神戸大学経営学部の具体的な就職先について みなさんこんにちは、Trask 編集部です! 不定期で、編入した現役大学生と社会人の合格体験談記事を配信しています。第2回目の今回は、shingoさんの体験談です。二年間の挑戦を経て今年度に海外の短期大学から神戸大学経営学部の三年次に合格されました。Traskでは、経験者のみなさまのご厚意の元体験談記事を鋭意作成中です。ご協力いただける方は、目次私は今年の編入試験で神戸大学経営学部と同志社商学部に合格したshingoといいます。大学受験時にまだ学びたい内容が決まっていなかったので海外短大への留学を決めました。元々、海外にせよ日本にせよ4年制の大学には行く予定だったので、編入ありきで考えていました。また、海外の大学は費用が高額なのと興味を持った会計学の制度が異なることから日本の大学に決めました。まず、今に至るまで約2年かかりました。最初は2016年で神戸大学経営学部を受験しました。その時は海外短期大学在学中に一時帰国して受験し、toeic740の会計(簿記2級程度)選択で受験しました。しかし、結果は不合格でした。次の年は短期大学を卒業し、日本に帰国して経営学を独学して神戸大学経営学部と埼玉大学経済学部を受験しました。その時はtoeic915です。神戸大学は経営学を選択し、自分としてはよく解けたと思いました。また埼玉大学に関しては面接がボロボロでしたが、toeicでなんとかなるだろうと思っていました。ですが結果はどちらも不合格でした。編入は諦めようと思いましたが、結果に満足できず、今年が最後と思い再度挑戦することにしました。ですが今年仮にダメだった場合、来年から働くことになるため今年はTACの公認会計士講座を受講することにしました。編入試験のための勉強はこれしかしていません。toeicは昨年と同じものを利用しました。その結果、神戸大学経営学部と同志社商学部に合格しました。志望校選びに関しては、まず海外短大卒業でも認めてくれるところ。次に会計学が学べるところで選びました。情報収集は主にネットです。けれども海外からの編入はあまり情報がなかった気がします。専門科目はTACの会計士講座と参考書です。小論文は独学で、志望理由書は知人の元教授の方に指導してもらいました。TOEICは過去問を解いていました。会計学の理論は財務会計講義計算は簿記二級。できれば一級も。経営学なら公務員テキストがいいと思います。今年に関しては編入のための勉強はほとんどしておらず、会計士試験に向けて勉強していました。効率がいいかはわかりませんが、勉強はやりたいときにやるが長く続けるにはいいと思います。正直、試験には自信があったので早く緊張から解放されたいなと思っていました。神戸大学に関して、去年と今年で違うところは2つあります。1つは選択科目を会計にしたことです。会計は答えが決まっており、独学でも答えに確信を持てます。ですが経営学は書き方があるのか独学はきついのかなと思います。2つ目は志望理由書の添削です。去年はインターネットを元に独自で作成しましたが、今年は知り合いの元教授の方に添削をしてもらい作成しました。今になってはこれが大きかったのかなと思っています。そんな感じで約2年かかりました。海外大からの編入で難しいことは、情報収集と時間だと思います。情報収集は単純に数が少ないのが理由です。時間は短大での勉強と編入のための勉強の時期がかぶるなどあるので、あらかじめ管理していないと大変だと思います。良い点はいろんな経験ができることです。今までに回り道をしたからこそ、今本気になって勉強したいことが見つかり、それに努力できるのだと思います。編入はゴールではないので、まずは自分のための勉強を続けてください。良くも悪くも努力に見合った結果がついてきます。 shingoさんの体験談はいかがでしたでしょうか? 神戸大学の経営学部を志望する学生の方にとっては。ぜひ、ご参考にしてください。最後に、この記事を多くの編入を志望する方に届けてあげてください。ぜひ、 【編入学試験情報】2019年度 東京都市大学 文系学部【体験談】新潟大学経済学部、法政大学経営学部に合格! 上田さん編 大学・学部(学科)名のあとに留年率の%の数字を添えた。 〔50%オーバー〕 大阪・外国語67.8、東京外国語・国際社会65.7、東京外国語・言語文化64.5、神戸市外国語・外国語56.4、いわき明星・薬55.1、愛知県立・外国語54.3、金沢・国際(人間社会)52.0、第一薬科・薬51.8、東京神学・神50.0、鶴 … 神戸大学理学部>>神戸大学経営学部 29 : エリート街道さん :2019/03/21(木) 04:02:31.44 ID:lgbrqORX.net 残念ながら首都圏高校生からみた 神戸大学経営学部の卒業生278名の内、5名が大学院に進学する。就職者総数は259名であり、そのうち公務員になる者が11名であるので、民間企業就職者数は248名である。 2. 神戸大学経営学部の三年次編入に合格した学生の方からの体験談の寄稿です。経営学部への三年次編入を考えている方におすすめです。ぜひ、ご参考にしてみてください。 実は、神戸大学経営学部に対する評価は、関西と首都圏とではかなり差がある。神戸大学経営学部は旧三商大の流れを汲み、一橋大学の商学部がライバルである経営・商学系の名門校である。難易度においても、センター試験得点率82%、偏差値65程度が求められ、大阪大学経済学部とほとんど難易度は変わらないとも言われ、立地・環境も良いことから、関西での評価・人気度は非常に高い。他方、首都圏においては、神戸大学の場合「旧帝大」ではないということと、早慶より下というイメージが強く、せいぜい、横浜国大、千葉大、筑波大学と同じ位というイメージではないだろうか?なお、定員は260名、2019年入学生の場合は男女比率が約2:1と、男子比率が高くなっている。神戸大学経営学部の卒業生278名の内、5名が大学院に進学する。就職者総数は259名であり、そのうち公務員になる者が11名であるので、民間企業就職者数は248名である。神戸大学の就職先に関する情報開示は大変良く、京都大学と同様、1名でも卒業生が就職している企業については全て学部別に開示してくれている。神戸大学経営学部の就職先企業については、結構分散化されており、2名以上のところを以下抜粋してみた。それに加え、恣意的になってしまうが、いわゆる人気企業は就職者1名のところが多く、これらについても主な企業については抜粋してみた。 (出所:神戸大学HP 「2018年度 神戸医大学卒業者、修了者の就職・進学状況」より外資系金融キャリア研究所作成。2019/3卒業生対象)上記の通り、神戸大学経営学部の就職状況は概ね良好であり、希望すれば、ほぼ大手企業への就職は可能と思われる。特徴としては、まず監査法人への就職者が多いということが指摘できる。これは、神戸大学経営学部は伝統的に公認会計士試験に強いからであろう。また、三井住友銀行を始めとするメガバンク、大手証券会社、大手生損保にも例年一定数が就職している。そして、神戸大学経営学部の場合、旧三商大の伝統を汲んでいるため、商社への就職にも強い。例えば、2019/3卒業生については、上記のリストにある通り、住友商事3名、丸紅3名、伊藤忠1名、豊田通商1名という就職実績があり、就職者数が250名程度ということを考えると健闘していると言えよう。さらに、P&G、サントリー、日本IBM、トヨタ、アマゾンジャパン、日本銀行、日本政策投資銀行、アクセンチュア、アビームコンサルティング、リンクアンドモチベーション、シスコシステムズ、ビズリーチ、PLAN-Bなど、新旧の人気業種に非常に幅広い就職実績を有している。ローカル色については、旧地方帝大の経済系の学部よりも薄く、いわゆる人気企業への就職という点においては、神戸大学経営学部の方が良好と言えるだろう。課題があるとすれば、在京の有力大学との比較においてであろう。就職偏差値上位企業・就職人気ランキング上位企業に限ってという限定は付くが、超人気企業・超難関企業への就職者数や就職率について、一橋大学商学部と比較すると、かなりの差があると言わざるを得ない。<一橋大学商学部の就職と課題>まず、難易度トップの外銀・外コンという観点からは、一橋大学商学部からは少数ではあるが就職実績がある。また、国内系企業では最難関の総合商社についても、一橋大学商学部は存在感を示している。また、慶応大学商学部と比較しても、慶応大学商学部の就職内容は、一橋大学商学部と遜色ないので、ここと比べても、神戸大学経営学部の方が不利だと思われる。<慶應義塾大学商学部の就職と課題>そもそも、神戸大学経営学部の学生が、外銀・外コンを志望しているのかどうかはよくわからない。ただ、十分に理解した上で志望しないのであれば問題ないが、そもそも、情報が不十分だから志望しないというのであれば問題であろう。外コンといっても、MBB等の戦略系の場合には、採用人数が少なく、同じ大学であれば理系が優位なので、志望者が少ないのは理解できなくもない。しかし、近年大量採用を行っている総合系ファーム、例えば、アクセンチュア、デロイトトーマツ・コンサルティング、PwCコンサルティング、ベイカレント・コンサルティング、アビームコンサルティング、シグマクシスといったところには興味を示しても良さそうな気もする。キー局、電通、博報堂といった大手マスコミ関係は、どうしても東京が有利なので仕方が無いが、総合商社の場合は、住友商事、伊藤忠、丸紅という伝統的に神戸大学が強い企業があるので、人数的に合わせてコンスタントに10名くらい内定者を出したいところである。神戸大学経営学部の場合、個々の学生が希望して相応の準備をすれば、コンサルティング・ファーム、総合商社、大手マスコミ等から内定を得ることも可能であろう。そのためには、東京に出て行って、東大、一橋、早稲田、慶応といった大学の優秀層を知る必要がある。そのためには、費用も労力もかかり、大変ではあるが、地域的な不利さはいかんともしがたいので、ここは踏ん張るしかない。また、学校やOB会もサポートすべきであろう。この点、関西の有力大学で検討しているのが京都大学経済学部である。ここの就職内容は、東京のトップ大学の経済系の学部とほとんど変わらない。学生は、夜行バスとかを利用して東京での就活を行うといった努力をしているようだ。神戸大学経営学部の学生の場合、京都大学経済学部の知り合いがいる場合もあるだろうから、東京メインの就活をする友人を見つけて一緒に活動をするのもいいかも知れない。<京都大学経済学部の就職と課題>神戸大学経営学部の就職状況は全般的に良好と言える。関西に存在する分、他の地帝系の経済学部よりも就職力は高いと言えそうだが、反面、一橋や慶応などの東京の有力校と比較すると不利な点は否めない。外銀・外コン・総合商社、或いは、大手マスコミ等を狙うのであれば、情報を収集し東京に出向いていく他は無い。それは在京の有力校と比べると振りであるが、同じ関西の国立大学である京都大学経済学部の学生は対応できているようなので、参考になるのではないだろうか。