"だと、イギリス英語では「ノッタットー」と聞こえますが、アメリカ英語では「ノラロー」と聞こえます。アメリカ英語では、't'と母音がくっつくと、't'が'r'のような音になります。従って「ワラユドゥーイング?」のように聞こえるわけです。また、単語レベルでの違いもあります。例えば'garage'をイギリス英語では「ガレージ」、アメリカ英語では「ガラージ」と発音し、'vitamin'を前者では「ヴィタミン」、後者では「ヴァイタミン」と発音します。参考までに、一口にイギリス英語と言っても北部と南部では発音がかなり違ってきます。私の知っている友人にマンハッタン出身の人がいますが、彼は 'study'を「ストゥディ」と発音します。一般的に、私たちが言う「イギリス英語」はロンドン付近出身の人たちが話す英語を指します。アメリカ英語では、母音の間の"T"が"D"や"R"に変わって発音されることが多いです。カタカナで表すと、"party"が「パーリィー」になったり、"later"が「レーラー」や「レーダー」になったりします。イギリス英語では、このような場合も"T"を発音するので、「パーティー」や、「レーター」のようになります。イギリス英語の方が、カタカナに近い発音と言われることが多いのは、この"T"の発音が大きく影響しているのかもしれません。また、"cat"のように単語の終わりに"T"がある場合は、アメリカでもイギリスでも「キャッ」のような感じで、"T"を発音しないか、とても弱く発音することが多いです。"A"を「アー」とはっきり発音するイギリスでは、"can't"を「カーントゥ」や「カーン」と、発音します。アメリカ英語では、"can"と"can't"が、どちらも「キャン」になり、(単語の終わりの"T"を発音しないので)英語を聞きなれていない場合、違いを聞き分けるのが難しいことがあります。しかし、日本ではアメリカ式の発音を学ぶことが多いので、イギリス人が「カーントゥ」と、発音しているのを初めて聞いた場合、少し驚いてしまうかもしれません。"L"の発音は綺麗にできても、"R"は意識していないと、上手く発音できないことが多いかもしれません。しかし、イギリス英語の場合は、”R"で始まる単語や、母音の前の”R"を除き、”R"を発音しないことが多いです。"door"は「ドー」、"sir"は「サー」になるので、舌を巻かなくて良いのです。カタカナ表記の伸ばす音「ー」だと思って発音すれば、ほぼ問題ありません。最初はまず「通じる発音」を目指しましょう。イギリス英語はアメリカ英語に比べて、現在完了形(have + 過去分詞)を使う頻度が高いのが特徴です。アメリカでは過去形で言い表すようなことも、イギリスでは現在完了形を使って表現します。「持っている」と言いたいとき、アメリカ英語では「have」を使いますが、イギリス英語では現在完了形を使い「have got」で表現します。 空港での入国審査の場面を取り上げてみましょう。滞在目的や日数の他に、帰りの飛行機のチケットを持っているかどうか聞かれることがあります。「~を持っていますか?」と尋ねるときに、「Do you have ~ ?」という表現を使うのがアメリカ式。イギリスでは現在完了形を使って「Have you got ~ ?」と尋ねます。疑問文だけでなく肯定文でも「have」の代わりに「have got」を使います。もちろん「have」を使っても通じますので、それほど気にする必要はありませんが、相手から「Have you got ~ ?」と尋ねられたときにパニックにならないように知っておくと心強いでしょう。 イギリスで「チップス(chips)」といえば、棒状に切ったじゃがいものフライのこと。すなわち、私たちが「フライドポテト」と呼んでいるものを指します。 しかし前述したように、イギリスでは「クリスプス(crisps)」です。日本で普段耳にする英語のほとんどがアメリカ英語のため、いざイギリスに行ってみると「あれ?」と感じることが多々あります。国民的代表料理からして、すでに日本人がひっかかってしまうのです(笑)アメリカ英語との違いはたくさんあります。しかし、どちらか一方の英語を学べば、もう一方の英語を理解するのに、さほど困らないはずです。アメリカ英語とイギリス英語、違いに気がつけば英語学習も今よりもっと楽しく、奥深いものになります。ぜひ違いを楽しみながら英語を学んでくださいね。日本人は、地方から東京に引っ越した場合、共通語を話すようになることが多いですよね。しかしイギリス人の場合は、そうでない人が多いようで、ロンドン市内にいても色々な訛りを聞くことができます。有名なところでいうと、ポール・マッカトニーは今でもリバプール訛りの英語を話すんです。こう考えると、ネイティブでない私たちが英語を話す場合、日本語訛りがなかなか抜けなのは、当然と言えるかもしれませんね。初めから完璧な発音を目指すと、英語を話すのが苦痛になってしまうので、まずは相手に通じることを意識して、徐々にネイティブに近い発音を目指していきましょう。イギリス英語の発音をもっと詳しく学びたいあなたは、こちらの書籍がおすすめです。イギリス英語を聞いた時に「すごく聴きやすい」という人と「すごく聴きにくい」という意見に別れることが多いです。みなさんはイギリス英語はどうでしょうか?それぞれ一定以上聞いたことがないとなかなかく区別が付けにくいものです。アメリカ英語とイギリス英語をどちらも英語リスニングできるようになるためには、TOEICのリスニング問題で練習するのがおすすめです。TOEICリスニング問題はアメリカ、イギリスはもちろん、カナダとオーストラリアの4カ国の英語ネイティブがリスニング問題音声を担当しています。TOEICのリスニング問題で高得点ができれば、自然とアメリカとイギリス英語の違いについての理解も深まるでしょう。TOEICリスニング問題を多く解くときは、スタディサプリENGLISHがおすすめです。TOEIC® L&R TEST対策コース ベーシックプランアプリから2,000問を超える練習問題を解くことができるのでおすすめです。こちらの記事では、英語学習が効果的にできる英語のプロが厳選したおすすめアプリをまとめています。英会話の勉強をされる方におすすめです。英会話教室に通って短期間で英語を上達させたい方は、こちらの記事をご覧ください。 カナダの語学学校からのコミュニティカレッジ留学!Contentsカナダ英語はイギリス英語?アメリカ英語?実はどっちもなんです!私もカナダに来る前はカナダの発音はきれいで聞き取りやすいと聞いていました。アメリカ発音:トメェーィト(təméɪṭoʊ)アメリカ英語:キャント(kˈæːnt)Canadaも「キャナダ」と発音します。発音がアメリカと似ているならスペルも一緒でしょ?と思ったら、これはイギリス寄り。アメリカ英語:centerアメリカ英語:humorアメリカ英語:colorカナダではよく使われているけど他ではあまり使わない単語もあります。イギリス英語:looイギリス英語:fizzy drink日本:エレベーターイギリス:日/月/年ええええ????学校では「10 September, 2018」日/月/年と書いたら「September 10, 2018」月/日/年と直されたのですが、ビザの書類は「2019/06/30」年/月/日のようになっていて、学校の支払いの書類には「20/07/2018」日/月/年。レシートを確認するとほとんどが「月/日/年」になっています。イギリス:kg両方使いますが通常の量り売りは「lb」と書いてあり、ポンドの表記です。カナダ人はよく謝るというのは有名ですね。驚いたのがお店の通路でベビーカーのお母さんが「Sorry」と言って私の後ろを通ったので、大きなリュックをしょってる私も申し訳なく思って「Oh, Sorry」というとお母さんが「No, No, Sorry」とまたSorryの繰り返し。常に全てのカナダ人が謙虚でSorryばかり言ってるとは限らないのですが、Sorryという文化が根付いてる感じがしますね。カナダでは玄関は日本のように段差があるわけではなくラグマットを敷いていて、そこで靴を履き替えます。私は甘いものが大好きなのですが、甘すぎは苦手。。。私はアメリカのドラマや映画が大好きで、学校の先生に聞くと「どれでも大丈夫よ〜」と言われるけど混乱する。。。アカデミックライティング(IELTS、TOEFL、大学などの論文などのライティング)で使う言葉も多少違うらしく「In similar fasion, 同じように」というつなぎ言葉もイギリスでは使われるけどカナダではまず見ないようです。イギリス人の先生が「イギリスやアメリカは場所によってアクセントがすごく強いけどカナダはそういうのがあまりないから良かったね!」と言っていたけど、確かにネイティブでも聞き取りが難しいくらいアクセントが強かったら私なんて絶対聞き取れない。。。(カナダ人ホストマザー曰く、ケベックはフランス語のアクセント、北のほうも少しアクセントがあるようです。)そう思ったらふー、なかなか大変ですが、やれば身につくはず!何かを勉強中のみなさーん。がんばりましょうね!アラフォーからのカナダコミカレ留学!うちは(アメリカ)ソーダポップと言います。id:sebahava512このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。 「炭酸ジュース」 イギリス英語:fizzy drink アメリカ英語:soda カナダ英語:pop ※アメリカの一部の地域の人はpopというみたいですね。イギリスでも使う人もいるようですが、カナダではどこでもpopと … "と言いますが、アメリカ英語では"Talk of the devil. 効率よくスコアアップするためには、リーディングとリスニングが同時に勉強できるTOEIC対策アプリを利用するのがおすすめです。特に、TOEIC対策を本格的にしたい方にはリスニング・リーディングの講義動画、練習問題2,000問が利用できるスタディサプリENGLISH TOEIC対策コースをおすすめしています。詳細はこちらからご覧ください。 日本で普段耳にする英語のほとんどがアメリカ英語のため、いざイギリスに行ってみると「あれ?」と感じることが多々あります。1800年代に遡りますが、あるイギリスの詩人はこう書きました。皮肉ですが、とても端的にイギリス人の気持ちを代弁しています。イギリス人の中には、アメリカ人はEnglish(Englandで話される言葉English)ではなくAmerican(アメリカ語) を話すと言う人もいるくらいです。今回は旅行中に耳にするイギリスならではの言葉や表現を、アメリカ英語と対比させながらご紹介します。