼ばれるより嬉しい♡と喜んで、ノンナちゃんで通っております。「ノンナちゃん」ってかわいいですよね♪イタリア語も英語と同じで、sorellaだけだと正確には「姉」か「妹」か区別がつきません。「姉」と明確にするには、sorella maggiore(ソレッラ マッジョーレ)と言うのが正しいのですが、英語でもあまり「姉」か「妹」かの区別を付けないこと多いですよね。イタリア語もそんな感じです。sorellaは、お姉ちゃんにも妹にも使える!と上記で説明しましたが、sorellina(ソレリーナ)も姉&妹どちらにも使えるのですが、どちらかと言うと「妹」として使います。お姉ちゃんも妹もどちらも小さい、例えば我が家のような3歳と0歳のような時は、お姉ちゃん(3歳)のこともsorellinaを使うこともよくあります♪[nlink url=”https://giapponeseitaliano.com/archives/20040″]イタリア語も英語と同じで、fratelloだけだと正確には「兄」か「弟」か区別がつきません。※英語のbrother(ブラザー)「兄」と明確にするには、fratello maggiore(フラテッロ マッジョーレ)と言うのが正しいのですが、英語でもあまり「兄」か「弟」かの区別を付けないこと多いですよね。イタリア語もそんな感じです。fratelloは、お兄ちゃんにも弟にも使える!と上記で説明しましたが、fratellino(フラテリーノ)も兄&弟どちらにも使えるのですが、どちらかと言うと「弟」として使います。お兄ちゃんも弟もどちらも小さい子供の場合は、お兄ちゃんのこともfratellinoを使うこともあります♪お父さんとお母さんをまとめた言い方「両親」は、日本語の「両親」同様に、イタリアでも小さな子供が使うことはあまりありません。ちょっと畏まった言い方、大人の言い方ですね。でも「genitori(ジェニトーリ)」ってイタリア語の響きは、なんだか親しみやすい感じで、堅苦しさを感じませんよね♪おじいちゃんとおばあちゃんをまとめた言い方ですが、日本語の「祖父母」と違って、イタリア語の「nonni(ノンニ)」は、小さな子供も使います。我が家の娘も、「ノンニ~!:おじいちゃーん!おばあーちゃーん!」と叫びながら、おじいちゃんとおばあちゃんが収穫をしている畑に向かって、いつも走って行きます。(笑)自分の子供(男)のことですね。使い方の感覚は、日本語の「息子」と同じです。小さな子供が自分のことを「僕は、彼の息子だよ」なんて言うことは…イタリアでもあまりないですねwでも自分が「息子」というカテゴリーだということは、保育園くらいで学びます。 figlioは単数形で、息子が一人のときに使います。息子が2人以上いると、i figli(イ・フィーリ)という複数形になります。 自分の子供(女)のことですね。使い方の感覚は、日本語の「娘」と同じです。小さな子供が自分のことを「私は、彼の娘よ」なんて言うことは…イタリアでもやっぱりありません!(笑)でも自分が「娘」というカテゴリーだということは、保育園くらいで学びます。 figliaは単数形で、娘が一人のときに使います。娘が2人以上いると、le figlie(レ・フィーリエ)という複数形になります。子供が、男の子と女の子がいる場合は、男性形のi figli(イ・フィーリ)を使いますよー。孫は男でも女でも、nipote(ニポーテ)なんです!!!でもっ!!!冠詞で男女を見分けるという斬新な手法を使います!( ´艸`)la nipote(ラ・ニポーテ):孫(女)il nipote(イル・ニポーテ):孫(男) 2人以上いると…複数形になっちゃいます。le nipoti(レ・ニポーティ):孫(女)i nipoti(イ・ニポーティ):孫(男) ネーミングとして使う場合は、冠詞とか気にせず「nipote(ニポーテ)」か「nipoti(ニポーティ)」にするのがいいですね♪「fratello(フラテッロ):兄/弟」の複数形なのです。fratelli(フラッテッリ)となると、なんだか急にシャキッとスマートな響きになりますよね! イタリア最高級の服用の生地メーカー『FRATELLI TALLIA DI DELFINO(フラテッリ・タリア・ディ・デルフィーノ)』の「FRATELLI(フラテッリ)」も「兄弟」のこと。家族の絆が強いイタリアでは、兄弟で小さく創業した会社やブランドが多いんです。こだわって良質な商品を提供し続けて、世界中で有名な大きな企業になったものも沢山あります。親から継いだ家業を兄弟で運営することになって、「●●兄弟」と社名を変更することもあるんですよ!例えば…FRATELLI SUZUKI(フラッテッリ・スズキ)って、「鈴木兄弟」てことなんですが、急にかっこよくなりますよね!イタリア語ナイスっ!!!ブランド名や社名にどうですか?「sorella(ソレッラ):姉/妹」の複数形です。sorelle(ソレッレ)も、「美人姉妹」って感じの上品な響きになりますね! 我が家の長女は、次女がお腹の中にいる頃、妹のことを「ソーレ」と呼んでいました。本人の説明によると、sorellina(ソレリーナ)の「sore(ソーレ)」と「太陽:sole(ソーレ)」から自分で創ったニックネームとのこと。朝、お腹の中の妹(sorellina)にも、太陽(sole)にも、「Buongiorno(ボンジョールノ):おはよう」するから!だそうです。そんな風に2つ以上の言葉を掛け合わせてみるのもいいですよね!☆ ☆ 「il la l’ lo」→ 「un una un’ uno」 の替え方は、以下のルールです。 il → un に替える la → una に替える l’ → un’ に替える lo → uno に替える ちょっと難しそうな説明をしてしまいましたが、よければ併せてご覧下さいませ♪[nlink url=”https://giapponeseitaliano.com/archives/16751″][nlink url=”https://giapponeseitaliano.com/archives/6283″][nlink url=”https://giapponeseitaliano.com/archives/6835″] 本ブログでは、独学でイタリア語を学びたい!という方は、まずはこちらからご覧下さい♪このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。子育て韓国でバイリンガル子育てをされている先輩ママのブログです。絵本の読み聞かせなどに力を入れていらっしゃいます!この単語帳の便利な使い方♪イタリア語→日本語、日本語→イタリア語 どち…