小倉記念病院 経営企画部 企画広報課 小倉記念病院(以下、当院)での営業活動は私が所属している企画広報課ではなく、医療連携室(他院だと地域連携室や地域医療連携室などと呼ぶこともあります)が担当しています。 国立病院機構 小倉医療センター 内 科 一 般 呼 吸 器 内 科 肝 臓 病センター: 血 液 内 科 肝 臓 内 科 循 環 器 内 科 消化器病センター 血 液 内 科 消 化 器 内 科 糖 尿 病センター: 最新の治療が可能な血液疾患専門 … 地域医療連携室 地域連携 地域の病院や診療所との医療連携の窓口として、患者様にとってより良い環境で療養していただくために、また地域の医療機関から信用され、選ばれる病院となるために安心できる医療の提供・連携に努めています。 病院経営事例集は、実際の成功事例から医療経営・病院経営改善のノウハウを学ぶ、医療機関の経営層・医療従事者のための情報ポータルサイトです。営業に行く際はもちろん手ぶらで行くことはないと思いますが、デパートで売っているような菓子折りを買うのは勿体無いなと以前から思っていました。お渡ししたお菓子をあちらの先生や看護師さんが食べる時に「小倉記念病院がくれたお菓子は美味しいなぁ」とは絶対に思ってないですし、どこからもらったかなんて気にしていません。営業で同行した医師が最新治療を紹介できるように、iPadにClipboxをダウンロードして、Youtubeを再生できるようにしています。これで最新治療のアニメーション動画を再生すれば、イメージを共有しながら説明ができるので、少しは会話も弾むでしょう。最新医療機器のデモ品も持参して「現在はこんなに小さい医療機器で治療が進められるようになりました」と、普段は最新機器に触れる機会の少ないかかりつけ医の先生方にに触れてもらうことでも、会話のキャッチボールが弾むはずです。う~ん、悪くはないのですが形骸化しているというか、なんというか。先生方が互いに親しかったらいいのでしょうが、あまり面識がないと微妙な空気が流れがちです。小さい頃にしか会ったことがない従兄弟に会うあの空気です。私も口だけではいけないので、実際の営業活動に一緒に行ったことがあります。見ているとパターンが同じなんです。当院の営業担当者は1名です。年間に700施設ほど挨拶訪問しています。そのうち300施設は医師同伴で訪問しています。営業担当者は、ふたりのコミュニケーションが円滑に進むように準備することも重要でしょう。私たち事務方は医師を連れていく・紹介するなどの手はずは整えますが、最終的に身を削って対応するのは医師です。この病院を盛り立てていくためにと、先頭に立って進んでいく医師がいるからこそマーケティングがうまくいくのだと思います。そんな医師に甘えるのではなく、もっといいコミュニケーションを考えて、ディレクションするのが私の役割だと思っています。じゃあ、アプローチするべき病院はどこか!?という話になるとどうでしょう。みなさんの病院の営業活動ではどこに訪問していますか?? それでは、ブランディングのためには何が必要でしょうか。それは、①受け入れられる、②愛される、③ファンを作る―ことです。そして今回のテーマであるSNSが、ブランディングに利用できます。※リーチ数:投稿の表示対象者数。投稿はいいね!を付けた人などの友達にも表示されるSNS(Social Networking Service=ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、まさに字の如く、コミュニティーで使用されるものです。もちろんSNSでの情報発信は、SNSを利用している人にしか届きません。一方、利用している人は、本人が検索などしなくてもコミュニティー内の人や病院が情報を発信さえすれば、その情報には暴露されるわけです。つまり、SNS利用者はその病院を受け入れてくれやすい人たちだと言えます。オープンから6年程度経ちますが、フォロワー数は880名。昔は1投稿で5,000程度のリーチ(※)、100いいね!つけば1万人までリーチしていた時期もありましたが、現在のアベレージは700程度です。これは、投稿表示のアルゴリズム(仕組み)をFacebookが変えてしまったためです。病院経営事例集は、実際の成功事例から医療経営・病院経営改善のノウハウを学ぶ、医療機関の経営層・医療従事者のための情報ポータルサイトです。スパム対策のため、日本語が含まれない場合は投稿されません。ご注意ください。組織のブランディングは、生き残る上でとても大切な要素です。病院がブランド化されていると、どんなメリットがあるのでしょうか。 どっちも満遍なく薄く広く行くというパターンもあるとは思いますが、どちらが良いのでしょうか?? 小倉記念病院 経営企画部 企画広報課 小倉記念病院ではLINE、Facebook、InstagramのSNSを運用しています。 それぞれの狙いや運用方法について、病院広報実務担当者として感じていることや、気をつけていることをみなさんと共有できればと思います。 すごくザックリ言ってしまうと、「いつもご贔屓にしていただいている医療機関に行く」・「日頃、なかなか紹介いただけない医療機関に行く」に分かれるのではないでしょうか?? 病院名称: 社会医療法人 恒心会 恒心会おぐら病院: 開設者: 社会医療法人 恒心会 理事長 小倉 雅: 院 長: 小倉 修: 所在地 〒893-0023 鹿児島県鹿屋市笠之原町27番22号: 代表電話: 0994-44-7171: 代 … ビジネス書のベストセラーである、三枝匡さんの『戦略プロフェッショナル』には「営業マンが行きたがらないところに行くべき」という内容が書かれていました。営業マンというと、どこにでも訪問して売りまくるイメージもありますが、人間は楽な方に流れてしまう部分もありますから、営業マンだって行きたがらない客先が出てくる可能性はあるかと思います。イジメられるのが大好きで塩対応されることに喜びを感じてしまう方は別でしょうが(笑)。ただこの著書のセグメント手法は私もよく使いますし、それを営業で実践して「こうしたらうまくいった・失敗した」という話ができるようにしておきます。スパム対策のため、日本語が含まれない場合は投稿されません。ご注意ください。 医療連携室までお電話ください。 電話 : 093-921-8881(代表) (受付時間:月~金 祝祭日を除く 9時00分から16時30分)